闇の躍進

森林地帯に逃げ込んだ鶴帝国八十八剣聖序列八十二位『ナイフ』のソーラ

序列八十三位『ポールウェポン』のリーアム

序列八十四位『熊手』のジェンパ、 序列八十八位『含針』のアシュラは

何とか逃げようと画策していたが森林地帯を取り囲まれていた

辛うじて包囲が決まっていない所から逃げ出そうとしていたが・・・


「うん? お前達は鶴帝国の連中か?」

「こいつ等は鶴帝国八十八剣聖・・・しかも四人、 如何しますか?」

「楽勝だろ」


闇達と遭遇してしまったのだった。


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


ジェンパとリーアムは闇の危険を逸早く察知して聖剣【ポールウェポン】

聖剣【熊手】をそれぞれ構えて突撃した。


「はいはい」


闇は事も無げにスシブレードを射出して二人を殺害した。


「くっ!! 喰らいなさい!!」


含み針を放つアシュラ。

しかし事も無げに迎撃されて尚且つ顔にカルビを叩き込まれるアシュラ。


「ぐ・・・が・・・」


口から血を吐きながら見据えるアシュラ。


「降伏するなら命を助けてもやらんぞ」

「だ、 誰・・・が?」


アシュラの首が落ちた、 首を落したのはソーラだった。


「良いだろう、 アンタに着こうじゃないか

その代わりそれなりの地位を用意して貰おう」

「地位は用意して貰う物じゃなくて勝ち取る物だ、 スシの回し方は教えてやるから

自分で鍛え上げて見ろ」

「お、 おう・・・」


ソーラが仲間に加わった。

その後、 飛空艇の所に向かった闇達はシャリーラ13世達と共に

コメドコロセンターに戻って行ったのだった。


「いやはや、 鶴帝国八十八剣聖の一人を味方に引き入れられたのは大きいですよ」


シャリーラ13世が闇を称える。


「いやいや、 今回色々と大勢の人材を集められた

お前達の方でも色々集めているんだろう?」

「えぇ、 徴兵しています」

「ならば良し、 鍛え上げれば一国位は簡単に落とせる軍勢が出来上がるだろう」

「すると鶴帝国も落とせますかね?」

「楽勝だろう、 まぁ今すぐは攻め込まないが・・・」

「鶴帝国を落すに当たってソーラさんにも色々頑張って貰います」

「地位を得る為ならば努力は惜しまん」

「良くぞ言った、 ならばさっさとコメドコロセンターに戻って特訓だ

少なくても3ヶ月は地獄を見て貰うぞ」

「覚悟の上です」

「シャリーラ、 お前も鍛え直してやる」

「ありがたく頂きます」

「それでは行くぞ・・・世界を取りに!!」


こうして闇の野望が大幅に一歩前進したのだった。

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