先割れスプーンと美少女

自分が中学生の時お弁当の日と言うのがありました。お弁当の日は給食がなく生徒と保護者が家で協力してお弁当を作る日でした。

給食同様班を作りご飯を食べるのですがある日ある事実に気づきました。

自分の隣に座っている学年で1番可愛い女の子が何故かお弁当の日は必ず先割れスプーンを持ってきていて毎回それを使っていました。箸でなく先割れスプーンですwしかもスプーンでもフォークでもなく先割れスプーンですw

そして、しっかりと弁当箱とセットになっていて収納できるとかいう優れものw

今のご時世にそんなことがあるとか信じられない事実かもしれませんが事実ですw

しかも、一度とかじゃなくて毎回でしかも美少女が使ってるんですからおかしくてwその女の子の可愛い部分でもあるですけどねw

流石に毎回先割れスプーンってみんな箸使ってますから当然浮きますよねw

私はその子とは部活も一緒でそれなり話す仲だったのでいつもの疑問をぶつけてみたことがありました。「なんでいつもそれで食べてるの?」って。まあ、そんなこと聞いてくるやつなんていないだろうと彼女は思ってたんでしょう。そう言ったら吹かれましたw

自分がウケを狙いにいっての質問でもあるので掴みは良かったんですけどねw

まあ、近くの友達の男子とかからかったりして面白かったですねw友達が私の言ったことに対してこいつは赤ちゃんで箸をまともに使えないから先割れスプーン使ってるって言った時は扱い雑いなと思いましたねwそんなふうに自分はその女の子の先割れスプーンというより箸でなくスプーンを使っているという事実を馬鹿にしてました。正直、話すこともなかったのでネタにしてみただけで私は彼女が先割れスプーンを使ってること自体をどうとも思っていませんでした。もし、自分がいじったせいで心に傷を負わせていたとしたら遅いかもしれませんが今謝っておきます。すんませんでした!!!

それから1ヶ月も過ぎないそんなある日でした。またお弁当の日が来ました。そこであることが起きてしまいました。まさかの自分も弁当の中身の都合上でスプーンを持っていかないといけないことになってのですw弁当と一緒にスプーンを鞄の中に入れていた時は半分寝ぼけていたこともありその時は気づきませんでしたw

ですが、いざ食べるとなって用意したら自分の目の前にスプーンが現れましたwそれを見た自分はうわっやちゃったと思いました。前回箸で食べていないというだけであれだけ馬鹿にした自分がまさか今回スプーンを持ってくるなんて思いもしてませんでしたw案の定、彼女から指摘され笑われなんたもやってしまったなという自分はなんて愚かな人間なんだと後悔しましたw

本当にあの時スプーン持って来たことがバレて彼女からの攻撃を私はとんでもなく適当なことを言ってはぐらかしました。もうここら辺の詳しいことは覚えてませんがなんかはぐらかした気がする。もしくは、彼女は意外とマイペースでポジティブな面があったので「あ、今日は私とお揃いだね。やったね」みたいなことを言われて、ことなきを得た気がします。いや、美少女にそんなこと言われて少しテンションが上がった?なんか思い出してきたら後者だった気がしました。そんな感じの言葉をかけられて自分はこいつ可愛いなって改めて思ったような気がするw

ただこの件に関しては自分が情けないなとは感じた。貶した人物を慰めるなんてなんてあの女の子は優しいだ!と感心しましたw

彼女は内心、私に対して貶されたことに対してかなり嫌悪感があったのかもしれませんwだって私がスプーンが持って行った時のテンションの低さ半端なかったもんwマジでごめんなさい!もし、馬鹿にされたのめちゃくちゃ嫌だったらこれを読んでいてそのことの出来事を思い出したら私のところに連絡をください。あなたのところまで行って土下座して謝ります。SNSで拡散しても構いませんw

許してくださいw

そして、かの先割れスプーン意外でもかなり小馬鹿にしたことが沢山あります。それはあなたことが嫌いとかそういうのではなくて私にとってあなたの存在が他と違って「あ、こいついじりがいがあって扱いやすいな。こいつ、なんかいいわ」というかなりの好感をもって行動してしまったのです!なんか上の言葉だけだとあなたのことを私は便利な女のように扱っていますがそういうわけではありません。私の人生においてこのようなことを思って接することのできる人は私がこの人とは接しやすいと特別的に思っていた現れです。ある意味、こういう行動を私が取る人物は心を許している人ということでもあります。なので、嫌な意味で受け取らないでください!

そして、最後にこんなクソネタ見ていただいた皆様あざーす。ネタを使わせてくれた女の子ありがとーー。あんど、ごめんなさい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る