🌃夜更かしつきの🌃とわたし🌙*゚

ある夜のこと。。、


🌙*゚「ちょっと、ちょっと!もう日付変わったよ。そろそろ寝なきゃー」


🌃『んーあともう少しで、この本読み終わるから……』


🌙*゚「確かにねぇ、あと少しで結末わかるって時は止められないのはわかるけどさー」


🌃『でしょでしょ。ほら、集中して読んだ方が早く終わるしね。ちょっと待っててね』


⏰⏰⏰


🌙*゚「ねぇ、さすがに遅くなってきちゃったよ。大丈夫?……って、あれ?本読み終わってるみたいだけど?」


🌃『う、うん。あのさぁ、本面白かったから、つい他の人の感想が気になっちゃってね』


🌙*゚「まぁ……確かにねぇ、気持ちはわかるよ。この気になってた部分の解釈とか、みんなどう思ったのかなぁとかねぇ」


🌃『でしょでしょ。それに皆んなの考察がまた深いんだよー。そういう見方もあったのかぁ!ってね』


🌙*゚「うんうん、確かにねぇ(深く頷く)でも、程々にしなきゃ、明日(もう、今日だけど)きつくなっちゃうよ」


🌃『はーい!』


⏰⏰⏰


🌙*゚「ん?ちょっと、もう一時過ぎてるよ?まだ起きてるの?」


🌃『う、うん……それがさぁ、この本に出てくる、ほら、この絶版本、面白そうだと思わない?』


🌙*゚「おお!た、確かにね!これ、もう古書店でも扱ってないのかなぁ」


🌃『でしょでしょでしょ!!それでネットで検索して探してたんだよー、そしたら、ほら、此処に……』


🌙*゚「ふむふむ……あーでも高いなぁ(涙)」


🌃『だよね、でもでも、そしたらこっちの古書サイトでね……』


🌙*゚「ふーむ、少しヤケや若干の傷みアリだけど読むのに支障なし……おっ!この値段なら……」


🌃『でしょー!だからさぁ……』


こうしてまた、夜更けのネットサーフィンは懲りずに続くのでした。。。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る