49th 『アリスちゃんの格闘技講座 その2』

ミニコーナー

『アリスちゃんの格闘技講座』その2


***仮想空間にて***


アリス『弾が飛んできたら斬ります。』シュパッ


俺とエレナは唖然とする。


アリス『もう一度やりますよ。』


ダァン(銃声

『こう』

シュパッ


アリス『どうです?簡単でしょ?』


エレナ『そんなことできる訳ないでしょ!!』

俺「そうだそうだ!!」


アリス『はぁ。分かりました。』(ため息

アリス『まずは素振りをしましょう。朝となく夜となく。そう!体が刀と一体になるまで素振りするのです。』

(アリスは刀を見てウットリしている)


エレナ&俺「『ひ、ひえーーー』」


コツコツコツ、、、


アリスがおもむろにこちらに歩いてくる

俺「なんか怖いんですけど、、、」


カツッ。


アリスが眼前で足を止める。

アリスはニッコリ微笑んだ

フッ

(あ、死んだ)

シュパッ

アリスは腰の刀を抜刀すると俺の首元、髪の毛一本が通るかどうかのところにピタリととめた。


俺は走馬灯を見ていた。

亡くなったおばあちゃんとおじいちゃんが手を振っていた。

俺は突っ立ったまま白目を剥いた。


(アリスはニッコリ微笑んでいる)

『マスター、今度精度せいどのいいパーツ買ってくださいね♡』


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