ウォーター
だけどきみの眼窩から流れ出る水を飲みたいのだ
儚さの水
かなしみの味もよろこびの味もなく
少しの温度だけがある
きみの眼球を潰せば
そんな水ができるのだろうか
きみの身体の中
試験管に閉じ込められて
脈打つこれは水色
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