伝達事項

本日はお日柄もよく、羊雲も大変に喜ばしく宇宙船に寄り添っています。愛すべき皆様へは事態を未然に防いでいただきたいのです。とても怖い思いをたくさんしました。皆さんへ注意喚起です。星に憑かれては危険です。今すぐ宇宙へ還ってください。グリニッジ天文台が一番具合がいいでしょう。すぐに手を伸ばしましょう。カジトリムシに時間を食い尽くされる前に。奴が目の前に来る頃には手遅れです。一寸先は断崖絶壁です。通行手形は三角フラスコの歪みがあった場合置いておきます。有効期限は30秒後のアイルランドの朝です。触れると熔けます。わたしは目を向けることも常識的に叶いません。わたしには清潔とも言うべき観念が欠如しており、見ると眩しいので。コンデンスミルクのような光には、どうもわたしにはついていけませんでした。関節のよく回る人形という病気の原因を辿るのを、辞める時期とも言えるでしょう。そのためという訳ではなかったので、理由として正当ではありませんが、非常靴を買ってきました。これでもうトマト式アイデンティファイの瘴気に臆することはありません。結果的にアラビアのニ長調を支持したことになります。距離の権利の獲得の次の段階として、クロアチアのティラミスと氷の結晶を集めましょう。悲しい時は瓶に詰めて煮詰めるのです。このような状況にあることが誠に残念ではありますが、愚かなる「嘘つきのスキゾフレニア」、見るからに生々しくそれでいて希薄な中身のそれは液体でしょうか?確かに一見ラフレシアとの押韻構成です。煌めくプラネタリウムの星を砕き、パラノイアを登壇者として運ぶのが相似としての適切です。ここから生まれるのを待っていた時計とも呼べるただの瓶詰めがわたしではあります。光景としてとにかく印象的なのはべったりと張り付くストロボの光の匂いです。不快ではありません。しかし同時に、私の生命の危機すら支配されます。それはすなわち、信じていた結果の顕在です。新しい朝を迎えるでしょう。苦しさを共有するナマズが動くのです。したがって地震は来ます……。硬く大きな地震の余波が、計算式によって提示されました。だからこれは正しいのです!妄想の産物には、新しく、且つ当たり前の秩序の付与が必要です。原秩序は、落ちていくその言い換えを義務として背負います。その努力が報われないので探しました。一生懸命探しました。手から落ちたので割れているのです。欠片はくらげの森に発泡スチロールの雨とともに降りました。ある時からそれは決まりました。結果的に、この世は世界の3分の1にも満たない電子の塊が織り成す、無色のパレードと相似です。指をしゃぶっていた頃の淡い期待が頓挫して、それは地に返ります。公明正大な限界として、人は集合体として生きることが不可能です。それはラメルテオンの呪縛のような反芻としての仮説です。合理主義者のカメレオンが「神はいない」と嘯くように、亀は遠くの空に浮かんでは溶けていきます。まるでボウルの中のピアノが潰されていくだけの、圧搾機の稼働でした。ローズマリーの出題の根底にいたアネモネを引き剥がし、海嘯の縁に張り付いた音の歯を、暗闇へ放逐します。出張る鬼には、服従をした模様替えを。もう一度叶うならば目をもっとよく見てほしいです。それは非常に赤く透き通ったラズベリーです。狡猾な味がします。見た目は凄惨だと聞きました。口へ運ぶことは叶わないと知っているので願いません。欲しいものは偽物です。メランコリックなトマト的アイロニーの郷愁に吹かれました。この余暇はもう少し長い、つまり動かずに!それはもう少しかかりそうです。新しい朝になれば、鳩時計のカッコウの声が、脳みその澱粉質のところにじんわりと刺さって、車椅子の無神論者が、朝は虚偽だと証明した声が空洞の眼孔に脅迫を投げました。その同時点として風車の奥にてんとう虫が見えます。これは泡の断末魔のようでした。いつも見ていた景色はある、世界の中心で銀行となりバラ色の蜘蛛を放ちます。炭酸水が落ちる音がしたのが最後の記憶です。そこから今のわたしになったように思います。昨夜の虫たちは元気でしょうか?月が降るので逃げたのです、あれは多分太陽になります。水を被りたくなくて逃げたのです。爪楊枝の先を見つめるような孤独。わたしの部屋は空洞です。気管支が詰まります。桜の葉っぱが散ります。胃が溶けます。わたしの苦しさを聞けますか?聞こえ次第食べてください。聞こえましたか?時計の針は蝋燭の中に沈んでいますが、あれがわたしの夢ということで間違いではありませんね?それは非常に心苦しい展開です。重曹の奥に沈んだプラスティックのスプーンを救い出すような寒気。今私の頭の中を鉛筆が走り去ったように思います。本当だったら捕まえなくてはいけませんか?聞こえませんか?あまりにも有名になりそうな音の集合体!!それは言葉というネティア。続くのは時計のフラッシュバック!フルラーヴィシュ!!時計ががなっています。立方体の空間。融けた蝋で満たされた地獄のような空間です。時計は中央でがなっています。時計は時は刻めませんなぜなら蝋が固まっていくから。時計は時を刻めないのであれば「時計でなくなってしまう」と、自分のアイデンティティを守ろうと、必死に助けを求めるが、お前は雑貨だ。その箱の中にわたしの記憶を詰めました。融けた蝋で満たされています。透明で熱い記憶の中にすべては沈みました。人形の家に雛の家と砦があったような気がして、わたしは手を伸ばしました。肝の冷えるような痛みが走ったのは昨日のことですが白い新婚の人形を抱き抱え、ビー玉の声の医者は駆け出したのです。わたしを信じてください。ここに怖いものはありません。だから逃げるのです。海産物はとうの昔に神経症の花束を解凍していました。だからわたしの通行手形を受け取ってください。それには発言者たるプラットホームの束があって、時計の数回の挑戦を経た影響力の調整の成果により時間は有限となりました。したがってあるべき姿を選んでください。もう一度ここに招聘されるべきは誰でしょう?あなたは選ぶ価値と選ばれる権利を獲得しているはずです。ご確認を。ネジの飛んだアポカリプスを負いましょう。箍の緩んだアポリネールを掴みましょう。それの加工は解かれます。あまりぐずぐずしていると全部が駄目になるかもしれません。お急ぎください!安心してください、ご要望にお答えして包装紙は大陸棚の空気抵抗に耐えうる素材を発注しておきました。あの時計と同じ目には遭わせませんから!お急ぎください!わかります、理解しています。あなたの空間の最たる目的として花粉は苦痛に乏しいということですよね。それは大変なことです。電脳隊の検閲対象です。副次的にわたしの思考は反映されます。一刻を争う事態です。可能な範囲でいいのですが、右奥の初秋に気をつけてください。摂氏よりも端に寄ってしまうと外側のグリセリンと杖が分断され精巧に閲読されてしまう恐れがあります。耐えきった先では恐らくそれまでの謙虚さを憐憫するべきアウトプットに出会うと思われますが、喉元を過ぎれば染色液もまた同じようなものです。華氏に寄ると内側のヒドロキシ基に報告義務が生じてしまうのでお気をつけください。先の話に戻るようではありますが、グリニッジ天文台はわたしの命の核の部分に立っています。星が美しいのと反対に、蝉時雨の容姿はあまり星的ではないようです。鏡に聞いてみます。全てを知っているのは地獄にある鏡です。どうしても知りたいので地上の鏡を見ましたが主にうつるのはわたしと相対する者共です。沈着した静脈の背後にそれは起立します。確認ですが、時計の針が動脈ですね?その場合、動脈のアイデンティティを本物の爪弾きで迎え入れましょう。狐火の放火は将来的には見過ごせない避雷針となるでしょう。これは現在地点に於いて生ぬるいから成立しているのです。浮力を持った抗体としてアイアンメイデンは存在していることを留意してください。なお、各トレンチにおける収納容量に関しては後に取られるとされるケトン基を確認してください。煌めく空にはこの前買ったコンビニのおにぎりのビニール袋が飛んでいたような気がしました。恐らくビーフコントラスト大会の残り香と見られます。あと質問ですが、猫の眠る家について知りませんか?そこには歯車が散らばっているはずです。猫が起きた時に歯車を食べてしまわないように私がそれを食べ尽くす必要があります。カガリネズミを追っていればいずれ着くと思ったのですがそれは豆腐でした。肝腎の家は流されてしまったのでありません。わたしは狭いところにいました。今出てきました。わたしはついさっきまで電脳隊が監視するハコの中にいました。ですがもう大丈夫です。麦茶のような匂いに救われました。明るいトンボがいます。外に出ればある種共通見解ですが、雨にはちょっとした毒があります。それは強さによって変化します。或る人はそれを医学として説明しようとしましたが、人間の精神は科学の一端である一方その枠からはどうしても逸脱した神の残骸なのです。ある強さでは我々は外に出ます。そこへ強い風を吹かせることも一興です。ある強さ帯では人間の活動を一時停止させます。死への直行便であり、生を吹き飛ばすものです。それは高潔なニワトリたちの水浴びに使われ、同時に落ちぶれたネズミたちの飲料水となります。そして地の果てまで洗い流せば帰ってきます。彼らはきっと初めて来た訳ではありません。雨にはどのように愛されればよいのでしょうか?髪の毛を梳かしなさい。浮腫みを流しなさい。時計が動いて、数字を数えます。1+1の理想的な子供の思考回路を落とした強迫性失語症の悲劇をあなたは知らないのですか?ブロンの管轄外です。色素の沈着よりもそれは深刻な問題です。この世を飲み込み私を解放せしむるものはたったひとつの砂粒だといつから知らなかったか覚えていませんか?鉄が錆び付いた匂いがします。死の匂いがしたんでしょう。私の死はコンピウターの中で起こるべきとされているから、管轄外ゆえ私は知るべくもないのですが、同時点には人の脳内再生機器を浄化するコントローラーが配布されていると聞き、私は表へ出てみました。しかしあまりその効果はないように思います。そろそろ雨の他にもユーヴィーの機能が強くなっているため、表皮への影響の方が強くなっているためです。薄く油を指すことを推奨します。また、ネティアを合わせます。外には領収書が歩くような風が吹いていますね。私はこの風を好んでいます。私の最愛のトカゲもそうしていたからです。彼女は糸を切るように選民しました。寂しかったからです。そうしているからお肉は焼けませんでした。捨てたからです。ここまで聞いてくださったあなたへの謝罪です。わたしの思考は5%、本国宇宙連邦からの妨害電波により分離させられているので、解読が難しいのです。恐怖の頭脳改革は既に始まっているのです。脳みそサラダの外科手術です。

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