DIE DREIGROSCHENСТИХОТВОРЕНИЕ:)

蜜売家一門

脳蜜

https://youtu.be/QVsnWbE0_u0


起きた直後には鮮明な記憶として覚えている夢でも、時間が経ってだんだんと目が覚め頭が冴えていってしまえば徐々に完全に忘れていってしまうことは、この世界に産まれ落ちたばかりの頃には母親の胎内の音が記憶の中に鮮明に残っておりその音の類似品の力によって落ち着きを取り戻し眠りにつく幼子が、成長していくに従っていずれその音を忘れ去ることと似ていなくはないように思えます。

あたらしい環境にわたしが適応していくにつれ、あたらしくないわたしは死んでいくように思えます。

「『私の思考回路はしごくまともな思考回路である』と認識している故の行動は、おそらくあなたとはズレがある」

これを大発見だと認識しほとんど眠った状態で記録しておく思考回路を、果たして明日の私は理解するでしょうか。

ようこそ見えない地獄へ。

ようこそ覚えていない地獄へ。

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