第4話初討伐と初称号

《次に痛覚の設定をお願いします》

「痛覚はON痛みはもちろん120%で」

《了解しました。ホントによろしいでしょうか?

現実世界に多少のダメージを負う場合がありますが我々は責任を持てません。ホントによろしいですか?》


はい いいえ


うっ…マジかそれは考えてなかった…

だがこれはチャンピオン達との男同士の約束だ。


「はい、だ」

《了解しました。痛覚設定は120%です。

最後にスポーンする世界を選んでください》


●人間界

●魔界

●ランダム


「ランダム」

《了解しましたそれでは良い旅を行ってらっしゃい》


俺はまた白い光を見るような景色を見た。



目を開けた俺は驚いた。

そこには森があった木があり上を見れば太陽の眩しい青空が広がっていた。

俺は思いっきり息を吸い歩こうとしたその時周りにあった木々が倒れた。

俺はハッとして思い出した今そういや俺


「ドラゴンやん」




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




少しの間四足歩行に慣れてから。

俺は数分間考えて頭の中の情報を整えた。ここは魔界の森のひとつ闇の森らしい。なんて事を考えていると近くの木々が倒れた。

まるで、さっきの俺のように。

俺は急いで走って木が倒れる音がする方へ行ったけど居たのは狼を食べているプテラノドンのような奴だった。

そいつの頭の上に青色のバーの様なものと名前が書いてあった。

そいつの名前はワイバーン。一応亜竜だった為声をかけてみた。


「ハーイ」


小さく手を上げて言ってみた自分なりに可愛くしたつもりだ。

だが、ワイバーンは突然口から火を吹いた。


「これがブレスか」


足に当たってしまった


〈スキル<火耐性>獲得〉

「あっつ!なんだこれ!あちぃ!」


思ってたよりデカい声が出た。すると、ワイバーンは何故か怯みHPバーが半分位までみるみると減っていった。


〈スキル ウォークライを獲得しました。〉

「うおっマジか新スキルGET!の前にコイツ倒しておくか。」


俺は手を振り上げてとりあえず叩き潰した。

ワイバーンは肉塊となって消えた。やべグロ設定ONかよまぁいいや。とりあえず…


〈Lvが6にアップしたことにより☆SP10を獲得

続いてP60 SP25を獲得]

〈称号 【ワイバーン討伐者】を獲得〉

〈称号 【痛み過剰に摂取するもの】を獲得〉


称号?!掲示板でしか見てないが称号って強い敵キャラを倒すと手に入るって奴だよな?選んだ種族によっては最初から持ってる奴もいるしな。ってそれ俺か。てか、マジかーあいつ一応強い奴だったのか初めて知った。熱すぎて頭に入ってきてなかったけど火耐性も獲得しとるやんけ。



それより☆SPってのがわかんないし疲れたから一度休憩をしながら調べてみよう。





_________________________________________

Lv1(+6)

HP 300

STR 110

DEX 50

VIT 80

AGI 200

INT 30

MND 80

LUK 5

<スキル>

巨大化 縮小Lv.ー【固有スキル】

闇魔法Lv.MAX【固有】

飛行魔法Lv.MAX【固有】

身体強化Lv.1

再生Lv.1

newウォークライ

大声で相手を威嚇する少量のダメージと高確率のスタンが発生する。声量によってダメージ量変化。

new火耐性

火属性の被ダメージダウン

<称号>

【???龍の眷族】

効果なし。

【生まれながらの強者】

手に入る経験値が減少

【世界の敵】

あらゆる種族に対してカルマ値+20

【ワイバーン討伐者】

ワイバーンへの攻撃ダメージが5%アップ

【痛み過剰に摂取するもの】

耐性取得確率UP


SP10P60SP25JP0


☆SPはスペシャルポイントです。スペシャルポイントはスキルを取ったりジョブレベルを上げたりなんでも使えなおかつ普通のポイントの5倍の効果が得れます。主人公がこんなに☆SPが貰えたのかは理由があり闇の森のワイバーンの初討伐と被ダメ50以下だったからです。


Pポイントの略です。効果はステータスアップとスキルの購入です。ランダムは固定50ポイントです。普通はLv1アップ毎に5ポイントですが主人公のヴリトラはユニークモンスターなのでLvが上がりずらい為1レベルアップ毎のポイントが2倍です。

JPジョブポイントの略今の主人公とは無縁の物


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