拍手 016 百十話 「出揃う」の辺り
「菜々美ちゃん、ザハーさんと一緒に来たんだ」
「ゴーゼさんも一緒とか、言っていなかった?」
「過保護なおっさん連中だなあ」
「彼女、こっちじゃ成人してるんだけどね……」
「見た目が未成年っぽく見えるからじゃね?」
「ああ、日本人だから……」
「うん、純日本人だから……」
「「ここにも元日本人、いるんだけどねえ」」
「あれか? 見た目が全てか?」
「それは考えたくないわあ……あ、でもあんたも私も、既に自立しているからかね?」
「しょうがないよねー。私孤児だし、あんたも親早くに亡くしたし」
「ねー」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます