那岐
1
とたん、
「此処はアスレチックか忍者屋敷か? にしても、こんなに稚拙な仕掛けだと笑いしか出てこないな」
「ふん、落とし穴が目的じゃないわ。下僕、
「死ぬ気で止めなさい」
口角を上げて下僕に言った
その様子を何も言わずに眺めていた
「少々の痛めつけ程度で勘弁してやるかと思ったが、そうは行かなくなったか。貴様は中々醜いな」
碧の風はあっという間に紅い炎となって
だが、その本体には火は付いておらず、焼けた仮面の下から出てきたのは痩せこけた髑髏の様な顔。
「お、姉、様」
乾ききった口から出てきた言葉に
痩せこけた体を小さくして地面にうずくまりすすり泣く、
血の繋がりの無い弟であり、現在の母が連れてきた子供である。
パートで働いていた所を
だが、
何故なら特殊な能力が一片も無かったからだ。
少しは能力が目覚めるかと色々させてみたが全く能力が生まれることもなく、術を教えても使える術は無いうえに上達もしなかった。
生まれ持った物が無いのであるから当然の事なのだが、
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