来訪
1
朝早かったからか
ガラス戸をあけて中に入り、
「貴方、覚醒したのね、トモカヅキとして」
「あぁ、昨日な」
びくりと体を揺らすトモカヅキに変わって、
トモカヅキは少し
「大丈夫だ。そいつは見た目は
それでも少々警戒して上目づかいで自分を見てくるトモカヅキに「あら、可愛い」と
「意外ね、私の事覚えてないの?」
「覚えてないわけじゃない、ただトモカヅキとして覚醒してしまったから力に敏感なんだ。アヤカシモノなら当然だろう。己の存在を滅する可能性がある力を恐れるのは」
「そりゃそうね。覚醒したってことは例の話をここでしても大丈夫って事かしら?」
「あぁ、構わん」
店の上り框に腰かけてトモカヅキが入れてきたお茶をすすり、
「父親の方は問題なしよ。というより
「なんだ、あの程度でそれでは仕方がないな。だが、その分娘は中々元気じゃないか。トモカヅキもどうやら協力してくれるらしいからな、
「今日行くんですか?」
「出来るだけ早い方がいい。お前の話を聞く限り、
「楽しいパーティーになりそうね。そうそう、
「そうか、本当に腑抜けになったものだ」
「それじゃ、私は準備があるから帰るわね。あとで会いましょ」
トモカヅキは
「私を誰だと思っている? 神降しの
「まさか最高神を降ろすんですか?」
「お前が言う最高神がどの最高神かはしらないが、するもしないもそれは相手次第だろう? ただやんわりとやるつもりはない。この機会にぜひとも、一片たりとも一生この地に手出しをしようとする気持ちを持たぬようになってもらいたいからな」
いかにも何かを企んでいる笑顔を見せる
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