かぜかっこかり
泥飛行機
ウルトラマリン
散兵線に巻き込まれてバラバラになる肉体は
風になれるなんて嘘なことくらい知ってるさ本当は
(むしろ竜巻の一部となり
みんなのささやかな幸せを殺し
誰でもよかったと供述しそれらの
首を、絞めるか)
溺没のエンジン、崩れ落ちる風の色
散りぬる風のなごりには水なき空に波ぞ立ちける桜花
千年経っても命は消費され続ける
ただ ただ水が泣いている……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます