記憶力とチュートリアル
カナデは、草原にワープしていた。
「すっごーい!ひろーい!」と、はしゃいでいた。
10分程して落ち着きを取り戻すと、カナデが「こっちでいいのかな?」などと言いながら歩いていくと、一体のモンスターがいた。スライムだ。
「目の前のモンスターを見て下さい。」と聞こえてきた。カナデが視認すると、HPなどが見えた。
スライム
Lv.1
HP:20
STR:10
と、書いてある。「次に、モンスターを攻撃して下さい。」と、聞こえてきた。
カナデは、「こんな感じかな?」と、言いながら攻撃をした。すると、HPを1だけ残してスライムが耐えた。
「最後に、スライムの攻撃を避けて下さい。」と聞こえたので、「ムギュウ」と言いながら飛びかかってくるスライムの攻撃を避けると、自然に消滅した。次の瞬間、
「チュートリアルを終了致します。」と、聞こえてきた。
すると、目の前に転移の魔法陣が出現し、そこにカナデが入ると、大きな街に出た。
そこは、ビナーズという街で、様々な人が行き交っていた。どうやらこの街しか無いようだった。確かまた新たなエリアが解放されるらしい。
カナデが、「うわぁー!すっごーい!」と言って、立ち尽くしていたら、青い鎧に白の盾を背負った強そうな人が、「なぁ嬢ちゃん。初心者か?それならしびれ沼に行った方がいいぜ。あそこは、良いアイテムが落ちるらしいしなぁ。」と、教えてくれたので、「ありがとうございます!」と、カナデは言い、そこに向かう事にした。名前の通り、麻痺をさせてくる敵が多いが、経験値を多く落とし、レアなアイテムまで落とすというレアなモンスターが出現するということで、人気であった。
カナデは、そのしびれ沼に着くと、何か光っているものを見つけた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます