ざわ…ざわ…(水着サーヴァントが欲しい)
それにしても
なんなんだこの胸のざわめきは…!
…ぁあっ…! そうよ!
当てる…!俺は当てる!
ガチャって石ゼロならどうにもならなかったが
今の俺なら狙える…!!
キアラ!
ブリュンヒルデ!
イリヤ!
紫式部!
巴!
アビーも!
ぁああっ…くっそおっ!!
ガチャ欲「んふふふ…!わかるよマスター君」
!?
ガチャ欲「ボックスイベだろぉ?(周回用の石確保)考えることは一緒だぁ」
ぅえぇ?
ガチャ欲「わしも最初そうだったぁ…。
となりゃあ、こんなところ(水着ガチャ)で
(石を)使っちゃいられねぇえよなあ!
けど、無理はいけねえ!
無理は続かない。
ガチャを適度に回すことが長続きのコツさぁ」
トン(呼符をプレゼント)
はぁ?
ガチャ欲「わしのおごりだ。
マスター君の初夏ガチャのお祝いさ。
金はとらねえよ」
ぁ、ああぁあ、あっ…
うぅ、あぅ、う
(呼符を受け取る)
ひッ!?
キ ン キ ン に 冷 え て や が る !!! (?)
あぁあ!ありがてぇええ!!
1回召喚
ポン
くるくるくる
シュワーーーーーーん!!
ッくぅ~ぅうううああ!!涙が出るっ!!
☆ 3 礼 装 (夏礼装じゃない)
ッくはぁああああ!!
犯 罪 的 だ ァ 沼 す ぎ る ッ !!!
ガチャ禁の火照りと夏イベの熱気で息苦しい体に一か月ぶりのガチャ!!!
しみ込んできやがるッ!!からだにぃい!!!
溶 け そ う だ (石が)
マジ、ガチャの為なら課金だって…
あ…あぁあぁ…(呼符1回ガチャの儚さ)
うっしうっしうっしうっし…
ぇあ?
「うっし!20連でキアラが来てくれたぜ!」
「うっし、念願のイリヤゲット~♪」
「う~っし、今年の水着サーヴァントコンプ~」
「呼符ででました」
あぁあああ…あんな成果でガチャが回せたら…
うぁああ~…!くそぉぁあああ…!
クソっ、くそぉおおあああ!
しかし、回そうと思えば回せなくもない…
一か月の聖晶石が約30個(ログイン、ミッション)
6か月貯めれば180個
10連召喚の6回分に届く。
ってことは10連余分!(?)
余るってことだ!(あまらない)
その気になれば…
バ カ ! ダ メ だ !!
6か月でたったの180個だぞ?
使うのはよっぽど特別な時。
特別な日。
耐えろ…!耐えるんだッ!!
マスター、耐える!!必死に!!耐える!!!
ん だ が !!!
PU1「一段落ついたなぁ」
PU2「ああ…ん?」
………。
PU1「なに?なんなのマスター君?」
…だけ…
PU2「は?」
…じ、十連…
PU1「じゅうれん?十連ってそれガチャかい!?
ガチャ石30個を十連ってことかい!?」
…う、うん…
PU2「はい!マスター君ガチャ10連ご回転~!」
10連はいい…!
考えてみれば一か月は我慢した…。
今日は特別な日…!
PU1「はいどうぞ!冷えてるよ~!(ガチャ結果)
で~、追加は?」
はぁ?
PU1「せっかく回すんだよ~?
10連だけって味気ないってー!!
追加しようよ!もう10連だけでいいからさぁ~!」
出 現 確 立 U P !
ざ わ ざ わ
ざ わ ざ わ
…じゃあそこのPU2を呼符だけ…
ガチャ欲「ぷふふふ…!下手だなマスター君!」
あえ?
ガチャ欲「へたっぴさあ。
欲望の解放のさせ方がへた!
マスター君が本当に欲しいのはぁ~?
こ れ (☆5)
これを引いてほっくほくにしてさあ
編成に加えて一戦やりたい…だろ?」
うぐ…
ガチャ欲「だけどそれはあまりに石がかかるから
こっちのしょぼい呼符でワンチャン狙おうってんだ。
マスター君。
ダメなんだよそれじゃあ。
せっかく水着サーヴァントでスカ~っとやろうって時に
そんなんじゃかえってストレスがたまる…。
引けなかった水着サーヴァントがちらついてさ
全然すっきりしない。
心の毒は残ったままだぁ…。
ガチャってやつぁさあ?小出しじゃダメなんだ。
やるときゃきっちりやったほうがいい。
それでこそ次のPUの励みになるってもんさあ!
自分へのご褒美さあ!!」
言われてみれば、確かにそうかも…
じゃあ――
PU1「はい、10連ガチャご回転~!
1分お待ちください~?(最低保証)」
実はPU2も――
PU2「はい!PU2もご回転~!(水着礼装すらこない)
となると、ガチャ10連だけじゃ
全然足りないよねえ?」
――うん――
くるくるくる
シュワァアアアアアん
っくぅうううう~!!
くるくるくる
シュワァアアアアアん
ぬんまぁああああああ!(☆4すら出ない沼)
フゥー↑サイコー!!!(不安通り越してハイになる)
いつもフレポガチャばっかだったから
こんな水着ガチャのPU1が、PU2が!
しみる!しみる!!
で、ガチャが
ッかァアアアアア↑!!(爆死)
PU1「沼、はまりだしですね」
ガチャ欲「ガチャだからね。
あんなもんよ、今の若いマスターなんて。
ガチャ終わったら、奴はとりあえず満足してこう考えるだろう。
明日から頑張ろう。
明日からガチャ禁だと。
その考え方が沼。
明日からガチャ禁じゃない
今日!今日だけガチャ禁だ。
今日ガチャ禁したもの
今日石を貯め始めた者にのみ次のPUが来るんだよ」
PU2「また一人確保ってことですね」
ガチャ欲「ああ、ってことになるなあ。
ここにはこのガチャしか快楽がない。
故にその誘惑は強烈。
一度知ったらもう抗えない。
結局のところちょっと呼符だけってのが大甘なのよ
その呼符がこの沼のさらに沼
沼の沼に沈み堕ちる最初の一歩…」
入 口
そ し て マ ス タ ー 、 豪 遊 ! !
2 1 0 個 の 聖 晶 石
散 財 !!!
というわけで(?)
こんにちはガリューです。
何 の 成 果 も 得 ら れ ま せ ん で し た 。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます