第44話ここがハルのお家です
ハルはミリアさんがハルに会いに来ることをシルルに知らされて、ツリーハウスに部屋を作ってました。
ハルが森に帰ってから時間も沢山あったからツリーハウスももっと快適になったのです、不満はキッチンなの・・魔道具のコンロとオーブンほしかったの・・
ツリーハウスも大樹の精霊メルルに手伝ってもらって大きくしたのです、2階建てなのです、葉っぱと蔓で地面からの昇降するのも作ったのです、大きくなったツリーハウスだけど全然心配ないのです、この大樹は樹齢5000年で無茶苦茶大きくて太いのです、ファンタジーの世界ですの
ハルは一人でよく考えることがあるのです、ハルがここに来たこと、これからの事・・
ハルは転生者なのね、この世界に来た時覚えてた転生前の記憶今は、あんまし覚えてないのね・・ 年齢制限の抑制スキルが働いて眠るたび、記憶が消えてるみたいなの・・ 思考力も年齢に近ずいてるみたいなの、でもタイセル国の偉い人に嘆きの森に捨てられたのは覚えてるの、これだけは忘れたくないのです、この身体であんなところに捨てられて、生き残るために必死だったのです、見返してやるためにいろいろ頑張って、考えて生き残って、この森に来れたのです。
この森でもいろろあったけど、今すごく楽しいのです、この森の魔物がハルの眷属になったりするのって何だろうって考えたです、たぶんハルの持ってる称号が関係するです
☆理を紡ぐ者☆
純粋な魔力を感じ取ることでハルの魔力と紡ぐことができる結びつく?
この世界に生きる全ての生き物は植物も、虫も、魔物も人間も魔族も魔力を持っていてその魔力にはいろいろあって・・
うーん難しいの その簡単に言うとハルがわかるのか、わからないのか、みたいな・・ 何も混じってない魔力はハルのはわかるけど、人間はいろいろ考えてるから無理ってことなのねだからあんまし仲良くできないのね
魔物の魔力は純粋単純だからわかりやすいけど、スケベで臭いコブやオークは嫌いなのね、わかりたくないのね
ハルはミラーレ大森林の魔物さんは大好きです、臭いコブやオークは嫌い、人間も嫌い、でも今は少し好きになりましたの、ミリアお姉ちゃんエリアちゃんは好きなの、あとおじさま国王も好きなの、なんかハルのおじいちゃんみたいなの・・温かいの、ミリアさんみたいにハルが好きになれる人もいるから、ハルは決めましたの
この世界にはいろんな国があっていろんな種族のひとがいる?だからハルはもっといろいろ見たいのです!冒険するのです!ハルの大冒険なのです!でもそれはここに戻れる魔法を使っても身体の負担になって寝ないようになるまで、大冒険はしないのです。
でも冒険はしたいのです、だから森の仲間が運んでくれるところをするです、ハルの小冒険です、楽しみなのです、今こっちに来てるミリアさんにいろいろ聞くのです
☆・☆・☆
私達は、魔物に守られながら10日目にようやく、ハルちゃんのいるところに到着した。
私たちについてくれていた大きな虎が止まり吠えた
ガァオーーーーーーーーーー
ザザザザザ・・・・・・・・
すると、私たちの目の前を遮っていた木の枝葉が左右にわかれて目の前に驚くような光景が飛び込んでくる・・・ 巨大な大樹
ミラーレ大森林奥地にそびえる大樹
私たちはその大きさに驚き声を上げる
「何この巨木・・・ 凄いこんなところに一人で住んでるの?」
「うわーーーすごぉーー」
「お母さんこの木凄いよ!木の上の方がが見えない」
「何この巨木凄い・・・・ 」
「「「「ほわーーーすごぉーーい」」」
私たちが木を見上げ驚いてると、案内してくれてたフクロウが、大樹の枝に止まり話してくれた
「ここが我らの姫が住まう大樹である、姫に連絡したので暫し待たれよ」
そう言うとフクロウもミラータイガーも森の中に消えて行った。多分私たちがまだ慣れず震えていたから?
私たちは改めて周りを見渡した、まるで夢のような幻想的な風景が広がっていた。大樹の周りは光が差し込み色とりどりの花が咲き乱れ、聞こえてくる野鳥のさえずり、木々の間から吹く風は優しく癒されまるで夢の中にいるような世界だった
私たちが景色を眺めてると上から可愛い声が聞こえて来た
「来てくれてうれしいのーーー」
すると大樹の上から大きな葉っぱに乗ったハルが降りてくる、その姿はまるで妖精そのものだった。
ハルちゃんが目の前に来て私に抱き着いて来る
「ミリアお姉ちゃん、会いたかったのぉ」
私もハルちゃんを抱きしめてあげた
みんなとも挨拶をし、私たちはハルちゃんに連れられてついて行った。
ここからは全員が初めての体験でみな驚きの連続だった。
「ここに乗るのね」
これはさっきハルちゃんが乗ってた葉っぱ、私たちが全員乗ると、葉っぱはたわむことなく、そのままハルちゃんがどこかに触れると上に吸い上げられるように上昇していった。
「ねぇルナこれってエレベーターよね」
「うん♪すごいよ、それにこの葉全然へにゃってならないし、めちゃ大きいよね」
「レンゲこの葉っぱのエレベーターどこまで上がるの?5Mとかじゃない気がするよ・・すごいよ」
「ねぇスミレさっき私たち挨拶した時、この子なんの反応もしなかったよね」
「レナもやっぱ感じたんだ、先生じゃないのかなぁ」
「ユリあんた、エリアちゃんと二人ではしゃぎすぎよ!」
私たちが話してると上昇速度が落ちてきた
「着いたの、ここがハルのお家なんです」
私たちはまた驚きの声をあげた
「「「「えーーーー!すごぉーーーーーーーい!」」」」
そこは森の木々の上に突き出た大樹の上に作られた、大きなツリーハウスでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます