はないくさ
はな
砂の城
闇の来ない夜はないように、光のない夜明けもない
道はいずれ開かれて 旅人は不毛の地を目指す
いずこかに消えゆくかすかな匂いが旅人たちを導けば
絶望の種も小さくなって 光の中へ消えてゆく。
闇の来ない夜はないように、光のない夜明けもない
そこに希望の光を求めて 旅人は不毛の地を目指す
風の吹くままに身をゆだねながら前に進んでゆくは
先に見える小さな光を希望と信じ、焦がれるために。
不毛の地は、いまだ砂に埋もれたままに
旅人は、つきぬ希望を追い求めゆく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます