第10話〜過去〜志望校変更

部活も終わったひと段落ついた頃

周りの人たちに遅れを取りながら受験勉強を始めた。

ちょうどそのぐらいの時期だったか

通っていた塾の先生にもう少しレベルの高い高校を目指さないかと言われた

最初は戸惑ったが定期的に受けていたテストの点も右肩上がりだったため

県内で一番偏差値の高い女子校を受けることにした。

医学部への進学率が高かったこと。

これが一番の決め手だった。

母も元々この学校に行って欲しかったらしく

目指すと言ったら喜んでくれた。

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