「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
企画から来ました、失礼します。
幻想的な色の世界でした。
水色と燃える赤の発想はありませんでした、素晴らしいです。
どうでも良いかもしれないのですが、幹は茶色で、草は緑色なんでしょうか……? 空は青色なので常識的な色をはめるかどうか、と深読みしてしまいました。
桜子さんの色が葉桜と重なった、彼女の色が桜花と重なった、となっても良いかなぁと思いました。妄想なので聞き流してください。
あと、想像に任せているのかもしれませんが、桜子が頑張っている時の周りの生徒たちの反応も知りたいな、と思いました。明るい彼女に葉太だけ気づいていたのか、周りの生徒は気づかない程に演じきっていたのか。
表現を制限されている様子なので、書くか書かないかは、作者様にお任せします。
良い意味で余計な情報がなく、すっきりと読むことができました。ちゃんと二人で問題に向き合っている姿、お守りを渡すのはとても印象的です。
長文失礼しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
幻想的な雰囲気を出せていたようで良かったです。
<常識的な色をはめるかどうか、と深読みしてしまいました。
自分では気づきませんでしたが、おっしゃる通りこの辺りややこしいですね。なので、幹の茶色と草の緑の描写を入れてみました。
<桜子が頑張っている時の周りの生徒たちの反応も知りたいな、と思いました。
推測されている通り、文字数を少なめにすることを目標にこの作品は書いています。
ただ、やろうと思えば、他の生徒たちの描写を一文くらいで書けると思うので、この点は入れるかどうか後ほど検討してみようかと思います。
また、二人の色が葉桜と桜花と重なる、というのも自分では考えなかったことですので、おもしろいアイデアだと感じました。
丁寧なご指摘と評価をいただきありがとうございました!
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
やっぱり幻想的でした。素敵ですね。カナタ国、この桜子か葉太の長編も読んでみたいです。
こういう企画なので何か……好みの問題ですが、「絵画魔法」をせっかく入れたので、これがお話にもっと絡んできても面白いかな、と思いました。
御守りにした葉などには、託した者の魔力が多少なりとも込められているのでしょうね。
全体が静謐とした、泡沫さんらしいお話だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
カナタ国の世界観は、私もわりと気に入っています。
<「絵画魔法」をせっかく入れたので、これがお話にもっと絡んできても面白いかな、と
おっしゃる通り、魔法が物語にもう少し絡んでくると異世界の雰囲気が強まっていいのかな、と思います。この辺りが今回の課題のようです。
評価までいただきありがとうございました!
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
わぁ! 泡沫さんのファンタジー! 幻想的で素敵です。
自分の友達のことを話すなんて、それは自分のこと……?
どきどきしつつ続きを楽しみにします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
幻想的に書けているのか不安だったので、感想とても嬉しいです。
<自分の友達のことを話すなんて、それは自分のこと……?
桜子は友達と言っていますが、果たしてそれは真実なのかどうか……。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
色を積極的に書く事で、情景を想像させるようなスタイルで、いいなあと思いました。魔法のある世界、ということで幻想的なフィルターがかかるのもいいですね。
水色の桜が雨のように散るというのも面白いですね。逆に、雨のように落ちるのではなく、この世界の桜の花びらは舞い上がって空の水色に溶けてゆく、なんてのもいいなあ、と、想像が膨らみました。
最後、赤い葉と、お守りと、そして、赤い目も加えると、桜子さんの姿が浮かぶシーンになりそうかな、と思いました。面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
水色の桜と赤い葉桜が書きたい。という思いだけで書いたところがあるので、「色」に目を向けて下さり嬉しいです。
<この世界の桜の花びらは舞い上がって空の水色に溶けてゆく
吉岡さまの想像、素敵ですね……!水色→雨を連想してこの描写にしたのですが、そんな考え方もあるんですね。勉強になります。
<赤い目も加えると、桜子さんの姿が浮かぶシーンになりそうかな
私は思いつかなかったのですが、確かにその方が桜子のイメージが浮かびやすいので、「赤い目」の描写入れることにしました。
ご指摘と評価までいただきありがとうございました!
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
>『公園内、浮遊魔法禁止』
こんな風にさりげなく世界観を想像できる描写があって良かったです。
描写の加減の好みは人それぞれですけど、私ははっきり書きすぎるのが好きではないので。
ファンタジー世界でも、桜子ちゃんの悩みがリアルな思春期のそれで、好感が持てました。
葉太先生の、肩入れしすぎない見守る姿勢も良かったです。答えを与えすぎないというか。今まで読んだ中でも、とっても先生らしい先生だと思いました(笑)
水色の桜、見てみたいですねー。赤い葉は、リアル桜葉も真っ赤に紅葉するから、そんな感じかなと。
作者からの返信
コメントと評価をありがとうございます!
今回は、「書きすぎないこと」を目標として書いたところがあるので、看板の文字のような描写に注目して下さり嬉しいです。
<今まで読んだ中でも、とっても先生らしい先生だと思いました(笑)
先生、という立場の人間はあまり書いたことがなかったのですが、そう感じられたようで良かったです。
水色の桜見てみたいですね。見てみたいなーと思いながら、この作品は書いてました。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
こんにちは、薮坂です。
なんという綺麗なお話! 溜息が出るほどですね。水色の桜、赤い葉、それらがこの幻想的な魔法の世界とよく融け合って素晴らしい相乗効果を生んでいると思います。
読んで良かったー、と素直に思えるお話ですね。
魔法が控えめに登場するお話ですが、それがいい意味でのアクセントとなっていて、これくらいの異世界感でも良いバランスだと思います。
素晴らしい「色彩」を感じる良い作品でした!
作者からの返信
コメント&評価をありがとうございます!
<読んで良かったー、と素直に思えるお話ですね。
このお言葉とても嬉しいです……!
水色の桜と赤い葉桜の描写には力を入れたつもりなので、「色彩」にも言及して下さりありがとうございます。
<それがいい意味でのアクセントとなっていて、これくらいの異世界感でも良いバランスだと思います。
異世界要素少なかったかな……と不安に思ってるところもあるので、そう感じていただいて良かったです。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
こんにちは。いいの すけこです。
水色の桜!きっと綺麗でしょうね~。葉桜は秋の紅葉みたいな感じでしょうか。春だと思って想像すると、ちょっと不思議ですね。
ファンタジー好きなので、現代色強めのこの企画でファンタジーが読めて嬉しいです。ただ好きなだけに、もう少し不思議要素が織り込まれていたら……と思ってしまいました。私の好みの問題でもあるのですが。
>心の中で重なり合っていた像が、ようやく二つにわかれたのだった。
葉太先生が、昔の恋人と桜子は別の人間だと認識する場面が印象的でした。
素敵なお話でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最初に水色の花が咲くことを決めてから、タイトルが『葉桜の君に』なので、葉桜も目立つ色に変えてみました。
恋人と桜子を別の人間だと認識する場面は、試行錯誤したところなので注目して下さり嬉しいです。
<もう少し不思議要素が織り込まれていたら……と思ってしまいました。
結局、私もプロットから感じる現代色に引っ張られてしまったのかなと思います。この点は課題だなと感じています。
評価まで下さりありがとうございました。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
瞼の裏に色が見える、そんな素敵な物語をありがとうございました。
綺麗にプロットを回収されていますし、悩む桜子とそれに答える葉太が異世界の中でもとても自然でした。
ただこれは、桜の木と登場した魔法以外に異世界感が強くなかったせいかもしれません。
折角の素敵な異世界です。もう少しだけそんなアイテムを掘り下げても良かったのかなぁと感じました。
あくまで私の感想なので気にしないで下さい。
作者からの返信
両方の話にコメントを下さりありがとうございます!
<折角の素敵な異世界です。もう少しだけそんなアイテムを掘り下げても良かったのかなぁと感じました。
他の方も指摘されているように、やはりそこが課題のようですね。
筆致の企画には、毎回プロットに沿いながらも独自の世界観を上手く書かれる方がいて、私も今回それに挑戦してみたんですが、力量不足だったなーと感じています。
皆さんの作品を読んで、その辺り学んでいきたいところです。
ご指摘だけでなく、評価まで下さり本当にありがとうございました。
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
企画からきました。
好きですね、色鮮やかな作品は。そしてそれが水色の桜なんて、とても素敵だと思います。
燃えるような赤い葉桜。そこから桜の強い生命力を感じる事が出来ます。
ひとつだけ気になったのは『桜子』という名前が当たり前のように『桜の花』と結びつけられているという事ですね。確かに誰もが花をイメージすると思いますが、花が咲いていなくても桜ではないのかなぁ、と。
なので『桜って言えば水色だろ?』なんてこの世界の当たり前のイメージを「『桜子』って名前なのに、桜の花は好きじゃないのかって。」の前に挟んでやるといいかなと思いました。
あくまで私的感想なので気にしないでくださいね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
色の描写にはこだわったつもりなので、色鮮やかな作品と言って下さり嬉しくなりました。
<ひとつだけ気になったのは『桜子』という名前が当たり前のように『桜の花』と結びつけられているという事ですね。
実はこの部分、私も少し気になっていたんです。なので、指摘して下さり有り難いです。
えーきちさまの、この世界の当たり前のイメージを差し込むというアイデアは私には思い浮かばなかったので、とても参考になります。
その方向で、表現を少し変えてみようかと思います。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
ところ変われど思春期の悩みは同じと言ったところでしょうか。
魔法はあっても自信をつけられるものはないんですね。
オーソドックスな悩みと独特の舞台設定がケンカをせずにうまくまとまっていたと思います。
ただ、もうちょっと特殊な設定を生かせるとより良くなったかもしれません。
作者からの返信
<オーソドックスな悩みと独特の舞台設定がケンカをせずにうまくまとまっていたと思います。
お話をまとめる、ということに今回は力を注いだつもりなので、そう感じていただけて嬉しいです!
<特殊な設定を生かせるとより良くなったかもしれません。
その辺りが、おっしゃる通り今回の課題かなと思います。プロットを捻ることの難しさを痛感しています。
コメントだけでなく、評価まで下さりありがとうございました。
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
いやあ。
想像力が違いますね。
これこそが異世界です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
桜の色を変えることを真っ先に思いついたので、今回は異世界のお話になりました。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
プロットに沿いながらファンタジーの世界感も出ていて素敵ですね。
たしかにテーマを見ると現代ドラマでも良いのですが、個人的に魔法がある世界感が好きなので、いいアクセントになっているように思いました。この世界感でシリーズを書けそうだなと。もっと魔法魔法してても面白いかもしれませんね(説明が…)
さらっと読めて印象的な作品でした。読みやすさって重要ですし、まとめ方も上手いと思います。今回、皆さん長くなる傾向のようなので、この作品は脱線しすぎずに、かつ、世界感も見せているので素晴らしいと思いましたよ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この企画、プロットを上手く捻って書く方が毎回いますので私も試みてみましたが……、おっしゃる通り、もっと魔法魔法しても良かったのかなと思います。
<さらっと読めて印象的な作品でした
今回、短めにまとめる点にはこだわったつもりなので、そこを褒めて下さり嬉しくなりました。
評価まで下さりありがとうございました!
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
水色の桜と赤色の葉。世界観がとても魅力的で引きこまれました。それだけに設定が設定だけでおわってしまっているような気がして、少しもったいないように感じたんですが、そのぶん(?)この世界観のお話をもっと読んでみたいなとも思いました。ほんとうに素敵だったので。
赤い葉桜のお守りと、ラストの再会もよかったです。等身大の悩みと幻想的な世界観。目の前に世界が広がるような描写も素敵でした(*^^*)
作者からの返信
コメントと評価をありがとうございます!
<設定が設定だけでおわってしまっているような気がして、少しもったいないように感じた
筆致企画は毎回、独自の世界観を上手く書かれる方がいて、私もそれをやってみようと思ったのですが、どうも上手く書ききれなかったようです。他の方のを読んで、勉強していきたいところです。
ラストの再会は、これで良いのか不安に思っていたので、そう言って下さり嬉しくなりました。
参考になる感想まで下さり本当にありがとうございました。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
面白かったです。
文章もとても美しくて、非日常的な世界を的確に描写していたと思います。
個人的には先生の元恋人がどこへ行ったのかが気になりますね。はっきり書いてありませんが亡くなったのかな?
それとせっかくの異世界設定が小道具的な使い方で終わっているのが残念です。桜の色が水色で葉桜が赤、魔法で絵を描くという超ファンタジックな設定ですが、物語自体は終始現代ドラマ調です。これなら異世界設定いらない気もしました。現代ドラマ的部分がしっかり描かれているからなおさらですよね。
作者からの返信
ゆうすけさんのご指摘は、どちらも私が不安に思っている部分でした。その通りだな、と思います。
まず、元恋人に関して。
亡くなったことを何となく読み取れるように書いたつもりでしたが、やはりわかりにくいようですね。もう少しわかりやすいように、後で修正してみようかと思います。
そして異世界設定について。
個人的に、桜の色が違う世界が書きたくて異世界にしました。
ただ、元のプロットからどこまで振り切って書くべきなのかやはり迷いがあったのかなと思います。
桜子の悩みもより異世界っぽいものにするべきかどうか悩んだ末、この形にしたので。
筆致企画では毎回、プロットに沿いつつも独自の世界観を上手く書く方がいらっしゃいます。
私もそれをしてみようかと思ったのですが、力量不足だったなということを痛感しています。
ご意見は本当に有り難く、今後の参考にしようかと思います。
また、ご意見だけでなく、評価までいただき本当にありがとうございました!
長々とコメント失礼しました。
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
企画からきました。
これは、新しいですね。
とにかく色が違うのが新しい。桜は桜色、葉は緑色だと誰が決めた、という感じでしょうか。企画参加作品で桜色緑色じゃない世界の作品は本作だけですね。
これはしびれます。ある意味、常識に挑戦されてますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
<企画参加作品で桜色緑色じゃない世界の作品は本作だけですね
実は、この作品を書きながらずっと、いつか桜の色が違う作品が他に出てくるのではないかとドキドキしていました。
被らずに済んだようなので、ほっとしています……。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
葉桜が好きなことを否定しなかった。些細なことかもしれませんが、桜子にとって変わるための大事なきっかけになりましたね。
何かを変えるというのは、何かしら不安もあると思います。そんな時、変わる自分を受け入れてくれる人がいると言うのは、大きな勇気を与えてくれそうです(*´▽`*)
普段小説を読んで細かい情景を思い浮かべる事は少ないのですが、水色の花と赤い葉っぱは、鮮やかに頭に浮かびました(#^^#)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
<変わる自分を受け入れてくれる人がいると言うのは、大きな勇気を与えてくれそうです
本当にその通りだと思います。桜子にとって、葉太は勇気を与えてくれた人物だったのでしょう。
<水色の花と赤い葉っぱは、鮮やかに頭に浮かびました
描写には力を入れたつもりなので、コメント嬉しくなりました。
評価までいただきありがとうございました!
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
変わりたいと思って、だけど前に出ようとすることに疲れて。こういう悩みを抱えている人って、結構いると思います。
そんな時話を聞いてくれる人、親身になって受け止めてくれる人がいたら、気持ちが楽になりますね(*´▽`)
この企画で異世界を舞台にした話は珍しいので、雰囲気が独特でした。
水色の桜や、赤色の葉。現実にはない不思議な光景が目に浮かんで、素敵な世界がイメージできました(#^^#)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
実は「自分に自信がない」というのは、作者自身が抱いている悩みだったりします。私のところにも葉太みたいな人が来ないかなーなんて思いながら書きました。
<水色の桜や、赤色の葉。現実にはない不思議な光景が目に浮かんで、素敵な世界がイメージできました
私としては、異世界の物語としては消化不良な部分があるかなと心配だったので、そう言っていただけて良かったです!
評価までいただきありがとうございました。
編集済
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
企画からきました。
水色の桜に、赤い葉桜! すごい発想です。オリジナリティがてんこ盛り。
冒頭部分の絵画魔法は現代人の風刺ですね。
『桜の美しさはね、目で見て記憶にとどめて~』
この言葉に、激しく同意。
ちょっと突っ込ませていただくと、水色の桜に、赤い目などの描写でここは別世界なのだと思わせておいて、ブレザーの制服と出てくるので、すこし頭が混乱しました。あれっここは、どこ?って
ハリポタでも、魔法学校の制服はブレザーでしたが、上にローブを羽織っていて差別化してましたよね。
なので、魔法世界らしい服装のほうがいいかなあと。
すいません、あまりファンタジーを読まないので、こういう感想になりました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
<水色の桜に、赤い葉桜
これが書きたいという気持ちだけで、今回のお話は書いたところがあります。発想を褒めていただき嬉しいです。
<魔法世界らしい服装のほうがいいかなあと
これはおっしゃる通りだと思います。自分では気づきませんでした。
ということで、早速「ブレザーの制服」→「ローブの制服」に変更いたしました。
貴重なご意見を、そして素敵なレビューまでいただき、本当にありがとうございました!
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
桜子の悩みと教師の対応は正統派ですが、そこに桜が水色で葉っぱが赤、という世界観を合わせたことにより、印象的な短編になっているのではと思います。
>葉太の魔法によって、木の枝から六つの小さな葉がひらりと落ち、空中でより集まるとくっつきあって飾りのようになった。
こういうところも素敵でした。
作者からの返信
<桜子の悩みと教師の対応は正統派
どこまで異世界の雰囲気を出すのかは、かなり悩んだところです。
桜子の悩みをより異世界っぽいものにすることも考えましたが、結局この形になりました。
今回はプロットが難しく、あまり自信がなかったので「世界観を合わせたことにより、印象的な短編になっているのではと思います」とのコメント嬉しいです!
評価までいただきありがとうございました。
「彼女」は桜花が好きだった。への応援コメント
とても楽しみに伺いました。
まさか水色の桜を咲かせるとは! 思い切ったことを考えつきましたね。さすが。
>水色の桜が散りはじめ、花の終わりが近づくと、赤色の葉が水色の花を隠すように生えはじめる。それはまるで、儚い桜の花を燃やして覆い隠していくかのようで。
期待を裏切らない素晴らしい描写です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
<まさか水色の桜を咲かせるとは
これまで筆致企画の中では、プロットを取り入れつつも独自の世界観を上手く書いている方が何人もいました。
今回は、自分なりにそれができないかと考えて書きました。
書いていてかなり難しかったので、私にはまだ早い試みだったなと感じています。
期待通りの物語になっていれば良いのですが……。
「彼女」は葉桜が好きである。への応援コメント
葉桜を印象づけるための色彩の仕掛けが、見事にはまっています。特に、赤色が。
それらを導入するための舞台設定も楽しいです。そりゃ、魔法くらいある世界だよな、と自然に納得してしまいます。
そしてなにより、淡い青と強い赤、そのコントラストがかつての恋人と桜子の重なりを分ける、という仕掛けがすごい。「似ている」ことだけに意識を向けるのではなく、「分ける」ことにも意識を向けていることが、なるほど! と思うと同時に、誠実な教師である秋田先生のキャラクターを象徴するようにも思えました。
燃えるような葉桜を僕も、空想してみます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最初に水色の桜を思い付いてから、タイトルが『葉桜の君に』なので、水色の桜に負けないように印象を強くするため葉桜を赤色にしてみました。
<「似ている」ことだけに意識を向けるのではなく、「分ける」ことにも意識を向けている
この点はおっしゃる通り、葉太の誠実な性格を表したくて書いた部分なので、取り上げて下さり嬉しいです。
評価まで下さりありがとうございました!