『2』相棒にまかせよう

 私には皆目見当もつかない!!

 だから、私は早速、愛犬チョロの力を借りることにする!


 プリンの匂いを嗅いで!

 と思ったけれど、その肝心のプリンが無いんだって!!


 いや、でもおかしい。

 プリンはプラスチックの容器に入っていたはずである。

 その容器はどこかにあるはず!!


 私はキッチンのプラスチック用のゴミ箱を見た!

 すると、そこには私のプリンの容器が捨ててあった!

 キレイに洗われたその容器には私の名前が書かれていたから間違いない!!

 そのほかには何も入っていなかった!!


 犯人がそこにきちんと分別して捨てたようである。

 おのれにっくき犯人……。

 チョロにその容器の匂いを嗅いでもらって、いざ探索開始!!

 微かな匂いを嗅ぎ分けて! 相棒!


 しかし、チョロは家の中を行ったり来たり。

 もしかして犯人は、この家の中にいる??


 今、家の中には私とチョロと、パパと兄ちゃんがいる。ママは買い物に行ってていない。でも、ママも怪しい。甘いもの、好きだもんね。


 犯人は私が必ず見つけ出して見せる!! 




 ◆ひみつのキーワードC  「字」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る