第6話 あなたの尊さ
当たり前すぎて忘れてしまう
あなたという尊い存在を
あなた自身が忘れてしまう
それでも
他者がいて違いを感じて
気づくこともある
人と比べて落ち込む必要はないけれど
人と比べて見つかることもある
大切なものはいつだって
あなたの中にちゃんとある
ちゃんと大切に守られている
だけど
守りが固すぎて忘れてしまう
何から守り
何を守っていたのかさえ
忘れてしまう
私は何者か分からなくなったときは
無理に探さなくて良い
いつかちゃんと思い出せるから
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