詩的なポエム
石水 灰
「ポエム」
意味のないモノ
中身のないモノ
そんなモノなんて必要なのだろうか?
ポエム
それ自体に意味はない
だが、それを作ったモノにとっては意味がある
日々の鬱憤を、怒りを溜めるもの
要らないモノのガス抜きが必要だったんだ
それで誰かに届く必要も
誰かを傷つける必要もなかった
ポエム
意味のない人生は歩みたくないだろうに
君が言ったんだ
「中身も、意味も、何もない。まるであなたの人生はポエムみたいだね。」
ポエムみたい。
果たして僕の人生にそれだけの意味があるだろうか?
ポエム
ポエムとは違って、
僕を必要とするモノなんていない
さあ、これが最後のガス抜きだ
いらないモノのガス抜きをしよう
君も僕も、みんな要るのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます