最終話 葉桜の君にへの応援コメント
野々ちえ様、コメント失礼します。
葉太と咲は知り合うことができるでしょうか。読後感の爽やかな素敵なお話ですね。
桜に対するつぶさな観察と表現が素晴らしかったです。例えば、
『
かたく閉じた冬芽から、ぷくりとつぼみがふくらんで、ぽつぽつと花がひらいていく。やがて満開となり、吹雪のように乱れ散る。
』
また、心情描写も隙がなく。読みやすく共感しやすい筆致でした。
『
懐かしい、けれど、変わらない。耳に吹きこまれた、ふっくらと落ちついた声に心臓がひとつ、大きく揺れた。
』
作者からの返信
ラスト、本編には直接かかわらないんですけどね(笑)葉太に後悔を背負わせたままおわりたくなくて、わりと早い段階からラストシーンはきまってました。
こちらでもフレーズ評価をありがとうございます〜!(嬉)
筆致企画は筋書きがある程度決まっているぶん、ふだんより描写に集中して取り組もうと思いまして(わたしは発想で勝負できるタイプではないので、ありきたりなことをいかに表現するか――というのがテーマのひとつなんです(´ー`*)
あらためまして、最後までお読みくださって、コメントと☆をありがとうございました!‹‹\(*´ω`* )/››
第1話 出会いへの応援コメント
なぜ抱きついて……?笑
こんにちは、夏緒です。
すごく爽やかなおはなしの予感がします!!
なんか、漢字とひらがなのバランスが、すごく好きだなあって思いました。
ちまちま読みさせてください〜(*´ω`*)
作者からの返信
木とお友だちだとか、セミごっこだとか諸説あるようです。笑
夏緒さん、いらっしゃいませ〜。
なんやかんやあっても読後感は悪くない! はず! たぶん!!←
>漢字とひらがなのバランス
うれしー。このやわこさがダメという方もいらっしゃるので(o´∀`o)ワーイ
ありがとうございます。ご無理のない範囲で、ごゆるりとおつきあいいただけたらうれしいです‹‹\(*´ω`* )/››
第4話 おたがいさまへの応援コメント
洗われすぎてしっとりふやけた朝の空気
という描写がとても素敵だと思いました。今二人の心情もなんとなく伝わって来るような気もしました。毎話「はっ!」と思わせる描写があり尊敬しております。残りも拝読させていただきます!
作者からの返信
しっとりふやけた〜はどう表現したものか悩んだところなので、そういっていただけてうれしいです(#^^#)
最後までお読みくださって、☆もありがとうございます(o´∀`o)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
企画から拝読しました。とっても良かったです……!
指定されたプロットが違和感なく物語に組み込まれ、文章も読みやすく、どんどん読み進めてしまいました。
桜子の悩みが葉太のかつて経験した過去と似ている、という設定がとてもよく、桜子の物語でもあり、葉太の物語にもなっている短編だと感じました。
また、葉桜の描写もリアルで良いなと思いました。葉だけでなくて桜しべもきっちりと表現されていて(桜しべという言葉知らなかったので勉強にもなりました)。
最終話の展開もハッピーエンドで良かったです!
作者からの返信
わぁ、ありがとうございます……!
>桜子の物語でもあり、葉太の物語にもなっている
これ、すっごくうれしいです。きらりのときに陽子視点だったのもあり『陽子の物語としか思えない(海斗の心情がわからない)』という主旨のご意見をいただいて、最終的に海斗視点を追加したんですが、今回は葉太に視点固定しながら、それぞれの物語を表現できたらなと思っていたので(#^^#)
桜しべ。わたしも今回調べてみてはじめて知ったんですが、きれいな言葉みつけてテンションあがりました。笑
ラストも気にいっていただけてよかったです。あらためまして、最後までお読みくださって、コメントと☆をありがとうございます‹‹\(*´꒳`*)/››
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
読ませていただきました!
野々ちえさんの作品はしばしば私の琴線をぶった切るから困ります。
特別養子縁組や里子の制度についてはよく知らなかったので勉強になりました。一般家庭に生まれ、大学院中退まではごく一般的なレールに沿って生きて来た私には、咲さんと里親さんとの関係がとても不思議に思えてしまいます。表に出る時だけ里親さんが咲さんと苗字を合わせる、というエピソードは特にそれが際立っていました。この家族の間にはどういう感情があったのだろう、と。破綻していなさそうなだけに、余計に。ちょっと想像できません。葉太の迂闊な発言も、無理からぬことですね。
そんな断絶の末に別れを経験し、考えに考えたからこそ桜子に言葉を贈ることができた、というのが素晴らしいと思います(別れの描写から考えると、葉太は少し事情を知り過ぎているような気もしますが……)。特に四話冒頭の思慮深さに好感を持ちました。「ただ聞いてもらいたかっただけ」の相談に状況打破のためのアドバイスなどされると、本当に参ってしまうのですが、その点まで考慮している。素晴らしいです、葉太先生。深刻に悩んだ経験が作った深慮なのでしょうね。
他の方への返信で仰っているように、咲さんや桜子のバックボーンだけでものすごい量になりそうです。それも、かなり真に迫った感じに……(感想もこの二人だけで結構な量になってしまいました)。
それだけの奥行きを感じさせる物語でした。
素晴らしかったです。
作者からの返信
なんと、琴線ぶった切るとか! うれしい感想ありがとうございます!
咲は最初施設暮らしの設定だったんですが、日本では今も、里親=養子縁組だと思っている人が多いというのを知って、どうせならそのちがいくらい組み込めたらなとこのかたちに落ちつきました。
苗字問題、印象としては里親の姓を名のる子が多いのかなと思うんですが、実際咲のように、子どもにあわせる里親さんもいらっしゃるようです。これはもうほんとうにケースバイケースでしょうね。
咲の場合は最初から、里子になっても書類上の苗字は変わらないこと、また十八歳(二十歳)になったら元の苗字を名のらなければならないことを説明されて理解もしていたので、途中うにゃうにゃと葛藤はあったと思いますが、わりとドライに受けとめていたのだと思います。
>葉太は少し事情を知り過ぎている
そうなんです。ここはなにげにツッコミ待ちでした(え)わたしのなかには、いちおう咲が打ち明け話をしたときの流れはあるんですが、書きだすとそこだけで軽く1万字はいってしまいそうだったので、ばっさりカットした部分でした。こういう情報の出しかたというか、長くなりすぎずに必要な情報が伝わる『切りとりかた』は今後の課題かなと思ってます。
>状況打破のためのアドバイス
ですよねええええ! 聞いてもらいたかっただけのことに、わかったふうにされるアドバイスほどいやなことってありませんよね! 苦い過去からいろいろ学んでいる葉太はほんとえらいと思います。マネできません(おい)
いや、ほんと、フルで書いたら咲編10万、桜子編10万とかになりそうです。そして神経ガリガリ削られそうです(;・∀・)
お返事も長くなりました。あらためて、最後までお読みくださって、コメントと☆をありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
第2話 似ていないのにへの応援コメント
(つづく)
がいい塩梅に効いてる引きと切りだと思います!
作者からの返信
コメントありがとうございます〜!
複数話あるときはいつも切りどころを悩むのでほめていただけて嬉しいです(o´∀`o)
第4話 おたがいさまへの応援コメント
ケーキ奢ってくれるとか、めっちゃ良い先生(笑)でも桜子ちゃんはお団子派なんですね。
さすが先生、というか、経験者というか、すとんと納得するお話でした。
作者からの返信
はい。お団子派です。最近はきなこ団子にハマっているらしいです(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
ありがとうございます〜。けっして、てっとり早く説得力を出すための経験者設定なんかではありません。←
第3話 レッテルへの応援コメント
わお!彼氏が!!
と、そこに食いついてしまいました。すみません。
同情って気持ちいい時もあるんですよね。可哀想な私に浸れるというか。でも、咲さんはそうじゃなかったし、桜子ちゃんもそうじゃなかったんですね。
気にしないよって言葉、何かこう……僕は心が広いんだよ、みたいな感じだったんですかね。受け止めるよ、みたいな。ううん、難しいですね。
作者からの返信
彼氏いたんです! 桜子はもう女です!(え)
そうなんですよね。とっぷり同情にひたることが必要なときもあるし、いったんそこを経由しないと立ち上がれないこともありますし。咲や桜子の場合は、もう自分のなかで『過去』になってることを『今』同情されたくない――ということなのかもしれません(書いたのはわたし)
たいてい『気にしない』って、思いやりから出てくる言葉ですからね。葉太も深く考えず『自分たちが好きあっていれば大丈夫』みたいな気持ちだったのかなぁと思います(だから書いたのはわたし)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
あぁ、好きです。
顔が怖い男性が丁寧な言葉を使うように気を遣うとか、個人的に大好物なやつですね。もうここから恋を始めてしまいたいっ!(おい)
桜子ちゃんの告白、私としては全然アリです。むしろこれくらいの方がドキドキします!
作者からの返信
恋……! 申しわけない! はじまらなかった!!笑
小学生のとき、担任が不倫の末に学校ほっぽって駆け落ち失踪するという、なかなか生々しい事件に遭遇しまして、そのせいか教師と生徒の恋愛ものを書こうとすると途端に脳内がドロ沼化してしまうんですよね。先生と生徒のかわいいラブコメとか書いてみたいのにいっ!(なんの話)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
素敵なラストでした。じっくり読みたくて、読むのが遅くなってごめんなさい。
もう他の方からのがたくさんあるのでここで何かいうのもあれなんですけれど。
> あざやかな緑のなか、はかなく残った薄紅の花はどこか恥ずかしそうに、はらひらと風に揺れる
こういう、時々に挟まれる心理描写を含めた文がすごいなと思います。ささやかなのに、人物の心情と周りの風景を同時に映し出すんですよね。これができるのがすごい。
>今年から、思い出す顔がひとつ増えた。
こういうのとか。
最後のラストはハッピーエンド、意外でした。まさかここで知り合うとは思わなかった。
作者からの返信
読了ありがとうございます〜!
情景と心理と視点のシンクロは今後特に意識していきたいところだったので気づいていただけてうれしいです(o´∀`o)
最後はわりと早い段階で決まってました。全体としては、あってもなくても本編には影響しないおまけみたいな、ご褒美(葉太にとって)のような位置づけなんですが、わたしとしてはすべてここにたどり着くためのお話というか。動機は蜜柑さんとおなじですね。葉太に後悔を背負わせたままおわりたくなかった(^.^;
お仕事大変そうですが、お身体に気をつけて、うまくガス抜きしてくださいね。あらためまして、最後までお読みくださって、レビューもありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››
編集済
第4話 おたがいさまへの応援コメント
> だがあの日、薄紅の花のなかにポツポツと存在していただけの新しい葉が、今はみずみずしく生い茂っている。
時間の経過による変化が無理なく描写されている点を見習いたいと思いました。
> 不思議なものだ。こうして幹に手をふれているだけで生命いのちを感じる。だからというわけではないだろうが、自然と言葉が出てくる。
ともすれば不自然になりがちな「語り」の導入として勉強になりました。
葉太のアドバイスですが、以前母に同じようにアドバイスされ失望した経験があります。私としては一発で解決できる裏技を期待したていたので、結局大人なんて『よく話し合え』としか言えないんだと思って。
でもこうして小説の一節として読むと腑におちるのが不思議ですね。
・・・・・
それは……そ、そうなんですか……。
作者からの返信
裏技。あったらいいですよね、ほんと。大変だしめんどくさいですが、話し合うしかないんですよ、実際。
身も蓋もないいいかたですが、大人なんて肩書や立場、あと責任が増えるだけですから。それらしく振る舞うすべは身につけても、中身は子どものころとたいして変わりません。少なくとも、現在おばさんであるわたしは十代のころからたいして変わっていません(きっぱり)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
1話目の真面目と言うか、礼儀正しいというか、きっちりした書き方で進めてからの、桜の木に少女が貼りついているというシュールさを感じる展開が凄くいいなあと思いました。木に貼りつかれてたら先を読むしかねーなと思いました。笑。
きっちりしている所とポップな所の温度差と言うのでしょうか、そこが最初は気になりましたが、最終的には、前向きにまとまっていて、登場人物も書いている方も楽しそうでなにより、と感じました。面白かったです。
作者からの返信
ありがとうございます〜!脱力感というか、無防備感を出したくて貼りつかせてみました。笑
>きっちりしている所とポップな所の温度差
さすがですね。そうなんです。わたしのなかでもちょっとモヤっとしてる部分で。半分は狙い(仕事とプライベート)なんですが、半分はキャラとの距離のとりかたがその時々でムラがあったからかな、と。現在のわたしの技量ではここらが限界でしたが、こういうカッチリ感とカジュアル感を不自然にならずに行き来できるようになりたいなと思ってます。
すこしでもお楽しみいただけたならよかったです! 最後までお読みくださいまして、お☆さまもありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
登場する皆さんの想いと振る舞いと時の流れが、ずれることなくぴったりと寄り添って、ゆったり一緒に流れているような、そんな印象を受けました! 「焦らなくていい、気負わなくていい、ただ心を緩めて、日の当たる公園を歩くように読んでください」という作者の声を聞いたような気がしました。それぐらいお話にのめり込めました!嬉しい!
作り手の心の状況って作品に出てしまうのだなあと痛感しています。焦りや気負いとか、「うけたい、感動させたい」って前のめりになって作ると、ぎこちなさや無理やりの跡が話を読んでいるうちに見えてしまうのかもしれません。野々ちえさんの作品を読み終わった後に思ったのですが、多分それは「話を前へ進めなければ」っていう無理が、読み手が作品を読み進めながら想定する時間の進み方とずれてしまっているからなのかもしれません。ここらへんが「作者は常に一歩引いて冷静に」と言われる意味なのかもなあ。
作中の時間の進めかた(時間の進み具合の表現のしかた)、とても勉強になりました。ゆったりとする時には丁寧に情景を描き、ドラマティックになるときこそ人物に集中する。そして丁寧に書くこと。情報を伝えるのはあくまで文章であり、レイアウトとかに凝るのはともすれば読みにくさにつながる。シンプルに読みやすく。そうすれば情報は正しく読み手に伝わって、ちゃんと読んでもらえる。
…などと思いました! すいません、技術的なところばかりのコメントになってしまいました。
ぶん長くなったので、お話の感想をちょっとだけ! 葉太先生が桜子に恋しなくて良かった! だってこの話は葉太の再生の話なんですもんね(と理解してます)。桜子のハッピーエンドのところで終わる形もありかな、と思いましたけど、それだとちょっと寂しいかもしれませんね。
あー!楽しかったでーす!
作者からの返信
素敵丁寧なコメントありがとうございます! わたしも嬉しい!
今回は徹底的に読者視点で考えようと思って、ひと通り書いてから、自分が読み手にまわったときに気になるだろうところを埋めていった感じなんですが、結果的に当初予定してた文字数の倍になりました。笑
わたし自身、メッセージ性が強すぎるというか、作者の生の顔が見えてしまうようなものが苦手なんですよね。だから、テーマ性のあるものほどちゃんとキャラから出た言葉になっているかどうかーという点は気をつけてます。
wazzさんの葉桜も、冒頭のサスペンス展開かと思わせてからの深く情感に訴える展開、謎とファンタジーと情景の美しさと、とても素敵でしたよ。長いぶん途中で集中力が切れかけましたが(笑)でも逆にいうと、あの長さでも最後まで読めたんですよね(Web小説で1ページ1万超えのものは、読みはじめても途中で挫折することがわたしは非常に多いです)
レイアウトに凝れるのもWebならではですよね。確かにバランスはむずかしそうですが、きらりのときは三点リーダのつかいかたがキャラの心情とリンクしてるような感じで、すごくうまいなぁーと思った記憶があります。
時間の進めかた! うまく表現できてましたかね。ぶっちゃけ、技術的なことはまったくわからないんですが!(え)頭で考えだすとわけわからなくなるので、とりあえず『自分がストレスなく読める』のが基準だったりします。
そして、はい。ラスト。元カノ生存設定で葉太に後悔を背負わせてしまったので、桜子が悩みを乗り越えたことで『つぎは自分』てところでおわりたかったんですよね。後悔を背負ったまま思いを馳せるのもそれはそれで哀愁があってよいのですが、とりあえずタイトルを回収したかった!笑
お返事も長くなりましたがあらためまして、最後までお読みくださって、コメントと☆をありがとうございました‹‹\(*´꒳`* )/››
第3話 レッテルへの応援コメント
あー……。私、今まさに連載で、養護施設出身のヒロインを書いてまして。ちょうど里親制度のことを調べたところで(以前から地元の広報などで知ってはいたんですが)。
養育里親の場合、実名と里親のどちらの姓を名乗るか。難しい問題のようですね。その都度、苗字を使い分けていると混乱するし、かといって、里親と同じ苗字を使わせてもらえないのは寂しい、と感じる子もいるようで。本当、ひとりひとりにちゃんと対応してあげる必要があるんだなって。
考え方、感じ方はそれぞれですものね。
作者からの返信
コメントありがとうございますー。おお、そうなんですね。
苗字問題、いろいろむずかしそうですよね。保険証など公的な書類は実名になるし、通り名として里親の苗字を使っていても十八歳(二十歳)になったら実名に戻らなければいけない。それぞれの性格や、里子になった時点である程度事情が理解できる年齢なのかどうかによっても変わってくるでしょうし。絶対的な正解もないことですものね。ひとりひとり、向き合いながらきめていくしかないのだろうなと思います。
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
此度、企画にご参加くださり、ありがとうございます。
チクショウ。完璧です。
まず、ひらがなを上手く活用した筆致は、印象を柔らかくすることに成功しており、登場人物の優しさが読者に入りやすいです。それでいて読みやすさを保っています。
レギュレーションは完璧に守っていて、「教師だからできること」「ただの教師ではできないこと」「教師と生徒の関係ではできないこと」という複雑な要素を見事に収めきっています。そのために公園というシチュエーション、桜というアイテムをとても上手に活用されていました。
そして何よりテーマが良いです。普遍的で全世代に通じる、むしろ世界規模で通じる「分かち合い」と「歩み寄り」の精神が描かれ、登場人物の個人事情と合致して、理想論ではなく、すっと今心に入る、そんな投げかけになっています。
そして極めつけは、そのテーマが葉太自身に返ってくること。このエンディングは素晴らしいすぎる。ズルすぎる締め方です。
幾度か登場する桜も、また登場人物かのように生き生きとしていて、シーンごとにその趣を変える、飽きさせない多用な描写が素晴らしいです。
また、シーン切り替えに❀を活用して、作品のイメージを彩っている点も超評価です。
あらすじ執筆者が伝えたかったことを、実に的確に掴んで頂いたのだな、と敬服しました(思い上がり甚だしい)
私から特に指摘できる事項は見当たりませんでした。企画作品だどうだではなく、ひろくあまねく方々に推奨できる、立派な作品だと思いました。
此度、企画にご参加頂きまして、本当にありがとうございました。
作者からの返信
チクショウいただきましたー!\( *´ω`* )/
ラストの『電話越しの再会』は、ストーリーを具体的に考えはじめてわりとすぐにきまりました。桜子の悩みに答えたことで、後悔を背負う葉太が『つぎは自分』と思うところでおわりたいな、と。
きらりのときに海の描写が一辺倒になってしまったのもあって、今回はなるべく表現が重複しないようにと気をつけていたので、そういっていただけてうれしいです。そして『❀』の思いがけない高評価‹‹\(*´ω`* )/››
ちなみに、『❀』はhimagariさんも活用されていました。あと桜しべは森陰五十鈴さんの葉桜でも素晴らしい描写が(こちらでは『赤い萼』として描かれています)
なんかもう褒められすぎて、近いうち天に召されるのではないかとわりと本気で心配になっておりますが。今回は徹底的に『読者の目』で考えることを裏テーマにして書きあげたので、ある程度クリアできたのかなと、うれしく思います。
こちらこそ、よい機会をいただけました。参加できてよかったです。褒めちぎりレビューもほんとうにありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
編集済
第3話 レッテルへの応援コメント
同情。難しいですよね。人間愚かなのは、同情してほしい時もあることだったり。
一緒に考えるというのも、難しいですよね。ひどい言い方にはなってしまいますが、この場合、「桜子がどうしたいか、どうしてほしいのか」に帰結するように感じてしまいます。共に考える判断をするために、事情を聞くことが、かえって相談者を追い詰めていくことにもなるケースもありますし。
わかってて、私なら聞いてしまいますね、多分……。
その上で、今の環境を「良かったね」と言いたいです。尊敬すべき、感謝すべき親と、環境を得ることができたのですから。
私はそれより桜子がもう大人になってしまっていることがショックです
←(急にふざける
書き忘れたので追記。
▶若葉の緑と花を落とした桜しべの紅色
素晴らしい。今の所、ここまで近距離にフォーカスして葉桜を描いた作品は見ていないです。意外と濃く、暗い色をしているのですよね。ここを描くことで、花弁はほぼ落ちているが、緑が生い茂るほどではない、絶妙な時期を描写していると思います。
作者からの返信
そうなんですよね。どっぷり『かわいそうな自分』にひたりたいときもあるし、それが必要なとき、また、そう接してほしいときもあるのが厄介なところで。
>この場合、「桜子がどうしたいか
あぁ、同感です。
>その上で、今の環境を「良かったね」と
過去を過去として見られるようになっている相手なら、わたしもそれが最善のような気がします。わたし自身、どこかで事情を聞いたらしい人間からとうの昔におわっている過去を憐れまれてほとほと困ったことがあるので(^-^;
>桜子がもう大人に
え、いや、ほら、清いおつきあいの可能性も……! あ、ある……かな……?(あ、桜子が目をそら(強制終了
桜しべ、ありがとうございます! そうなんですよね。花がぜんぶ落ちたあとって、葉桜で一番暗いコントラストで、それはそれで印象的だなぁと(#^^#)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
幼少の頃の妹とのエピソードが実に良いです。掘り下げる意味でも、閑話休題としても。
しかし本作の桜子ちゃんの投げかけはとても難しいですね。この時点では私も何も言えないですね……
作者からの返信
最初は、ただ『妹がおびえて泣く』と書いていただけだったんですが、ラストで妹が重要な働きをすることになったので、読み聞かせエピソードはあとから追加しました。追加してよかったです(*´ω`)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
素晴らしかったです。このテーマを扱って、この文字数でおさめた腕はさすがだと思いました。読み手に自分自身をふりかえらせる内容ですが重くなりすぎず、ラストはふわっと明るくなって、桜をみたくなりました。もう散ってますが。ずーん。
指摘は……妹ちゃん、もっと登場してほしかった。というか、別ストーリーで書けそうですよね。怖い顔を持つ妹なんてキャラ立ってるぅ。どんどん膨らみそう。
作者からの返信
うほぉー、読了と☆をありがとうございます。桜散ってしまいましたか。関東も散りました。北はこれからでしょうが、このご時世、県をまたいでは見に行けませんね。ずーん。
名無しの妹ちゃん、地味に人気高い。ちびっ子時代から高校時代くらいが書くの楽しそうです。お兄ちゃんの顔が怖いせいで友だち呼べないとか。彼氏に逃げられたとか。……よくお兄ちゃん嫌いにならなかったな(;・∀・)笑
第1話 出会いへの応援コメント
企画にご参加ありがとうございます。
ようやくの拝読です!
とても文章が安定していて読みやすいです。ひょっとして、意図して開いて(漢字をひらながに)いますか? 読みづらくならずに、やわらかな雰囲気が出ていて好印象です。
冒頭より、葉太の人物像を掘り下げていて良いと思いました。気になる(良くも悪くも)人ができると、何かアクションを起こしがちですが、それが自然でいいですし、読者としても感情移入できて良いですよね。
▶いや、そうじゃない。ここで『些細』と思ってしまう自分だからだめになってしまったのだ。
人間力として見事。
▶たくさんの顔がならぶ体育館。来賓、保護者、在校生、そして入場してきた新入生。
表現として見事。
作者からの返信
あらためまして、コメントありがとうございます!
漢字のひらきはおっしゃるとおり、意図しています。個人的に、おなじ漢字がちがう読み方でならんでいるのがイヤなんですよね。わかりやすい例だと『旅行に行く』とか。読むぶんには気にならないんですが、自分が書くときはなんとなく気持ち悪くて。『言葉』と『言う』とか、『同時』と『同じ』とか、使用頻度が高く、重なることも多い漢字は、読みにくくならない範囲で片方をひらくようにしてます。
今回は桜子の悩みに対する葉太の答えが物語の肝になると思ったので、そこにどう説得力を持たせるか(葉太の性格や背景をどう表現するか)ということを中心に考えていったので、自然といっていただけてホッとしました。ふたつの見事もうれしいです。ありがとうございます( *´꒳`*)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
怖い顔で敬語だとヤの組織の人みたいです。さらに怖い……
作者からの返信
あ、そうそう。そんなイメージです(`・ω・´)b
そしてこれまで誰も葉太に指摘できなかったのは、やっぱり顔が怖かったからだと思います(どんだけ)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
おおー。最後良かったです。
妹さん、いい仕事しましたね。
子供の頃のエピソードもあいまって、すごくいい兄妹なんだなと思いました。
人と分かりあうことは、自分と違う人の存在を認めること。いいとか悪いとかじゃなくて、そこに優劣や善悪をつけないこと。
とても大事なことだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます〜。匿名の妹がなにげにいちばん働いてくれました。笑
大人になればなるほどむずかしくなっていく人間関係。一生のあいだにひとりでもほんとうに理解しあえる人と出会えたなら、もうそれだけでラッキーなのではないかと思います(遠い目)←
最後までお読みくださって、☆もありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
やっぱり野々ちえさん、キャラを膨らませるのがお得意ですね。
あわせてストーリーも膨らんでいます。
自主企画のあらすじとくらべると
桜のつぼみくらい膨らんでいます。どのくらいだ? それ。
ハッピーエンドの予感で終わって、憎いねこのっ、演出上手っ
とディスプレイに声をかけてしまいましたよ。
嘘くさくてごめんなさい。
ちょっと鼻がつんとしました。
涙なんて出てないんだからねっ。
作者からの返信
えへっ。そうですかね(〃∇〃)
桜のつぼみってどれくらいふくらむんですかね。来年見てみますか(きっと忘れてる)
あはは。ツンデレ九乃さん。うれしい反応ありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››
編集済
第4話 おたがいさまへの応援コメント
木に抱きつくのは精神に良い影響をあたえるそうですね。
ツイッターで見かけた記事にありました。
桜の木は抱き心地どうかわかりませんけれど。
古い木になるとあちこちキズついて樹液がベトベトしそうな。
アリもはっていそう。
ちょうどよい太さのちょうどよい桜の木なのですね。
桜子のように若いのでしょう。
なにかをしながらというのは
気分が楽になって話しやすくなるものですよね。
葉太グッジョブ。
作者からの返信
みたいですねー。むかし友人が『心が弱ってるときは木に抱きつくと元気になれる』といっていたのを思い出して、今回拝借しました。
老木になるとコブとか節とかゴツゴツしてそうだし、きっと若い木ですね。案外なめらかいってるし(書いたのはわたし)
強面ゆえに、リラックスして話したり聞いたりするすべを自然と学んできたのかもしれません(*´ω`)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
制服の問題ではなかったのですね。
似ている似ていない問題。
プロットは全部読み終わってからチェックしてみます。
どこがオリジナルなのかわからず状態。
作者からの返信
そうか、制服でつなげることもできますね! 思いつきませんでした。これまで読んだなかにもなかったパターンです(似てる問題はプロット指定)
今回はプロットがふわっとしてるので、わりと自由度高めです( * ´ ꒳ ` )
編集済
第2話 似ていないのにへの応援コメント
樹木医の勉強がしたい、と思ったことがあるんですよね。あまり関係のない話ですが^^;(笑)
「桜しべ降る」私も俳句詠むのが好きで、この季語で昔詠んだことがあったなーと思い出しました(*^^*)
作者からの返信
樹木医というと、幹に聴診器をあててるイメージがありますが、実際の樹木医はやらないらしいですね。聴診器をあてたところでなにもわからないとか。笑
毎回おしべとめしべって書くのもなんだかなーと思って調べたら、きれいな言葉をみつけました(#^^#)
第3話 レッテルへの応援コメント
フィクションなのは分かっていながら、つい色々と考えさせられました。
何年も、何年も、重たい事情を抱えていて、それを打ち明けなければいけない。それってとても気が重くてでも勇気がいる事。
気にしない。とか言われても、しょせん普通の家庭で育った人の意見でしかないし、却って負担な気持ちになったんだろうな・・と思います。
でも、結局は本人が変わらないと何も変えられないんですけどね・・。
咲ちゃんも、桜子ちゃんも、幸せになって欲しいと思いました。
もちろん、先生も!
作者からの返信
コメントありがとうございます(*^^*)
そうですね。普通だから『気にしない』という言葉が出てきたように、咲には『どうせ(住む世界がちがう)』という気持ちあって、どちらも相手に偏見を持ってるのだけどどちらもそれに気がついていないという(^.^;
しあわせ、掴んでほしいですね(´ー`*)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
これは、今までなかったパターンですね。
むしろ、なぜ思いつけなかったのか。
だれかの(主人公の大事な人の)本のタイトルを『葉桜の君に』にすること。
昔の恋人とよりを戻すこと。
これらは、頭脳を使います。
一見バラバラに意味があるように見える言葉の力を収束することで、まとまっています。(そのように理解しました)
底にあるのは、人々の想いでした。
流れる時、流れる感情、流れる想い。
たどり着くなら、こんなラストがベター。
構造自体が、プロレベルで、ほとほと感心しました。
細部に神宿るといいますが、作者さまの知恵と、刺さる言葉の力に圧巻です。
作者からの返信
今回のプロットだと、どうしてもかつての恋人を亡き人にしたくなるんですが、今年はなるべく作中で人を死なせないようにしようという自分ルールがありまして、まず元カノは『生きてる』のを大前提として考えはじめたんです(#^^#)
とても素敵に受けとってくださってうれしいです。そして、たくさんお褒めいただいて……! あらためまして、コメントとレビューもありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
編集済
第4話 おたがいさまへの応援コメント
いいメッセージが含まれている、と理解しました。
ちょっと、内容とは関係のないことを思い出して、目が潤んでしまいましたが、はしたないと思ってくださるな。
わたくしはよく見ないとわからないレベルで奇形児です。
逆に言ったら、よくよくしげしげと、近くで見られたらおかしいと言われてしまう、そんなレベルです。
しかし、環境に恵まれたのか、同じDNAの親がいたせいなのか、一切気にしないで大人になりました。
『気にしないよ』
というセリフは、やさしさから出たものだとわたくしは理解します。
むしろ、わたくしの愛する者がなにかしら気にしていたとしたら、そんなことを気に病んでいるあなたが好きになれない、だから、『気にしないで』と言っている可能性もあります。
重要なのは、わたくしの愛するだれかが、わたくしを自分と同等に愛してくれることだし、それ以上に、わたくしが愛している、その気持ちが大切なんです。
だから、わたくしが『気にしないで』というときは『愛している』といういい意味にとらえてほしい。
だって、他にもっといろいろあるでしょう、気にしなきゃいけないことって。
相手の親兄弟とうまくやっていけるか、とか。
自分が妊娠して祝福される環境か、とか。
自分の生活資金とか。
はやく10万円ほしいとか(笑)。
*漫画の知識で申し訳ないのですが、高橋留美子さんかだれかが、体育会系の人と医療関係者の意識の違いをわかりやすく描いていました。
ちょっとしたことで入院することになった学生が(体育会系の部活動)「オレは不治の病かもしれない」とくよくよするんだけれども、医療関係者は「そんなことありませんよ。すぐ退院ですから」っていう。しかし、学生はますます悩んでくよくよとする。
どうやって解決したかって言ったら、同じ部活動の仲間と顧問がお見舞いに来て「なーに言ってんだ。んなわけあるか。わっはっは!」って言ったら、その学生はケロッとして退院していったという……。
だから、誰が、どう、話すかでも、傷になったり、楽になったり、そんなものだと思いました。
長文失礼いたしました。
作者からの返信
おっしゃるとおり『気にしない』という言葉はたいていやさしさから出るものだと思います。ただ、そのやさしさが人を傷つけることがあるのも事実で、おなじ言葉でも、育ってきた環境によってまったくちがう意味で聞こえてしまうこともある。だから面倒でも意識のすりあわせが必要になるのだと思います。
10万は、うん、ほしいですね。笑
編集済
第3話 レッテルへの応援コメント
あ! 今思い出したのです。
つい最近お亡くなりになったC.W.ニコルさんの作品、エッセイだったかな。
小さいころに、体が弱かっただかなんだかで、おばあさまに教えてもらったという話に、「大樹と友だちになって力をわけてもらう」ようにお願いする。
そのときに、大樹に抱き着いて、全身でお願いする――という話を。
ウェールズ出身だったかな。
森の見えない力を信じる民の血を、色濃く引く方でした。(記憶に間違いがなければね)
桜子ちゃんは桜の木とお友達。
きっとパワーを分けてもらってるんだ、と一瞬考えました。
関係ないけど、ここ、感想書いてよいとこ?
*そうなの! ウェールズ以外でもそんな逸話があるの! おどろき~~。その方、すっごい感性の人じゃない? 論理的に考える人は、そんなこと言わないし考えないと思いまする。
作者からの返信
>C.W.ニコルさんの作品
おお、そうなんですね。昔友人が『心が弱ってるときは木に抱きつくと元気になれる』といっていたのを思い出して今回拝借したので、はい。桜の木とお友達であってます(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
そして感想書いてよいとこです。ありがとうございます。
編集済
第1話 出会いへの応援コメント
やあ、野々さんて、歴史ものとかお好きではないですか?
野々さんの履歴を調べたわけではないですが、書き方が神の目線になっている。
状況を説明するのに、言葉の威力を使っていらっしゃる。
「いちめんの なのはな」
を思い出します。
あれが、だいすき。
詩を読むのは骨が折れますが、あれだけは、言葉の力――魅力と言いかえてもいいかな――で、読まされてしまう。
圧倒的情報量で、過不足なく、するりと頭に入ってくる。
そういう作り方をなさってますね。
わたくし、小さいころ、ミステリが大好きでしたので、文章表現を置いておいたとしても、こういうロジカルな丁寧な組み立て方してる作品を読むのは快感です。
どうもありがとうございます。
次をクリックしますので。
*やあ、演劇か‼ それはすごいな。表現者でいらっしゃるのですね。
台本とか読みこんだり、書かれたりもなさっていらしたの?
作者からの返信
コメントありがとうございます〜。
歴史ものが特に好きということはないんですが、ジャンル問わず小説は大量に読んできましたね。あと演劇をやっていたので、全体を見ながら個の役割を考えるというクセがついてるかもしれません。
『いちめんのなのはな』山村慕鳥ですね。リフレインと視覚効果と、百年以上たった今も色あせない鮮やかさがすごいなと思います。
筆致を見る企画なので、いつも以上に文章に重点を置いて書いたのはたしかですが、なんともったいないお言葉。ありがとうございます( *´꒳`*)
第3話 レッテルへの応援コメント
この企画に参加しているものです。
桜子と元恋人の悩みをリンクさせ、葉太の過去の悔恨を引き出し、桜子の悩みを解決することで、葉太自身の成長をかく。
といテーマなのかなとお見受けしました。
実は私も、この手法つかってます(笑)
葉太の人間性が深く掘り下げられ、なおかつ一人の人物に流れる時間の奥行が、感じられますよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます(#^^#)
あー、そうですね。秋田の成長はそこまでかっちりテーマにしているわけではないですが、要素のひとつではあります。
今回はネタかぶりを気にすると書けなくなりそうだったので、まだみなさんのはほとんど読めてませんが、順次読みにうかがいますね。
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
読了しました。
確かに模範解答とも言えるべき一作だと思います。文字数は気になりませんでした。いや、これくらいの文字数はやっぱり必要だったんじゃないかな?
物語的にも突っ込みどころはなく、二人の読書趣味も最初の方で述べてますしね。
面白かったです。
綺麗すぎ(褒めてます
作者からの返信
読了と評価をありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››
1万字を超える作品は、通りすがりにちょっと読んでみよう――と思うことがわたし自身ほとんどないので、どうにかおさめたかったんですけどね。この設定でこれ以上けずることはできないなと、文字数より内容をとりました(´ー`*)
あ、読書趣味。前半部分はあとから加えたことをここに告白いたします(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
この企画に参加されてる方はすごく丁寧に読んでくださる方が多いですからね。ひと通り書いてからツッコまれそうなところを埋めていきました|ω`)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
お団子、おごらずに済みましたね。←たぶん読んだ人のほとんどが、そこは誰も気にしない(笑)
難しいテーマでしたけど、誰でも共感出来るような内容になっていて良いですね!
昔の彼女との電話越しの再会というのも、明るい未来を感じさせてくれて、気分良く読み終われました。
やっぱり、ちゃんと話合わないとわかり合えないよな~って、自分の行動を見直したい気分になりました(笑)
作者からの返信
あ、お団子に着目してくれる方が! そうなんです。桜子は和菓子派なんです。スポンジよりお餅なんです(聞いてない)先生の懐は救われました。笑
認識のズレというのは、どんな関係でも起こりえることですからね(´ー`*)
読了とネタバレ配慮レビューもありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››
編集済
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
きゃあー、素敵な偶然ですね。
いやいや、展開こそストレートにお題どおりですが、出自に関わる話を下敷きに入れてお話の土台の安定度が格段に上がっていました。
安心して読める、けど続きが気になる、そういう作品に仕上がっているのはちえさんの筆力のたまものですねー。
ところどころにセンスのいい描写が挟まっていて全体的にほんわかした雰囲気が出ていました。素晴らしいです。
一つだけ気になったのは晩春初夏の描写が際立ってよかったので作中の時間経過が分かりづらくなった点でしょうか。回想がきれぎれに挟まるのも原因の一つかもしれません。作中で桜子が高2、高3と少なくとも2年は経過してるのですが季節が晩春のまま時間が経過する感じがします。最終話の前半は全部後日談の中に入れちゃうってのはどうでしょう?
作者からの返信
わたし、高校どころか小学校もまともに行ってなかった(不登校)ので『生徒の悩み』とかいわれてもなにも思いつきませんで(;・∀・)
それならと、テーマを出自にもってきたんです。
あ、時間経過、やっぱりわかりにくいですよね? 推敲すればするほど混乱してきまして、キーッとなって公開してしまったんです。
>最終話の前半は全部後日談の中に
なるほど。たしかにそっちのほうがスッキリするかも。まだ混乱中なのでもうすこし頭のなかが落ちついたら考えてみます。ありがとうございます!
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
人によってはデリケートなテーマでしたが、これだけ爽やかな読後感を得られるとはさすがです。
どんな言葉をかけ、何と思うのが正解かと言うのは難しいですね。例え似た境遇であっても、同じ反応が正解なんてことはないですし。
だからこそ作中で言っていた通り、言葉を交わして互いの求めることを見つけていくべきなのかもしれませんね。
春川さんのエピソードだけでも十分すぎるほど良かったのですが最後に出てきた咲さんのシーンでさらに好きなお話になりました(*´▽`*)
作者からの返信
高校どころか小学校すらまともに行ってなかったので『生徒の悩み』と考えたところでなにも浮かばなくて(;・∀・)
ひとまず生徒というのは脇に置いて、テーマを出自にもってきました。
一方向(教師→生徒)の話にはしたくなかったので、桜子が悩みを乗り越えたことで、葉太にもなんらかの変化があったらいいなと、ラストが最初にきまりました(#^^#)
あらためまして、読了と素敵なレビューをありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››
第4話 おたがいさまへの応援コメント
こんな時、どんな言葉をかけるのが正解かなんて分かりませんが、分かったところで表面的な言葉を告げるだけでは何の意味もない。
だからこそ、例え一度は傷つけてしまったとしても、そこで終わることなく相手が何をしてほしいか、自分がどうしたいかを互いに伝え合うべきなのかもしれませんね。
もちろんそれで必ずうまくいくとは限りませんが、どうか彼女にとって幸せな結果が待っていますように。
作者からの返信
おなじ言葉でも、そこにこめられている気持ちは人それぞれだったりしますからね。生きてきた環境が遠いほど意識のすりあわせが必要になってくるのではないかと思います(´ー`*)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
桜しべ降る、勉強になりますー
作者からの返信
めしべとおしべっていちいち書くのも面倒くさいな、なにか呼び方ないの? と調べたらありました。笑
日本語、きれいな言葉がたくさんありますね🌸
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
相変わらず文章が綺麗で、臨場感がありました。
重たいテーマでしたけど、過去の失敗から学んだ葉太先生が、真っ直ぐに春川さんと向き合う姿は、正に先生といった感じです。
素敵な恩師に巡り会えたのは、春川さんにとってとても幸せな事だったでしょう(*´▽`)
そして最後……咲さん(#^^#)
春川さんの事だけでなく、葉太の過去にもちゃんと決着をつけられそうなのが良いですね。完全に描くのではなく、想像の余地を残すのがまた……。
とても素敵なお話でした( ´∀`)
作者からの返信
あらためまして、読了と素敵なレビューをありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
親は子どもに育てられる――というのをよく聞きますが、教師と生徒もおなじなのではないかなーと。桜子が悩みを乗り越えたあと『今度は自分(葉太)の番』というところでおわりたかったんです(#^^#)
今回はネタかぶりを気にしだすと書けなくなりそうだったので、まだどなたのも読めていないのですが、弟さんの葉桜も順次読みにうかがいますε-(/・ω・)/
第3話 レッテルへの応援コメント
かわいそうな子と言うのは、本人からすれば大きなお世話です。人よりちょっと大変な事があるけど、不幸でもないし可愛そうでもない。そう思っている人たちがいますね。
以前、知り合いに「俺、実は〇〇なんです」と言われた時、私は「へぇ~」と答えました。知り合い曰く、私ならそう答えると思った、とか(笑
いや、本当に「へぇ~」って思っただけなんですけど。
作者からの返信
そうなんですよね。わたしも少々複雑な環境に育ったので、若いころはいろんな種類の『かわいそう』をあびてきたんですが、なんというか……心がねじれます。笑
フラットに受け入れてくれる人というのは、なにげに貴重だと思います(*´ω`)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
いわゆる『お涙ちょうだいもの』ってありますよね?
私、そういうの絶対泣けない人なんです。
なんていうか、『泣かせてやろう、泣かせてやるぞ』っていうのが垣間見えると逆に醒めるというか。
本の帯に『絶対泣ける』とか、書いていたら絶対に泣けない自信があります。
泣かされちゃいました〜💦 つい、ほろりと。カクヨムの作品で泣くのは二作目です〜。
野々ちえ先生は、上手すぎますね。
私の中で、去年のベスト作品は、吉岡梅様の『もくりこくり』でしたが、今年はこの作品になるんじゃないかなと思っています。
作者からの返信
あー、すっごいわかります。映像でも小説でも、泣かせてやろう、感動させてやろう、という創り手の意図が見えてしまうとわたしもシラケてしまうタイプです( *¯ㅿ¯*)
それもあって、ストーリーやキャラの気持ちを伝える工夫はしても、読者さんの感情をどうこうしようとは考えたことないんですが……おおぉ、なんと、ほろり( *´ `*)っスッ◇
あらためまして、読了と熱いレビューをありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
ネタかぶりを気にしだすと書けなくなりそうだったので、今回はまだどなたのも読めてないんですが、順次読みにうかがいますε-(/・ω・)/
第3話 レッテルへの応援コメント
特別養子縁組に里親制度。
扱うテーマまで秀逸です。
特別養子縁組は、実の両親との縁をぶった切る、強力な養子縁組ですよね?
里親、里子という言葉は聞きますが、そのような制度があったのは存じ上げませんでした。
>『ぼくは気にしない』
言っちゃいますよね? 咲さんは、その言葉にがっかりするんじゃなくて、葉太くんに対して啓発というか啓蒙というかをするべきだったのでしょう。
自分からは動かずに、相手に理解してもらおうというのは、甘えでしかないように思います。
結局、お互いが若かったから、相手のことに思い至らなかったということなのでしょうね。
ただその、葉太くんにとっての辛い過去が巡り巡って、現在に生きている。
不思議な縁ですね〜☆
作者からの返信
日本では里親=養子縁組と思っている人も多いみたいなので、今回は三つの制度のちがいだけでも書けたらなというところからスタートしました。
咲は、よくも悪くも『かわいそう』という視線に長いあいださらされてきて、それに助けられてもきたのだけど、たくさん傷ついてもきたんだと思います。それでもエネルギーをかきあつめて葉太に打ち明けたものの、そこでMPを使い果たしてしまった――のかもしれません(´ー`*)
第2話 似ていないのにへの応援コメント
>「木に抱きついてましたよね」
うっと声をつまらせて、そこツッコんじゃいますかとかなんとかブツブツと口をとがらせている。
私もそこは見なかったことにするのが、大人の対応だと思いました。
でも、セミごっこ、気になりますもんね?
桜子ちゃんは公園と学校では顔が違う?
素の顔と作った表情の違いでしょうか?
作者からの返信
気になっちゃいましたねー。そして、スルーしたらしたで気まずいのではないかという葉太なりの気づかいです。けっして、大人としてスルーすると話が進まないから――なんて理由ではありません。←
第1話 出会いへの応援コメント
第1話目から引き付けられる内容はさすがの一言。自然描写の巧みさと、物語の展開の上手さは、ひと味違うと言いますか。
元恋人の咲ちゃんと一体何があったのでしょう?
やっぱり桜子ちゃんとの関わり合いの中で、少しずつ浮き彫りになってくるのでしょうね?
>そもそものきっかけとなった生徒
きっかけとはなんぞや?
>出勤まえに気持ちをととのえることが最大の目的だ。
と思ったらこれか! いや、そこまでか? いくら元恋人に似てると言っても昔の話だしさ。動揺するなんて普通じゃない。
葉太先生が固まるのはともかく、桜子ちゃんがなぜ固まった? 趣味のセミごっこを他人《ひと》に、しかもよりによって担任の先生に見られて恥ずかしい(ぽっ)とか?(←絶対違う★)
作者からの返信
さっそくありがとうございます(`・ω・´)ゞ
セミごっこ!笑
恥ずかしかったんでしょうねー。誰もいないと思って大声で歌ってたらうしろに人がいたーみたいないたたまれなさがあったのではないかと(๑¯ω¯๑)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
はじめまして。文字数多いな……と思ったのですけれど、まったくストレスなくすらすらと最後まで読んでしまいました。
とにかくお上手で驚きました。印象的なフレーズも沢山。
テーマやそれを描写しきる筆力、細部まで行き届いた描写、構成のバランスその他、隙なしの作品でした。素晴らしかったです。
作者からの返信
コメントとレビューをありがとうございます!
この企画に参加される方は非常に丁寧に読んでくださる方が多いので、ツッコまれそうなところを埋めていったら、まあ、文字数が増えて増えて(最初の目標は8千文字だったので、ほぼ倍に……笑)
すごく褒めていただけて、なんともったいない、光栄です。ありがとうございます(๑°ˊ ᐞ ˋ๑)
(オレンジ11さんには、きらりや夢月七海さんの同題異話など、何作か読んでいただいてるので、じつははじめましてではないんですが、今回はそれくらい印象を残せたのだと、なにげにめっちゃ喜んでおります。ありがとうございます!!)
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
こんにちは。いいの すけこです。
満足感溢れるため息が漏れました……すごい。
キャラクターの動きや生活感、風景を丁寧に描いているのに惚れぼれするのは勿論。
難しくて少し特殊なテーマを、それでも多くの人にとって大事なことが伝わるように描かれているというか、私も秋田先生に教えてもらっているような気分になりました。
とっても素晴らしい作品でした!
作者からの返信
おおおぉ、素敵なコメントをありがとうございます……!
この企画に参加される方は非常に細かく読んでくださる方が多いので、ツッコまれそうなところを埋めていったら、まあ、文字数が増えること(笑)
最後までお読みくださって、嬉しいコメントと☆をありがとうございます‹‹\(*´꒳`* )/››
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
ちえさん、こんばんは。企画から来ました薮坂です。(最近この登場が多いので。笑)
いやー、やっぱりさすがですね。
もうなんて言うか、さすが!
ストーリーのテーマが重い物なのにも関わらず、リーダビリティの高い軽やかな文体と、「リアリティ」を感じるほどのみずみずしいキャラクタの造形。しかしテーマは軽々しく扱われることなく、きちんと物語のキーとなっている。
そして一部の隙もないハッピーエンド……まるで心の中に春風が吹いたようでした。
はぁ。やっぱり凄いなぁ。
さて、今回の企画にのっとって、指摘は苦手なのですがひとつだけ。
と言っても個人の意見でほぼいちゃもんレベルなのですが、聡明そうな咲が長年葉太を放っておいたことがちょっと気になる、くらいですかね。葉太の回答は「知らなかった」とはいえ完全なミスですが、咲なら勘違いというか葉太の気持ちをすぐ汲んだんじゃないかなーなんて。ほんと、イチャモンですいません。笑
ともあれ、本当に素晴らしい物語でした。天晴!
作者からの返信
すごい。はやい。あ、ようこそおいでくださいました薮坂さん!笑
さっそくありがとうございます。咲の動向気になりますよね。わたしも気になります(え)
ひと言でいってしまえば『余裕がなかった』のかなと思います。里親がいるとはいえ、咲の性格的にたぶん成人後は頼れない。生きるのに精一杯で、葉太を気にかけるだけのゆとりがなかった。それがなにかの拍子で作家として成功して、なんのめぐりあわせか妹ちゃんが担当編集になったことでようやく振り返ることができた……という咲視点を今考えました(おい)
このプロットはどんどん話がふくらんでしまって、長編サイズの裏設定があるとかないとか。笑
ネタかぶり気にしだすと書けなくなるので、今回はまだどなたのも読めてないんですが、後ほど薮坂さんのところにもうかがいますね。
素敵なレビューもありがとうございます!‹‹\(*´꒳`*)/››
最終話 葉桜の君にへの応援コメント
ふとした言葉が相手を傷つけてしまう。そんな怖さを最初にガツンと叩きつけられて、正直おそるおそる読み進めていました。なぜなら僕自身もきっと、冬森咲に「そっち側」と呼ばれてしまうひと言を口にしてしまうタイプの人間だから。
桜子と咲、ふたつの相似形の悩みがくり返されて、物語のなかでなにか解決がなされるはずだとはわかるのですが、その方法はいったいどういう形を取るんだろう? そんな疑問に引っ張られて、読み進めていきます。でもその答えを知るのが、すこし怖い。
だからこそキャッチコピーにある、「知らないのなら、知り合えばいい」という言葉から始まる秋田先生の言葉は、すこしだけ気持ちを軽くさせてくれましたし、最後に咲が登場するというのも、物語としては必然性をもっているのだと思います。これは回復の物語なのだとじんわりした気持ちで思いました。
もちろんなるべく誰かを傷つけないようには、頑張りたいところですが。
作者からの返信
丁寧なコメントありがとうございます。きっと、あかいかわさんのように感じられた方も多いのだろうなと思います(途中離脱された方はたぶんそのへんで拒絶反応を起こしたのだろうなと思いつつ、そこが本作のテーマだからごめんなさいとしかいえないいぃ……と、心で少々悶えたりしていた部分でした)
そこを越えて最後までお読みくださり、こうしてコメントを残してくださったこと、そして回復の物語だと受けとってくださったことがほんとうにうれしいです。
お☆さまも頂戴しまして、重ねがさねありがとうございます‹‹\(*´ω`* )/››