68.角栄に花束を 1巻/大和田秀樹
いやー「疾風の勇人」が終わった時結構「がーん」だったんだよなー。
面白かったから結構終わりに唐突感が。
しかし先日「ノブナガ先生」の終わり方も結構唐突だったらしいから、……大和田せんせい、これだけ連載こなしているにもかかわらず結構不遇……?
ということで今度はヤングチャンピオンからの話どす。
「疾風の勇人」はモーニングだったから、……おい出版社も違うぞ(笑)。
でもまー秋田書店のほうがのびのび描けるかなー、こういうはなしは。
内容は昭和9年、高等小学校卒、15歳で東京に出てきた角栄がいろいろあって、昭和13年召集令状を受け取るまで。
仕事しながら工学校に通って! 19歳で建築事務所を作る!
ちなみに「小学校しか出てない」と言ってますが「高等小学校」は一応尋常小学校6年の義務教育のあとの2年なので、現在の中学校に近いな。
ただし当時の「中学校」は中等教育を行う、現在の中高一貫制学校に近い5年制なんで、角栄氏が「小学卒」という場合、現在の印象だと「中卒」が一番近いんだけどね。
尋常小学校の上に行くだけでも当時の庶民としては頭いい訳ですよ。
で、工学校というのはそっちから実業ルートの学校に行った専門学校かな。だから学歴としては入らないという。まー戦前の教育制度は複線型だったからなー。でもそこが面白いんだけど。
つか現在でもこれ面白いと思うんだけどねえ……
「疾風の勇人」に出てきた角さんはまーダンディ系になるんですが、果たしてどうなるやら。
人たらしであることは間違い無いようだけど。
……ところで路電にひかれるエピはまじですか!?
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