第57話 12歳 街道沿い
セトリの港を出発した。
これからの旅がまだ長く10日間ぐらいで魔法王国に着くそうだがよくこんな長旅をしたものだ。それほど強くもなく自殺行為に等しい。冒険者を雇っての行為かも知れないが無に等しい。念話にて、サリアに連絡した。
『サリア、ちょっと出掛けてくる。何かあったらクレナたらに頼め、その後に俺に連絡しろ
。』
『はい、分かりました。お気をつけてお帰りください。』
『あ、わかった。』
コルトは、言い残したあとアイのダンジョンに転移した。
『アイ、どうだ身体は慣れたか?、それとあいつらはどうしている。』
『マスター、身体は慣れました。騎士団員は
勝手に村を建ててます。』
『ダンジョンポイントが貯まったなら、階層を増やして魔物も増やせよ。』
『ハイ、わかりました。』
『何もないなら、ケイのダンジョンに行くけど何かあったら必ず連絡しろよ。』
『ハイ、連絡します。』
『じゃあな!』
コルトはケイのダンジョンへ転移した。
『ケイも身体は慣れたか?、他に何かあったか。』
『ハイ、身体は慣れました。よく冒険者達が
来ていますが対して変わりはないです。』
『ダンジョンポイントが貯まったら、階層を増やし冒険者達を生け捕りをしよう。』
『ハイ、ワカリマシタ。』
『捕まりしだい連絡しろよ、また魔物のレベルも上げさせろ、危ない時は早めに連絡しろよ!』
『ハイ、連絡します。』
『じゃあ、他を周るから帰るけど何もないか
』
『ハイ、アリマセン。』
『帰る』
コルトはランドール支店のオーナー室に転移した。
『テマリ、トシヤだけどオーナー室に来てくれるかなぁ。』
『はい、分かりました。』
テマリは、店の仕事を妹たちに任せてオーナー室へ走ってきた。
『マスター、何か御用でしょうか?』
『テマリ、慣れたかい。』
『はい、慣れました。店も繁盛してます。』
『休みはちゃんと取りなよ。身体が資本だからね。あと何か困ったことがあったらすぐ連絡して来てくれる。そして品物は無限♾倉庫に保管してあるから取り出して使用してね。
』
『はい、分かりました。』
『何もないなら、仕事に戻っていいから。』
『はい、それでは仕事に戻ります。失礼します
。』
オーナー室から、テマリは出て行った。
コルトは、馬車に転移した。
錬金部屋でナビに話し掛けた。
『ナビ、元気してた。』
『…………………………ハイ、なんですか。
』
『つれないね、せっかくいろいろとやったのにその態度もういらないね。』
『コルト様、冗談ですよ余りにもほっとくから行けないですよ。』
『じゃあ、始めるよ』
『はい、お願いします。』
コルトは作業に取り掛かった。
『魔法 創造魔法…イメージ…マリオネット魔法…男性型人形×2体イメージ…………詠唱…………発動!』
男性型人形が2体出来た。
『魔法 創造魔法…イメージナビのコア…イメージ…スキルから付与…作成…発動!』
ナビのコアが作成できた。男性人形に取り付ける。
『魔法 創造魔法…ナビのコアから命令伝達網付与…………詠唱…………発動!』
『ナビ、どうだ。手とか足は動くかな?』
『まだ、感覚が解りませんが練習します。』
『まあ、頑張ってくれ。あとここにある一体は予備だから大切にしといてくれよ。』
『はい、わかりました。』
『ヒノリ、ナビに聞いて服を作ってくれ!』
『マスター、分かりました。』
あとは、ナビしだいだ。さてと何を作ろうか
なぁ、これからの旅次第だけどそろそろ村か町についてもいいのに。
『サリア、町か村で一泊するように王女たちに
言ってくれ。』
『はい、分かりました。』
『王女様、マスターより次の町か村で一泊すると連絡がありました。騎士たちに知らせて下さい。』
『はい、分かりましたわ。ナディアに連絡させます。次の町か村で一泊と。』
王女様は、ナディアに騎士たちに知らせて下さいと伝言した。
騎士たちは、連絡を受け取り次の町か村で一泊することで、走り始める。
前方にかすかに村が見えてきました。
―――――――――――————————
【読者の皆様へお願い】
作品を読んで、下にある★ 3個で応援して頂けると、すごく励みになります!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます