第55話 12歳 船旅


 船に荷物を載せて、出航の合図ともに港から離れて行き、3時間の船旅が始まった。

 辺りは、静かなようで何も出なかったがそれはそのはず僕が皆殺しにしたからで、また

近付いてくる魔物は威圧でこないようにしていた。話しは替わるがこの船は帆船で風しだいで動くみたいだ、魔導船は存在しないのか

なら作るのも面白いかも知れない。

『魔法 錬金術…イメージ…指輪…イメージ

30個…クリエイト』

『魔法 付与魔法…イメージ契約の指輪……

イメージ…違反時サンダー…付与30個…

詠唱………発動』

契約の指輪ができた、何かの役割があるかもしれない。


そうだこれから何かあるのかわからないから

なんとかしないといけない。まあ、港に到着したら考えようか。

うん、船が止まった。 


後ろを振り返り言った。

『サリア、どうして船は止まったんだ。』

『はい、船長に聞いてきます。』

サリアは、船長に聞きに行った。

『船長、船はどうして止まっているんですか

。』

『前に何か居て進むことが出来ない。』

『分かりました、マスターに知らせて対処してもらいます。』

サリアが、帰って来た。

『マスター、前方に何か居て進むことが出来ないそうです。』

『わかった。対処するからみんな甲板に出てくるな!、邪魔してけがしても知らないからな。』

コルトは、甲板に上がって行った。

そこには、大きい魔物が暴れている確認したら海竜とでた。コイツは竜種なのか?まあ、

動きを止めるか。

『魔法 暗黒魔法…イメージ…ダークバインドオール…イメージ…詠唱………発動!』

海竜はどうあがこうと動けない、そして後ろで操っていた魔族も動けないようだ。

ふと思った龍の里に関係あるのか?

『魔法 召喚魔法…イメージ…クレナ、ラフ

、ウル…イメージ…召喚!』

そこには、龍が3頭姿を現した。

〈〈〈なあに、コルト様呼んだあー、〉〉〉

『お前たちは、呼ばないと出てこない気か!

それならこちらも考えがあるぞ、他の従者や従魔はよく働くのにちょっと考えよう。』

〈〈〈わかったから許してください。〉〉〉

『これからは気を付けくれ、他のものに示しがつかない。どうしてもと言うなら従魔から

外してやる。その代わり龍族は敵と見なすから、それとこの前にいる海竜は知っているか確認してくれ知らないなら殺す。』

〈〈〈わかった。確認します。〉〉〉

三頭は海竜を見ていた。

クレナが言った、

〈ねねー、ウルの配下の子じゃない。〉

〈居たかなー、こんな子。〉

ウルは悩んでるがラフが言う、

〈居たよ〜、下の方に里で親が探して居たよ。〉

〈〈〈コルト様、これウルの配下の子です、

里で親が探していました。〉〉〉

『それじゃあ、後ろの方にいる魔族が操っていたじゃあないか。』

三頭の龍が睨んで怒りだした。

『その魔族を殺さないと使役が解除されないと思うし、まだ他にも使役されているか里に確認した方がいい。お前たち本当に何をしてたんだ里であの時、俺は調べろーって言った

よなあ。その海竜は俺が解除してやるから連れて帰れ、それと魔族も連れて行って尋問しろ何か解るかも知れない。』

〈〈〈コルト様、よろしいんですか。〉〉〉

『親が心配しているから許してやるが、これが最後だ。俺の邪魔をする奴は制裁を加える

それが誰だろと気にかけとけ。』

『魔法 契約魔法…イメージ…海竜…イメージ…解除…詠唱………発動!』

海竜と魔族の契約が解除された。

『ウル、今解除したがこれからどうする、ウルは知っているのか。』

〈いいえ、知らないと思いますが親に連絡してみます。〉

〈………………そうなの見つかったわ、どうするここに来れそう………………わかったわ

これるのね、じゃあ待ってる。〉

〈コルト様、来るそうです。〉

1時間ぐらい待っただろうか、海の方からここにいる海竜の10倍の大きさの龍が向かって来ていた。

〈水龍王様、お呼びですか。私の子はどこですか?〉

〈ここにいるわ、私では無理だから呼んだのよ。連れて帰ってくれない。〉

〈分かりました。坊やおいで帰りましょうか

もう用事はないでしょう。すいませんが、後ろにいる人は誰ですか?〉

〈〈〈私たちのマスターです。貴女の子を助けてくださいました。〉〉〉

〈それは、ありがとうございます。では失礼します。〉

と言って、海の彼方に消えてしまった。

『それでその魔族はどうする。』

〈〈〈私たちでは、たぶん無理かと思います

が何かありませんか。〉〉〉

『しょうがないなぁ、俺がしてやる。魔法

誘惑魔法…イメージ…マインドコントロール

…イメージ…魔族…詠唱………発動!』

『質問する、あと龍が何頭いる答えろ!』

『はい、まだ10頭はいます。内訳は龍族5頭

竜の子が5頭です。』

『だそうだ、なぁ龍族たらお前たちの知り合い隷属されたのと違うか?』

〈〈〈えー、そんなのありえませんよー〉

〉〉

『お前たちは、連絡したら分かると思う。』

〈〈〈分かりました、連絡します。〉〉〉

〈風龍、今どこにいるかしら?〉

〈………………………………〉

〈あれ!、連絡がとれない。〉

そのあと他の龍たちに連絡したが応答はなかった。

『お前たちは、これからどうする?』

〈〈〈コルト様、着いて行っていいですか?

〉〉〉

『いいけど、人化しろよ。』

〈〈〈コルト様、ありがとう。それじゃあ人化します。〉〉〉

三頭の龍たちは、人化した。

『コイツは、もういらないな!、魔法

爆炎魔法…イメージ…ブルーファイアストーム…イメージ…魔族…詠唱………発動!』

魔族は青い炎の柱がまとわり付き燃えて跡形も残らなかった。

『サリア、終わったと船長に伝えてくれ。』

『はい、分かりました。』

サリアは、船長に伝えて船は走り出し30分ぐらいで港に着いた。



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