第44話 12歳 商業ギルド・ランドール支店
東側地区にある商業ギルド・ランドール支店に向かった。地図があるため道に迷わず着く
ことが出来た。ここは王都と同じぐらいの大きさだった。
『ナビ、ここがランドールの商業ギルドになるのかな、でかいな。』
『コルト様、ここがランドールの商業ギルド施設ですね、なにをしに行くんです。』
『不動産を買いに来たんだ。売ってくれるかな?、ダメなのかな。』
『コルト様、大丈夫だと思います。』
『こんにちは~』
元気なコルトの声にギルドの扉を開ける。正面に受付があり、女性が二人カウンターに立っている。
『こんにちは。本日はどういった御用件ですか?』
受付の前に行き、
『商業ギルドに登録と自分が作ったポーションを鑑定してもらって売りに来ました。』
『では、登録を始めます。名前と年齢をお願い
します。あとポーションの提出をお願いします
。』
『名前はトシヤ、年齢は12歳になります。それとこれがポーションです。』
トシヤは、ポケットからポーションを出して
受付の人に渡した。
ポーションの鑑定をした人は、慌てだし受付の人と話合い決定したらしい。
『このポーションは素晴らしいできです。話合いの結果として、商業ギルドBランクになりました。』
『Bランクですか?、びっくりしました。では
頑張ります。あとここ不動産は扱っていますか?、扱っているなら売ってください。』
『あ〜はい、ありますが、今売出し中の商店がありますが、見て観ますか?』
『はい、お願いします。あと値段相応なら買う
と思いますから、権利関係の書類は持ってきて下さいね。』
『分かりました。お持ちします。では、案内します。ついてきてください!』
『はい、分かりました。』
受付の人に案内され、噴水広場の近くにある三階建て建物で裏庭が広くあり外見は古く感じるものだった。
『ここになります。この建物は築100年になる
建築物で立地はいいですが、建物がかなり古く今まで残っていますがどうですか?』
『はい、ここにしたくなりますが、内装の塗装、修理にかなりお金がかなりかかりますから、値段次第ではすぐ支払いますがどうなり
ます。』
『そうですね、これが築20年なら白金貨100
枚はくだらない建物ですが築100年ですから
ね、白金貨10枚でいいです。』
『え〜、白金貨10枚もするんですか、う…
……………………ん!はい、分かりました。
それでお願いします。今持ち合わせがちょう
ど白金貨10枚の袋がありますから受け取って
ください。』
トシヤ【コルト】は、白金貨10枚が入った袋
を受付の人に渡した。
『は………い、確かに白金貨10枚受け取りました。これは権利書と受け取り書です。これは
正式な契約書なので、こちらに間違いがあれば罰せられますから安心して下さい。』
『はい、分かりました。これからもよろしくお願いします。』
『はい、分かりました。それではここの鍵を
渡します。どうぞ頑張ってくださいね。』
建物の鍵を渡してきた。受付の人は帰り僕だけが残って、建物の扉を鍵で開け、中に入った
。やっぱり100年はすごいなぁ、まあ僕には魔法が有るからいいけど。
『魔法 時空間魔法…イメージタイムリターンで99年前の建物に外観はそのままをイメージ…詠唱…………発動!』
建物の外観はそのままに内装は99年前に戻った。
『魔法 ビルド魔法改…改装イメージ一階は、店と倉庫、二階は、食堂と店長、店員の休憩室、三階は、部屋8個イメージ……改装…
詠唱…………発動!』
裏庭に行くと何もない。
『魔法 ビルド魔法改…イメージ壁補強、目隠し幌5mイメージ…詠唱…………発動!』
壁が二重に補強し、目隠し幌5m外観を覆った
。中心に庭を残して作成した。
『魔法 ビルド魔法改…イメージ…一階は馬車置き場、錬金部屋、鋳造部屋、二階、三階
は部屋16個、地下に男女別の風呂場及び脱衣室イメージ……………詠唱…………発動!』
前と内装は違うが同じ建物が出来た。
『魔法 結界魔法改…イメージここの土地に
完全結界イメージ…イメージ…詠唱…………
発動!』
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