カマキリとバッタの運命論

読んだ日にち…2021/2/6(土)

作品名(作者)…カマキリとバッタの運命論 (行雲 様)

読んだ場所…ノベルアップ+

ジャンル…現代/その他ファンタジー

文字数(話数)…109,571文字 (27話)

読んだ話数…11話


内容…10年ほど前、神の気紛れかこの世で昆虫が1番高い知性を得る『大進化』が起きた。されど地球の支配者(?)は人間であり、人間に対して昆虫達は大きく分けて3種(友好、中立、敵対)の立場を取る事となる。友好派は人々の役に立ったり敵対派から人を守ったりしている。

物語は代々とある人間の家庭教師を務めている主人公のカマキリ(友好種)と友人のバッタ(中立寄り)という本来であれば捕食者と被食者である筈の2人が繰り広げる変わった日常なお話。


評価

読みやすさ__★★★★★

ギャグ____★★★☆☆

・昆虫にも個性がある

バトル____★★★☆☆

・大切な人達を守る戦い

・動物や爬虫類、鳥類は天敵

恋愛_____★★☆☆☆

ファンタジー_★☆☆☆☆

・知性は得ても言語の壁や力関係が大きく変わることはない

ダーク____★☆☆☆☆

・生死観等、その辺昆虫達は割とシビア

・★1ながら一歩間違えば一気に数値は上がるかも

昆虫度____★★★☆☆

・優しい世界寄りながら現実化したら意外とこうなるかもしれない

個人的興味__★★★★☆


一言

知性を得ても人間との共生に色々弊害が出てたり、昆虫らしいドライな価値観があったり色々と考えて作られており面白い作品でした。

また、一部例外はあれど主に益虫は友好、害虫は敵対、それ以外は中立みたいな分け方は分かりやすいなぁと思いました。

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