前のエピソード――虫から始める魔王道

読んだ日にち…2020／12／28(月)

作品名(作者)…虫から始める魔王道 (稲生景様)

読んだ場所…小説家になろう

ジャンル…ハイファンタジー〔ファンタジー〕

文字数(話数)…631,060文字(234話)

読んだ話数…40話

内容…舞台は千年ほど前に大暴れしていた魔王(昆虫・ミミズ)軍団を勇者率いる人類(エルフや他の種族含む)が打ち倒した世界。

虫好きの主人公がカブトムシに転生して、辛うじて生き延びていた魔王に召喚される。そして魔王の意志を引き継いで立派な魔王を目指すお話。

評価

読みやすさ＿＿★★★★★

ギャグ＿＿＿＿★★★★☆

・コメディ色強め(主に元魔王が原因)

バトル＿＿＿＿★★★★★

・スキルや進化コミコミのガッツリ戦闘シーン多い系

無双＿＿＿＿＿★★★☆☆

・仲間は露払い程度でほぼ主人公がメインで戦う

恋愛＿＿＿＿＿★★☆☆☆

・異種族恋愛(人間×カブトムシ等)

ファンタジー＿★★★★★

昆虫度＿＿＿＿★★★★☆

・主人公が結構な昆虫好き(ガチってレベルではない)

・メインキャラの大半が昆虫

個人的興味＿＿★★★☆☆

一言

ストーリーや設定がかなり分かり易く、安易に擬人化しない点も好みです。昆虫である必要があるかと聞かれたら首を傾げるかもしれないが、普通になろう系異世界ファンタジー物として面白い作品でした。

個人的にはもう少し登場する昆虫に対する専門的な考察や行動を取り入れると作品の個性が増すかなと思いました。また、戦闘面が主人公のワンマンアーミーであったり、成長スピードが早すぎて長く続ける場合は将来的にインフレor無双になりかねないかなと思いました。後、流石にいくら丈夫だからって卵を武器にするのは昆虫好きの顰蹙を買いそう……。