COVID-19

佐々木悠

第1話

つい先程、元ダイヤモンドプリンセス号乗客者の方のツイートやカクヨムに投稿されていた文章を拝見させていただきました。

彼ら彼女らの戦いは長く苦しい物であった事は簡単に理解させられます。

横浜港での受け入れに関して多くの多様な声を聞きます。

まず、約3700名の乗客乗員の内感染され、3/30時点で亡くなられた11名の方のご冥福をお祈りします。


ダイヤモンドプリンセス号に関して日本政府に対する批判も聞こえます。過激なものになると横浜港で受け入れなければ良かったという意見まで存在しています。


私の個人的意見としては受け入れたということに関して100%賛成し英断であったと考えます。

60歳以上の高齢者が2165人、乗員乗客に含まれる日本人は1341人も存在しており横浜港は本来のルートであり受け入れは当たり前であると思われます。


20年間に渡りクルーズ船での検疫を研究されているギリシャのテッサリア大学教授のハジクリストドゥルウ氏は在英国際ジャーナリストの木村氏のインタビューに対してこのように回答されています

以下引用


木村氏『この場合誰が非難に値しますか?』


クリストドゥルウ氏

『ダイヤモンド・プリンセスの状況は圧力の中で下された決定で非難することはできない。決定はその場で行われ、当局が参考にする過去の経験、例、教訓もなかった』


このようにあります。当時の段階で出来うることを出来る限りやったのが現状だと思います。


また乗船者の手記によると厚労省から派遣された医療チームに無償のボランティアとして参加された医療従事者、自衛隊やその他の方々への感謝は胸の中に溢れてきたとあります。

船の水を入れ替えるために外海に出た際は急病患者搬送の為に併走した海上保安庁の船。

Japan Coast Guard

真っ白の船体にブルーの文字誇り高く書かれたこの名をこれほど頼もしく思った事はないとも書かれてあります。


また、私は多くの外国籍クルーにも賞賛の声を届けたい。あの様な状況の中、自分たちも感染するのではないか、自分たちはどうなるのだろうという心配、不安はあったと思います。

ですが、気遣いを忘れず彼らは最後まで表に出さず献身的に乗船客達に接しました。


あるクルーの方はこう話したそうです


『僕ね日本が大好き。だから日本語を覚えたんだ。』


そう言って、スマホに入っている横浜港の写真を見せ、世界で1番ビューティフルな場所だと語ったそうです


ヤング駐日大使は

「ダイヤモンド・プリンセス号の米国人乗客は最高のケアを受けました」「これは優秀な地域医療だけでなく日本の素晴らしい“おもてなし”の心を映し出すものです」


とコメントされています。


COVID-19はどのような物で何が効果があるのか未だ不明の事も多く多くの患者の方々が苦しまれ、亡くなられた方も多く、御家族を失われた方の悲しみは計り知れず、その他にも回復された方もその後の風評被害等に苦しめられる方もいらっしゃるかと存じます。

私のような無名、成人もしていないような学生が言う事に意味があるかは分かりませんが

申し上げたいのは以下です。


今は団結し共に立ち向かう時であると思います。この状況の中懸命に戦う患者の方や医療従事者の方々、海外ではロックアウト等で困難な生活を強いられる方も多くいらっしゃいます。互いにいがみ合うのでは無く手を取り合い共にCOVID-19を乗り越えましょう。


最後にNPO法人のファクトチェックイニシアティブという団体を紹介したいと思います。

様々メディアの情報を審査しより正確な情報周知のために活動されている団体です

またこのサイトは真偽不明情報に対して事実と根拠を示すものであり、あくまでも読者の真偽判断の一助となるものであることをご理解下さい。


https://fij.info/coronavirus-feature


ファクトチェックイニシアティブ(FIJ)のCOVID-19関連特設ページのリンクを貼り付け筆を置かさせて頂きます。

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