火事と喧嘩⑩

「—那迦なか、だっけ。あんたさ……あたしのこと知ってるの?」


 腕に突き刺さったままの鎌刃れんじんを引き抜き、巻き付いた鎖を解きながら、朱羽あけはは口を開く。

 詰問きつもんのようでありながら、おびえるように震えるその言葉がこぼれ落ちた先―

 なおも踏み付けられたままの那迦は、不服そうに答える。


退いて。……重いから」

「誰が太ってるって?」


 朱羽はった愛想笑いを浮かべながら、那迦の鳩尾みぞおちに乗せている右足に体重を掛けた。

 くぐもった短い声を上げ、那迦は降参だと言わんばかりに首をぶんぶん横に振る。

 朱羽が足に込めていた力をわずかに抜くと、那迦は一息ついて答えた。


か。……貴女あなたが、に」


 ―この女も、あたしの過去を知ってる。

 自らの腕を戒めていた鎖鎌を乱暴に投げ捨て、朱羽は胡乱うろんそうに目をすがめた。


「でも、今は助けるのが先。……私が、燎馬りょうまを」

「!」


 しかし朱羽が内容を問うより早く、那迦はそれを拒絶した。

 有無を言わせぬ口調と共に響いたに、朱羽は咄嗟とっさに那迦から離れる。直後、背後から迫る鎖鎌が、逃げ遅れた白髪の毛先を切り裂いていった。

 細足の杭を抜かれ自由になった那迦は、逼迫ひっぱくした様子でふらふらと逃げていく。


「ダメ。……燎馬は、私が、いないとッ!」

「ちょっと、待って……ッ」


 逃げる那迦の姿を追い、朱羽も駆けていく。

 火事の焼死体を包む簀巻すまきであふれる大通りへと出た頃、朱羽の両足から不意に力が抜けた。

 無様にもその場に膝を突き、両肩を大きく上下させて荒い呼吸を繰り返す。かすみ始めた視界に、既に那迦の姿は見当たらなかった。


「さすがに、連戦はこたえるな……」


 旅籠はたご神峯毘沙かみねひさと戦った後、軽い休息は取ったが……仕込まれた毒はまだ完全に除去できていなかったらしい。

 体力の限界に近いが、ここで倒れるわけにいかない。まだ『艶街いろまち』の男衆たちは自分を探しているはずだ。

 変装は解いたから見つかることは無いと思うけれど、万一のこともある。意識を失うにしても、せめて蒼羅そらの無事を確認してから……。


 身体に鞭打むちうってゆっくりと立ち上がる。

 視界の奥で燃え盛る『綺艶城きえんじょう』を一瞥いちべつして、朱羽は小さく拳を握った。その瞳に満たされているのは諦観ていかん

 ―素人のあたしが行ったところで、誰も救えずに焼け死ぬだけ。


 無意識の内に、朱羽は張見世はりみせで少しだけ喋った女性―純朴じゅんぼくそうな顔の彼女を思い出していた。


 ―あたしが燎馬に買われた後、彼女も別の男に買われて楼閣ろうかくの中に入ったはず。 

 ―あの人、無事に逃げられたかな。

 

 何の気なしに、ちらりと見やった簀巻きの山。

 そこから、酷い火傷に塗れた手がはみ出ているのを見て、朱羽は言葉を失った。


 その見覚えのあるを見て。 

 作り話の真っ赤な嘘を信じ切って、自分を心配してくれた彼女を思い出して。

 

「……嘘」


・・・・・・


「なんでも『疫病神やくびょうがみ』らしいぜ、俺」—なんて、もちろんだ。


 『疫病神』と呼ばれることはあれど、他人の運気を下げるような力が自分にあるとは、蒼羅そらつゆほども思っていない。


 蒼羅の視線の先で声にならない叫びを上げ、もがきながらふらつく燎馬。

 その様はさながら死の舞踊ぶよう。このまま放っておけば、遠からず焼け死ぬだろう。


 ―こんな人間、すくう価値はあるのか?


 に近づこうとして、心の中の暗く冷たい部分がそうささやく。

 蒼羅は首を横に振り、一瞬でもその思考に同調しそうになった己を否定した。


 ―確かに、燎馬は救いようのない人殺しだ。

 彼は過去に大勢の人間を焼き殺し、今もまた、多くの命を見殺しにしている。

 己の身にまとったほむら最期さいごを迎えるのは、なるほどだろう。


 だがどんな悪人であれ、『目の前で人が死ぬ』ことを蒼羅は看過できなかった。

 あの救いようのない人殺しとなど、許容できるはずもない。

 たったひとつだけ、燎馬を救うための策はある。 


「俺はお前とは違う……だから。お前には聞きたいことがあるんだ」


 ずっと引っかかっていたのだ。

 彼は何故、のだろう、と。


 彼の言っていた『強運』―それが自身にとってを運んでくるならば、全てがはずだ。

 己の強運におぼれ、なにもかもを手に入れようとする、もっと強欲な人間になってもおかしくはない。


 だが燎馬は、全てを諦めている。初めからどこにも手を伸ばそうとしていない。

 それは何故か?


 ―朱羽に刃物でおどされたとき、運良く命までは取られなかった。

 ―口から火を吐いたり、足に火を付けたとき、運良く火傷を負わなかった。

 ―最上階の爆発に巻き込まれたとき、運良く服が燃える程度で済んだ。


 燎馬の言葉や姿を思い返し、蒼羅は確信した。

 この男の『強運』は、しか発動しないのだ。


 もし自分の攻撃にも『強運』が発動するなら、蒼羅は今頃、倒れていてもおかしくない。

 だがこの男の攻撃で、蒼羅が致命傷を負うことはなかった。


 もし『強運』により全てが都合良く進むなら、そもそも裏賭場うらとばはずだ。

 だが裏賭場の存在は露見し、濡れ衣を着せて殺そうとした蒼羅は未だに生きている。おまけに自慢の大楼閣は、何者かが仕掛けたらしい爆弾により燃え落ちている始末だ。


 燎馬の『強運』は、彼の命を護るためにしか働かない。他者や物に対しては作用しない。

 そして恐らく、『強運』によって身に降りかかる幸運には―


 はたから見れば燎馬は今、全身が火達磨ひだるまになる不運に見舞われ命の危機にひんしている。

 『強運』が彼の命を護るために働くなら、こんな非常事態は起きないはずだ。

 全身に火焔を纏う燎馬の切り札はきっと、『強運』によって無効化できる不運のを全て使い果たしてしまう代物なのだ。


 命をけた、一世一代の大博打おおばくち

 そこで運に男を救う方法は、ただひとつ。


 蒼羅は己の左腕―焼け焦げた着物の穴からのぞく、を見遣った。

 この手なら、奴が纏う火焔にも触れられる。

 危機と好機は紙一重。は蒼羅へと回ってきた。


 大きくよろめいた燎馬の身体は、意図せず先ほど自分で蹴り砕いた欄干の近くへ向かう。

 その瞬間、蒼羅は燎馬へと一直線に駆けた。もちろん、激痛にさいなまれている燎馬がそれに反応できるわけもない。


 大きく隙をさらしている燎馬の土手っ腹に、蒼羅の放った蹴りが思い切りめり込んだ。

 にぶい打撃音とともに、その長駆ちょうくは空中へと投げ出される。それを追って、蒼羅もまた太鼓橋から跳んだ。

 このまま燎馬へ掌底しょうていを叩き込み、もろともに浅瀬へ叩き落としてする。

 火焔の鎧さえがし拳闘に持ち込んでしまえば、勝ちの目はある。


 一塊の火の玉となって落下していく燎馬。その真上へ躍り出た蒼羅は、左腕を弓弦ゆづるのごとく引き絞る。



 —けれど所詮、危機と好機は



 『強運』を持つと、

 『悪運』の強い

 どちらに『』のかは、明白だった。

 

 燎馬はもがきながらも、空中で身体をひねる。

 放たれた横薙ぎの蹴りが蒼羅の脇腹に食い込む—だけに留まらず、その威力は両者の身体をぐるりと旋転せんてんさせた。

 景色の天地が百八十度入れ替わる。上に燎馬、下に蒼羅。


 そして蒼羅の眼前で火焰は—間髪入れずに爆裂した。

 熱波に吹き飛ばされ、蒼羅の身体は炎に包まれながらあえなく墜落。爆発じみた派手な着水音とともに、川面かわもに水柱を吹き上げさせた。


「ぶぁ、はッ……!!」


 水面から上半身を起こし、蒼羅は水に濡れた犬のように首を振った。

 空気をむさぼるように呼吸する度、胸に刺すような痛みが走る。

 ―肺が少し焼けたか。


「残念だったなぁ少年。俺には『強運』がツイてるんだ、自分の炎で死ぬわけないだろうが。……まぁ、さっきはちょっとけどな」


 あざけりとなぐさめが半々の声が上から降ってくる。

 弾かれるようにそちらを見遣みやれば、太鼓橋の欄干の上に腰掛けた燎馬がいた。

 燃え盛る火焔の逆光により、その姿は影一色で塗りつぶされている。


「しかし、さっきまで命を狙ってた奴を助けようとするなんて、お前も随分ずいぶんと欲張りのお人好しだなぁ。……だからそうやってんだよ」

「―燎馬……ッ」


 新たに響いたのは、切羽詰せっぱつまった声。

 立ち上がった蒼羅の視線の先—太鼓橋に別の人影。宝飾人形めいた少女が燎馬へと駆け寄ってくるのが見えた。


「燎馬、身体が」

「ん、心配するなって」

せなきゃ。……医者に、早く」

火傷やけどなら大丈夫だ、死ぬほどじゃない」

「……そっちじゃない」

「……ん?」

「診てもらうのは、頭の方。いつも言ってる。……公然猥褻こうぜんわいせつはやめてって」

「しょうがないだろ……俺の切り札は、いつも着物が犠牲になるんだ」


 今頃、あの新入り遊女のところにも『蛇』が行ってるだろう―


 燎馬の言葉を思い出し、脳裏に朱羽の顔がちらつく。

 アイツはどうした? あの人形のような少女がここに来たということは、まさか―


「分かった分かった、諦めるよ那迦。―おい少年、今回は痛み分けだ……見逃してやる」


 蒼羅が思考に浮かんだをねじ伏せて平静を保とうとしていると、声が上がった。

 呼びかけた燎馬は既に腰掛けるのを止め、こちらに背を向けて欄干にもたれ掛かっていた。


「代わりにひとつ忠告しておこう。なにかを守りたいなら、それはにしておけ。じゃなきゃお前は……なにも守れずに死んでいくことになる」


 それだけ言い残して、歩き去ろうとする燎馬。

 後を追うために動こうとした蒼羅の耳に、が飛び込んだ。

 咄嗟に伏せた瞬間、頭上を颶風ぐふうが薙いでいく。風音の過ぎ去った方へ視線を飛ばすと、宙を泳ぐ鎖鎌の蛇が、こちらへ鎌首をもたげるのが見えた。

 回避する間もなく、蛇の息吹めいた音を立てながら腕に銀鎖ぎんさが絡み付く。凄まじい力で吊られて浮き上がった蒼羅の身体は、川縁かわべり石塀いしべいへと叩きつけられた。


「が……ッ」


 全身を震わす衝撃に受け身も取れぬまま、蒼羅は川面へうつ伏せに衝突する。

 痛みを堪えて立ち上がり、ようやっと太鼓橋まで戻った頃には—燎馬と少女の姿は、影も形も消え失せていた。


「……クソッ!!」


 怒り、苛立いらだち、悔恨かいこん

 様々な感情の撃鉄に打たれて振り上げた拳はしかし、橋の欄干へ叩き付ける以外に行き場所などなかった。


・・・・・・


 無惨にも焼け落ちた『綺艶城』—その剥き出しの骨組みには、未だに炎がしがみついていた。

 まるで、仕留めた獲物を骨までしゃぶり尽くそうとする、えた獣のように。


「―しぶといのね、まだ生きてたの?」


 聞き覚えのある声。

 蒼羅が振り向いた先には、満身創痍まんしんそういの朱羽が立っていた。

 身に纏う赤襦袢あかじゅばんはボロ布同然で、顔色は憔悴しょうすいよどみ、肌に刻まれた傷の数々からは血がにじむ。

 それでも精一杯の強がりのように、皮肉げな顔をしてみせる朱羽。

 細い首に残っているめられたようなあとを、蒼羅は見ないフリをした。


「今にも死にそうな奴がよく言うよ。……悪かったな、簡単に死ななくて」

「……そうね、すごく残念」

「なんか言ったか?」

「すごくすーっごく嬉しい、って言ったの」


 ぼそっと付け足された嫌味にけんのある声を返すと、朱羽は表情筋を引きつらせて白々しい笑顔を見せる。

 しかし次の瞬間には、文句と不満がその端正な顔を歪めさせた。


「……あんた『綺艶城』でなにしてたの? こっちはあの根暗な蛇女に襲われ―」


 たきぎぜるような音が、朱羽の文句をさえぎるように連続して響いた。

 とした蒼羅はしかし、朱羽によって肩をつかんで引き留められる。


「離せよ」


 振り返った蒼羅は朱羽を睨み付ける。

 その刺々とげとげしい視線を真っ向から見返した後、朱羽は目を伏せて首を横に振った。


「もう間に合わない」

「そんなの行ってみなくちゃ―」


 轟音が、蒼羅の声をさえぎった。

 枯れ木がまとめてし折れるような音を上げ、唯一ゆいいつ残った骨組みまでもが崩壊していく。

 その様をそろって見上げる二人の黒髪と白髪を、衝撃で吹き荒れた熱波と火の粉がなぶっていく。


「……どうして止めた」


 うつむいた蒼羅は、己の身をも焼かれるような感覚を味わいながらうめいた。


「行ったら、あんたも下敷きになって死んでたよ。それに、ひとりで救える数じゃない……焼死体がひとつ増えて終わりでしょ」


 返す朱羽の言葉は、どこまでも乾き切っていた。

 事実を淡々と突きつけられ、蒼羅は拳を握り締める。それを一瞥いちべつした後、朱羽は小さく息を吐いた。


「誰も彼もを救える力なんてない。あんたにも、あたしにも……他の誰にも」


 奥歯を割れんばかりに噛み締め、蒼羅ははらわたで煮えくり返る感情を押し止めた。

 ―分かっている。そんなことは理屈として理解している。


 ただ納得できなかった。

 手を伸ばせば、救えたかもしれない。

 己の命を捨てれば、活かせたかもしない。

 それらの可能性に目をつむって、だと割り切るなんて、できない。


「あんたが犬死にする必要はなかった、って言ってんの。……これでも慰めてるつもりなんだけど、不満?」


 ぶっきらぼうな口調に反して、その裏に込められた思いはひどく優しい。

 答えない蒼羅に眉根を寄せて頭をかきながら、朱羽は苛立ちの混ざった吐息をひとつ。

 と、蒼羅は乱暴に両肩を掴まれ、無理やりに朱羽の方を向かせられた。


「―ねぇ、あんたはの?」


 対面した彼女の左目には、確かに熱が灯っていた。

 それは遠くで燃え盛り、半面を照らす炎が映り込んだだけなのか、それとも。


「―それとも、だけなの?」


 光差さぬ青白い半面。冷たく睨み付ける右目には、洞穴どうけつのような闇が広がる。

 光と影の色彩を乗せた双眸そうぼうは、朱羽が暴こうとする蒼羅の内面を映し出す鏡のようだった。


 その問いに蒼羅は言葉を詰まらせ、やがて目を逸らした。

 朱羽が発したその言葉に。提示された可能性の後者に。

 自分でさえ意識していなかった、自分のに。


 心の弱くもろい部分を、強くえぐられた気がしたのだ。


「助けたいと思うのも、死にたいと思うのも勝手だけど……あんたのにあたしまで巻き込まないでよ。迷惑だから」


 長い睫毛まつげを伏せた朱羽は、答えられず押し黙る蒼羅をやんわりと突き飛ばすと、忠告めいた言葉を残して去っていく。

 その背を一瞥いちべつした後、蒼羅は『綺艶城』を振り返った。


 楼閣は既に焼き尽くされ、跡形も無く崩れ落ちていた。

 残る劫火ごうか陽炎かげろうが、かつての幻影を作り出すのみ。


「俺、は……」


 視界の奥で燃え盛る炎をながめながら、蒼羅は迷子のような表情を浮かべて、乾いた声を絞り出した。


・・・・・・


 青白い月光が夜のとばりを切り裂く先。

 薄暗い路地裏から、鈍い破砕音が響いた。


 崩れた酒樽さかだるの山の上で、仰向あおむけになって失神する巨漢がいた。

 彼の周囲では、取り巻きと見られる複数の傾奇者かぶきものたちが、おろおろあたふたとあわてている。


「―ったく。ここらで一番強ェやつだって言うから、売られた喧嘩けんかを買ったのによォ」


 びた声が響く。

 傾奇者たちはびくついた様子でその声の方向を見やった。

 彼らの視線の先、頬に二条の傷を付けた男は、あきれたように嘆息たんそくしながら乱れた前髪をかきあげた。


図体ずうたいでかいだけの愚図ぐずじゃねェか。見掛け倒しのハリボテかよ」


 傷の男がった筋肉をほぐすようにぐるりと首を回す。

 ごきりごぎり、と威圧的に骨が鳴った。


「……で、次はどいつだ?」


 ぎらついた刃のような瞳が、次の獲物をにらみ据える。

 傾奇者たちは揃って頭から爪先までをぶるりと大仰おおぎょうに震わせた後、情けない悲鳴を上げて、蜘蛛くもの子散らすように逃げていく。


 彼らが巻き立てた土埃が晴れた頃には—

 傷の男だけを残して、人っ子ひとりいなくなっていた。

 男は落胆の息を吐いた後、路地裏のある一点に鋭い視線と声を飛ばした。


「隠れてねェで出て来いよ」

「―分かっていたか」


 こたえるように、くぐもった声が響いた直後。

 月明かりの届かぬ暗闇の中から、闇よりなお黒い外套がいとうまとった人影がまろび出た。

 わらうように歯を剥き出しにした狐の仮面に、身体の稜線りょうせんを覆い隠す黒衣。

 男か女かも分からない明らかに不審な人影に、傷の男は思わず眉をひそめた。


 そんな反応など意に介する様子もなく、黒衣の人影はふところから一枚の人相書きを取り出すと、傷の男の鼻先に突き付ける。


「依頼だ。元『天照』―『虎』の虎堂琥轍こどうこてつ

「……へぇ」


 傷の男—虎堂琥轍は人相書きをひったくると、思案するように顎をさすりながら小さく笑った。

 やがてその笑みは獰猛どうもうな色を深くしていき、めくれ上がった唇から犬歯が剥き出しになる。


 値踏みするような視線の先。

 人相書きに描かれているのは―

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