ほぼニートは険しい道を進む
学校再開から一日。私は大きな衝撃とともに、意気消沈しています。
というのも、一日授業の空いた今日はゆっくりと勉強をしようと思ったら、どれだけ勉強をしても、これから成功していけるビジョンが浮かばないのです。
日々の課題と先生からもらったアドバイスをこなそうとすると、どうしても時間に余裕が生まれない。
それどころか、全てにおいて一から復習を始めているせいで、授業に追いつけるかどうか怪しい。
さらに言えば、私立文系を目指すというのに、へまして国立文系向けの授業を受けることになって、数学の大学共通問題テストの理解し難い問題の数々が待ち受けているのです。(授業を受けないわけにもいきませんし、クラス内で馬鹿にされるのも嫌ですから少しは頑張らないといけません)
目指す世界の頂がいかに高いのか。その道がいかに険しいのか……。思い知ったのです。
こうして麓から頂を見上げているだけでも、腰と首辺りが痛くなります。
勉強の姿勢だけは正しくしないと、いつかほんとに勉強どころじゃ無くなりそうです。
とはいえ、あの頃のまま変わることをしないでニート確定路線に乗っていれば、いつか地獄の終着点に片道切符で降ろされることになっていたでしょう。今はここで下車して、慣れない大荷物を背負って歩みを進めることが何よりも輝かしい将来への近道だと思うしかありません。
もしかしたら私はまだ、麓にすら立てていないのかもしれませんけど。
荷物の準備中か、なまった体を改造しているところでしょうか?
—プロフィール——
高校3年
・生態
オタク
・今創作関係で挑戦していること、やらなければいけないこと
「小説作成」「切り絵」「イラスト作成」
・所属している部活
文芸部・美術部 今年は何人が入部してくれるだろうか……。
——学習——
・学習への意欲
今のところ蛇口を捻れば出てくる状態。
・最近始めた暗記方法
紙に書き出さず、とにかく何回も頭の中で思い返す。
・学習時間
7~8時間程度
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