第2話朝の会話

電車から降り、たいして代わり映えのしない通学路を通って学校についた。

今日から僕は高校2年生だ。

そんなことを考えてクラスに入ると一年からの友達と言える存在の千歳が喋りかけてきた。

「なぁ泉二年生でも同じクラスだなんて奇遇だな〜っとそんなことよりよ噂によるとなんと...」

「知りたいか泉、気になるか〜」

「おい千歳、もったいぶらさずに早く言え」わかったよと言わん顔で話を進めた。

「噂によるとよ、転校生が来るらしいぜ。しかも女子!」

「おい千歳、そんなに大事なことか?」

俺は聞く耳を持ってしまったことに後悔しつつ自分の席に座ろうとした。

「おい泉、つれねーなー。女子だぞ、女子!かわいいかどうかは知らんがかわいいければ全力で狙いにいくぜ!」

あーさよですか。

 「もうそろそろでホームルームが始まるぞ千歳」

「あっ、やべ 座らなきゃ。またな泉」


転校生か...どんな子なんだろ...


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る