おっぱい星人の俺、巨乳彼女と付き合うことになりました。

ななしのごんべえ

第1話 意外とあっさり日常は変わる

 夏の夕方、鐘の音とともに俺――柳沢優一やなぎさわゆういちはペンを置く。


 「ふぁぁ...今日も終わったぁ...。ん?」


 「悪い優一!今日は一緒に帰れねぇ!」


 こいつは俺の親友の岸田晃德きしだあきのり。顔も運動も並~上の間程度だがそれに見合わないほどの頭脳を持っている。

 勉学の成績はこの学校では一番。進路先も日本で1,2を争うような国公立大学を目指している。

 こんなやつでも...いや、こんなやつだからか?他校の彼女と今日も一緒に帰るのだとか。


 ――え?俺?自己紹介の特技欄に特になしって書くほど普通の人間。

 彼女もいない。


 「あぁ...。わかったよ。お幸せにな。」


 俺は眠気も相まって素っ気ない返事を返した。

 いいなぁ。彼女。おっぱい星人の俺からしてみりゃ俺もかわいくて胸の大きい彼女がほしいなぁ。

 ...とそんなことを思っているとみんな帰るやら部活やらで教室は閑散とし始めてきていた。


 「俺も帰るか。」


 さっさと片付けて教室を出る。

 ふと窓からグラウンドを見下ろしてみると数人の生徒が部活の準備をしている。 こういうところをみると青春してるなぁと思わずにはいられなくなる。

 憂鬱ゆううつな気分のまま昇降口に到着。自分の下駄箱を開けると何やら入っているようだ。


 「何だろうこれ...?手紙か?」


 とりあえず中を見てみる。


 『柳沢君へ

   明日の放課後屋上前の階段まで来てください。

   伝えたいことがあります。』


 「おぅ...?おおぅ!?」


 俺――柳沢優一は人生で初の下駄箱手紙イベントを経験したのであった。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

あとがき

 この度はこの作品を読んでいただきありがとうございました。

 小説を書くのはこれが初めてなので読みにくい、心理描写が不十分など至らぬ点が多いと思います。自分自身もっとわかりやすい文章を書きたいとは思っているのですが、なかなか勝手が分からず困っているのです。

 そこでこの作品を読んでくださった読者様に厚かましながらもお願いがございます。

 お願いといってもアドバイスが欲しいだけなのでコメントにてここが良かった、こういうところが悪かったなどを教えていただけると幸いです。

 改めまして読んでいただきありがとうございました。

 

   

  

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