シェリー

最初はちょっとした段差も

越えられなかったのに

ちょっとしたきっかけで

簡単に越えられるようになったね

それ以来脱走するようになったけど


君が居なくなったって聞いたときは

びっくりしたよ

保護してくれた人が居て良かった


君はよく左によりかかってたね

癖だったのかな

いつも僕の左足によりかかってた

この静かな時間が好きだったのに

現実は残酷だよね


仕事で帰れないうちに

君は遠くに旅だってしまった

会うこともできないところに


シェリー

もっと君と一緒に居たかった

僕の心のなかには

ずっと君が居る

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