2020年4月20日(月) 雨 リモートワークの中での自制を考える
まるでキャプテン翼のジュニアユースでのアルゼンチン戦で、前半開始早々にファン・ディアスにハットトリックを決められ0-3のビハインドを背負った後、挽回しようとするシーンにいるようだ。
翼はディアスに「ロベルト本郷が会場でこの試合を観ている」と告げられ、動揺して本来のプレーが出来なくなってしまったところ、ディアスにまざまざと超越したプレーを見せつけられ動けなくなっていたが、仲間たちのフォローから大逆転劇を演じてみせる。ロベルトは翼との「読売ランドでの全国大会を制したあかつきには、ブラジルに連れて帰っていって本場のサッカーを教えてやる」という約束を破り、優勝した翼と言葉も交わさず単身でブラジルに帰国してしまった。
中学時代はロベルトが残したノートを頼りに全国3連覇、3年生の全国大会中にそのノートを頼りにドライブシュートもマスターしてのける。いつ再会しても恥ずかしくないようにと切磋琢磨していた矢先に久々に恩師の名前を初対面のディアスから効かされる。ディアスの余計な一言が無ければ展開は違ったのかも知れない。
ここでのシーンと何が重なるのかと言うと、単純に気が晴れているという点だけだ。
とにかく先週の僕は酒量が増えてしまい、翌日に引きずるような過ごし方をしてしまっていた。
何年もかけて分かって来た自分の許容出来る酒量をここ2年は守り続けていたにも関わらず、もう少しだけと箱買いしていたものを取り出しては次の一本を冷凍庫で急速に冷やしては飲んだ。
上の子が妻に「パパに歯磨きしてもらおうとしたら、酔っ払い過ぎて固まって動けなくなったから自分で丁寧に磨いた」と何かよく分からない説明で前の晩の寝しなの話をしていたが、身に覚えがない。
そんな流れで土日を半分以上潰してしまった。
先週お預けにしていた細麺のラーメンにありつけたにも関わらず、せっかく増しにして注文した野菜までを食せない。楽しい時間を過ごすにも体調管理は必須だ。体を動かせないのも良くない。
今日はいつも電車に乗っていた時間には机につけそうだ。昨晩はベルギービールを1本で抑えることが出来た。少し冷静に行動しようと、通勤時間同様に参考書のページを毎日消化することで自身の生活を律したいと考え、ジュンク堂で書籍を数冊購入した。
ジュンク堂の入口ではワイモバイルのコールセンターにたらい回しにされることにクレームを入れている80歳を越えた老人がひたすらに喋り続けていた。こんな時に外で喋らなくてもというのと、そんなだからたらい回しにされるのではないかと教えてあげる人がいないのかも知れないと思うと切なくなった。
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