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  • 第七話 クライマックスへの応援コメント

    わーい艦隊戦の自主企画だ~
    と思ったら貴殿でしたか(焼き土下座)

    艦隊戦の描写にお悩みとの事でしたので、何かのヒントになればとお目汚しを失礼します。

    対艦アヴェンジャー搭載水面効果翼対艦攻撃機という浪漫全壊兵器など、新しい視点の兵器が飛び出して一読者としては脳汁ドバドバなのですが、艦隊戦闘における破壊描写が若干物足りないかと思います。

    例えば、防空駆逐艦が被弾して撃沈する時。単に魚雷が命中して撃沈したと書くよりも。

    「右舷側に到達した3本の553mm対艦雷は、駆逐艦の舷側を食い破ると時限信管を作動させ炸裂する。
    とたんに、満載排水量3500tを越える艦体が3本の水柱と共に仰け反った。
    元々、【攻撃を受ける前に撃墜する】事を主眼に設計されたAD-23に施された耐水雷防御は十分なものとは言えなかった。
    細分化された水密隔壁は業火を伴った衝撃波に容易く引き裂かれ、艦内を迸った破壊の息吹は瞬く間に艦の命運すらも焼き尽くす。
    吹き上がった水柱が崩れ去った直後、つい前後VLS内の残弾が誘爆を引き起こし、AD-23は100余名の乗員ごと3つに破断して波間に消える。被弾から一分もたっていない。文字通りの轟沈だった」

    といった具合に、その艦の何処が壊れて、どう沈んだかを書くと描写が濃くなります。

    他にも

    主砲弾の直撃なら、何処に命中して艦のどの位置で炸裂してどの程度の損害を与えたか。

    魚雷なら、時限信管や接触信管で舷側に穴を開ける物もあれば、磁気信管や水中凧で艦底で炸裂させて竜骨をへし折る物もあります。

    航空爆弾でも、甲板や副砲の天板をぶち抜いて一撃大破させることもあれば、主砲塔の天板に跳ね返されて空中爆発なんてオチもあります。

    それ以外にも、多くの艦を沈める時には、重要な艦(旗艦や主力艦)の損傷を細かく描写して、取り巻きの護衛艦はサラッと沈ませて表現のバランスを取るのも重要かと……

    あと、複数隻の艦隊戦を考える際には、消しゴムやクリップなどの小物を机に並べて、机上演習っぽく動かしながら、どこで何を沈めるかを考える時もありますね。

    ただ、戦闘描写は正直好みの問題が大多数を占めますので、竹槍様が書いてて楽しいドンパチをやるのが最善かと思います。

    私の意見が何かのヒントになれば幸いです。

    クッソ長いコメント失礼いたしました。





    作者からの返信

    コメントどうもです。

    艦隊戦の自主企画ということで、いらっしゃるんだろうなぁと思っていましたが案の定でした。

    戦闘描写の指南をご丁寧にありがとうございます。まだ海戦をする予定がありますし、アウグスティヌス沖海戦についても折を見てにはなりますが加筆をしたいと思うので、その際に参考にさせていただきます