5.memoire DX/マリスミゼル

 マリスミゼルって言えばGacktがかつて居たバンドでございます。

 あれはあれで好きなんだけど、ここで出すのはその前のTETSU、現在の高野哲たかのてつがヴォーカルだった時代のものね。

 いやワタシ、マリスはこっちの声で好きになったんでね。その後も彼に関してはZIGZOだのnilだのじゅんじゅらだの聴いてはいるんだけど。

 彼の「放っておいてもどこかぶちきれてる声」はやっぱり好きだなあ。歌詞世界と声でおはなし作ると、やっぱり何処かぶち切れた刹那キャラになってしまって実にオタク心をくすぐるというか。


1. de memoire

2. 記憶と空

3. エーゲ海に捧ぐ

4. 午後のささやき

5. 魅惑のローマ

6. seraph

7. バロック


 この中ではGackt入ってから別アレンジになった奴もあるんだけど、まあ自分としてはこっちのヴァージョンの方が好きなのはどーしようもないな。

 高野哲TETSUの歌詞ってのは基本言葉足らずなのよ。コトバ遊びが好きなくせにすき間だらけ。だからこその余地が滅茶苦茶大きくて想像の余地があるという。よく言えば文学的ですがな。ブンガク的かもしれんが。

 全然ダイレクトじゃないから、裏があるんじゃねえかと勘ぐった自分と波長があうとたまんねえ、という感じ。


 その後のnilでもZIGZOでも散々言葉遊びのような歌詞は書きまくってるんで、ホントにダイレクトには書かないひとなんだなー、と。

 ただし今は判らぬが。


 あ、サウンドに関しては、それをしっかり好きになれる訳だから好きなのよー。

このメンツでのライヴはようつべでここ十年くらいでようやく見ることができたけど、……狭かったろうなあ…… 場所……

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