第2ステージ

第2ステージパート 1


 これはカーリングの話を真剣にやるわけではないし、カーリング部ネタはオープニングのネタでしかない。ので、また日常に戻り、家、教室、図書室、部室のメドレーが始まる。

 相変わらず、ブザーで起こされ、、二見美月には何が入っているかわからない弁当を渡すように依頼され、早良さんかわいいよ早良さんして図書室にいれば幸せだし部室にいけば逃げ込む先輩と、全県大会に行く野球部の練習についていこうとする後輩が先輩を追いかけるのを見ている。

 男子部員に関しても適当にポスターを張っておけば、講習をさぼりたい奴が来るかもしれない。早良さんも今の部活の人数合わせは無理なので、男子部マネージャーのふりをして大会に連れて行って活動実績積めるし問題ないだろ。



 相変わらずごみのようなエブリデイであり毎日早良さんかわいいよ早良さんするだけの日々であるが、学園祭の時期がやって来た。

 秋や冬だとともかく寒いので、夏にやっているらしい。クラスの出し物は相変わらず連帯感とやる気のない集団なので適当に展示することに決まった。早良さんも予備校に集中出来ていいだろう。


 クラスの出し物のやる気がないし、部活でも当然やることがないので、図書委員会の古本市の準備をやっていると、問題児後輩がやってくる。挨拶も適当に済ませる。


「ところで早良百花さんてどこにいるんですか。」

 すぐそこで本の整理をしていますが何か。

「同じクラスにいるがどうした。」

 補欠を探していると思ったので、すぐそこにいることは伏せる。

 こいつの練習は容赦ない。

 少し前まで甲子園の常連だった野球部と同じ量の練習したあげく全国大会に出るサッカー部と同じフィジカルトレーニングやるしな。

 体力バカなのかなんなのか。しかも、それなりに成績がいいので講習でなくても文句も言えないらしい。

 都島さんは疲労骨折したとの噂だしな。

 そんな中に早良さんを入れたら死んでしまう。

「部活に籍があるので練習に参加してもらおうと思って。」

 はい来たー。

 死の宣告来たー。

「彼女は男子部のマネージャーだ。」

 用意していた答えを言う。

「じゃあ何で去年大会に出たんですか。」

「人が足りなかったからだ。」

 当然の疑問を一蹴し、話を切ろうとする。

「あと男子の部員もいないのにマネージャーは要るんですか。」

 はいまた来たー。

 この高校のこの部活が適当なやつらのための居場所じゃないと言いたいばかりに彼女は言う。

「とりあえず、部活の学校祭の出し物を決めるから、そのときには出席してもらうからそのときまで待ってくれ。」

 まずはお茶を濁して、若林を帰らせようとする。

 若林は衝撃的なことを口にする。

「あと私、図書委員ですし。」

 左様ですか。

「じゃあ古本市の準備をやってくれ。」

「部活があるんで雨降ったらやります。」

 どこの陸上部だよ。

「しないなら帰ってくれ。」

「はーい。」

 やっと帰った。

 早良さんはビクビクしながら、僕らの話を聞いていた。

 とりあえず、早良さんファンクラブの2人を部活に入れてダミー男子チームにしてしまうことにしよう。

 あと部活の出し物は適当にやることで決定だ。どうせ都島さんは仕切る気ないし。


 ところで早良さんかわいいよ早良さんする話なのに何で部活メインになるんだ。

 2回も。

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