ごみのようなエブリデイパート9
呼び出しから帰り、クラスに着くとストーカーグループがいた。
若林さんの様子を聞くのはストーカーグループの手下に聞くのがいいと思ったので直接話しても無視されるのがオチなので、言葉の通じない人に伝達を頼む。
「二見美月さん、私の妹に、若林さんの様子はどうかと聞いてください。」
「こんにちは、藤倉くん、これを三好くんに渡して。」
「私の妹に、若林さんの様子を聞いてください。」
「これを三好くんに渡して。」
相変わらず通じない。
もらって三好の机におき、もう一度聞く。
「私の妹に若林さんの様子を聞いてください。」
「あやせちゃん、若林さんの様子はどうですか。」
考えてみたらこいつ若林さんが誰かわかってたっけ。細かいことは気にしない。
どうやらクラスの人たちに頼んだがほとんど断られたようだ。
数を集めるのが関の山だろう。しかも特進だと講習うざいし。
正式に部活にはいったのだから彼女の連絡
先を聞いても問題ないだろうと思い放課後部室に向かうことにした。
授業開始のチャイムがなり、ストーカー集団 が帰った瞬間、三好に渡したストーカーのプレゼントはゴミ箱の中へ行った。
昨年度同じクラスのやつらはあいつの作ったものがダークマターだということは知っているのでなにも変わらない。
ともかく放課後、部室に行くことにした。
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