モーギャル・モーギャル

もう既にこの最期となった星の土を

テレビで走り回っている報道部が回収している

複数の光が形ないモノの輪郭を捉えようとし

愛はロックを越えられそうな気がしていた


落書きの戦車が飛び出したらそれに乗って

月が食べられているのを目掛けて砲撃する

青のシグナルは優しく輝いている

深夜独りぼっち電車ので考えていたんだ


窓に貼り付いた景色を眺め

強酸性の雨がそれを溶かす

部屋では氷がカランと鳴る

全てが爛れた時の湯気で包まれる

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