第600話 人間として、どうよ

令和4年2月4日 金曜日

喘息で救急車で運ばれた奴が、ハイボール飲んでタバコを吸ってる。それでまた調子が悪い、だ。そんな奴、救急車を呼ぶ資格は無いわ。人間として終わっている。そんなふうに言われた。

何も言い返せない。人間としてどうよ。そう思う。

今日は朝からガイドヘルプ。銀行、すき家でプリン、たこ焼き。

これから訪問看護師が来る。家事支援のヘルパーが来る。こんな奴のために社会的資源が使われる。もったいないなと思う。でも、死ぬ以外どうしろと。廃人気取りの俺。間違いなく廃人でしょう。それでも社会は人間らしい生活をしろと言う。なぜだろう。意味がわからない。

精神疾患。それは異次元の世界だ。人間らしさを求められても困るのだ。

それにしても長い喘息だな。8月から続いているんだ。ずっと、プレドニンを飲んでいる。苦しいよ。なにもかもが。悪あがき。本来なら、今日も点滴だろう。また、土日だ。ベロテックの代わりに貰ったサルタノールが減って行く。明日、通院するか。今日か。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る