第437話 道に倒れて

令和3年8月26日 木曜日

ずっと寝ていたい。外に出ると、道に倒れたくなる。誰かが救急車か警察を呼んでくれるだろう。そこから先は分からない。良くて入院。まあ、家に帰れと言われるのがオチか。それではつまらない。

ミクシで知り合った山田課長が詐欺にあった。被害届を出したらしい。それにしても、いろんな詐欺があるもんだ。世の中、いろいろだな。

俺は、できれば死にたい。生きていても、何も感じなくなった。日誌に書くことも特にない。物語が何もない。医者は死には苦しみがついてくるという。楽なのは老衰だけだという。人権問題として、安楽死施設を作って欲しいと思うが、どうか。

明日は、地活に行くのだろうか。気分は乗らないが。

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