第275話 入院が確定した
令和3年1月12日 火曜日
3時前に目が覚めた。コンビニへ行きハイボール2本。8時過ぎ、訪問看護師到着。汚い部屋に呆れかえり、生活になっていない、と一言。
8時45分、ガイドヘルパーさん到着。雪の中、タクシーで病院へ。内科主治医診察。その後、メンタルクリニックへ。
「入院ですね」
「しかし、アルコールがないと精神がおかしくなります」
「入院です」
帰宅後、各所に電話。区役所のケースワーカーに電話したのが決定打だった。
「生活保護を受ける時に、医者の指示を守ると誓約書に書いてますよね。入院してください」
行政に言われると愚のねもでない。
「わかりました」
もう、抵抗はやめて、入院するしかないのだ。
まだ、入院先の病院も、いつから入院するのかも、決まっていない。機体は雲の中に突っ込むのだ。
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