第85話 従魔再生契約技術☆



 ※



「それじゃあ俺は、従魔研の方に行ってきますね。鍵は、しばらく戻さなくても平気だと言われてますから、出る時に、扉の鍵と門の鍵を閉め忘れないで下さい」


 昼食を手早く食べたゼンは、そう言ってギルドに行こうとするが、


「あ、ルフちゃんはこのままでいいの?」


 アリシアの注意喚起。


「そうでした!ルフ、このままミンシャ達と、お城探検するかい?」


 昼になったので、起こして昼食を食べさせていたルフは、周囲と、ミンシャやリャンカを見てから、急いで食べかけのパンを口に放り込む。


「るー、主さまと一緒がいいお!」


「別に、遊んでからでも中には呼べるんだけど……」


「んーん。るー、主さまとはなれたくないお」


 まだ余り、外で他の人と触れ合った経験の少ないルフは、ミンシャ達がいても、初対面のリュウ達に人見知りしているようだ。


 何気にアリシアが、かなりショックを受けているのが、気の毒だが仕方がない。


「分かった。じゃあ、おいで」


 ルフは満面笑顔でゼンのところまで、トコトコ頼りない足取りで歩く。それをゼンは腰を下ろして抱き上げると、一撫でしてから自分の“中”に回収した。


「じゃあ、今度こそ、行ってきます」


 ゼンはそう言って、ミンシャやリャンカには、迷惑をかけたりしない様にね、と声をかけてから足早に正面の扉から出て行った。


「……なんかもう、すっかりいいお父さん、って感じだね。ゼン君」


「お兄さんじゃなくて?」


「うん、お父さんだよ、包容力があって、ルフちゃんに全面的に信頼されてて。従魔になった過程の話からも、親代わりをしてるんだと思うな~」


「……まあ、はたから見てても微笑ましい、小さな親子よね」


 サリサは、別にゼンの背の低さを皮肉った訳ではなく、純粋な印象としてそう見えたのだ。


 男性陣もほがらかだ。


 旅立つ前は、幸薄い感じだったゼンが、今はゴウセルの養子になり、家族同然の従魔もたくさんもいる。少年のつらい経験がむくいられた様で、こちらも嬉しくなるからだ。


「……しっかし、今日のゼンの作ってくれた昼食は、いつもより更に美味しく感じられるな」


「ああ、同感だな。いつも美味しいが、今日はどこか違う。何だろうな」


 いつも通りの肉や野菜をパンに切れ目を入れて挟んだパン。具に工夫を凝らしたりして、いつも美味しく食べているが、今日のはどこか違う。


「……そうか、これはパンだ。パンがいつものより美味しいから、それでなんだ」


 具やパン等を小さくちぎって食べ比べていたリュウが結論を出す。


 他の皆も、試しにパンだけ食べてみて納得した。


「本当ね。このパン、凄く美味しい」


「なんか、ふわふわほこほこで、少し甘味があるよ~~」


「おお、これパンだけでもいくらでも食える感じだ……」


 旅団メンバーが盛んに感心していると、リャンカとミンシャは鼻高々になって自慢を始める。


「皆さま、お目が高い。このパンは主様がご自分でこねて焼いたパンですから」


 おー、と小さな歓声。ついにパンまで自作か、と。


「行きつけのパン屋の店主に、作り方とパン種を分けてもらったんですの!」


「それと、店主様が言うに、パン職人には、“太陽の手”という暖かい手の持ち主がこねたパンが格別美味しくなる、との事で、主様は手を温かくしてこねたのですわ」


 二人は役割分担している様に、ゼンがパンをどう美味しく作ったのか解説してくれた。


「へえ、そんな話があるのか。“太陽の手”ね。平熱が高めななのか、手だけ熱いのかは分からんが、クッキーとか自分で温度調節して焼けるゼンなら、そこんとこはお手の物だものな」


「そうですの!」


「そうですわ!」


 唱和したようで微妙にずれた二人はにらみ合う。強敵(ライバル)は競い、争い合うものなのだ。その様子もまた微笑ましい。


「本当に料理上手になっちゃってまあ、誰かにさらわれたりしないといいけどな」


 昨日はの話でまたメンバー内は笑い合う。


 ミンシャとリャンカは、キョトンとしている。意味が分かっていないようだ。


「あの、何のお話でしょうか?」


 リャンカはとりあえず恋敵ではないアリシアに質問する。


「うん?リャンカちゃん達は聞いてない~?初日にゼン君がね~~―――」


 アリシアは大体の話と、ハルアの祖母の『教え』までを説明するのであった。


「な、なんですか、その身の程知らずな食いしん坊エルフは!」


「食欲と色欲の区別もつかない、阿保エルフ……死すべし!ですの!」


 嫉妬と怒りの炎をメラメラ燃やす二人。


「シア、この子達がゼンをどう想ってるかは一目瞭然なんだから、教えない方が良かったんじゃないの?」


「え~、だって、面白そうじゃない?」


 またアリシアはニマニマ人の悪い笑みで笑っている。


「この確信犯の天然お騒がせ娘はもう!」


 親友の無責任な行動に、頭が痛くなるサリサだ。


「サリーこそ、あの二人の事は、気にならないの?」


「……何が言いたいかは、分かってるけど分からない。ただ、あの二人はゼンにとっては大事な家族なんだから、外からゴチャゴチャ言って、どうにかなるものじゃないでしょ……」


「おー、なんだか達観。大人になったねぇ~、サリー」


 アリシアはホロリとか言って、流れてもいない涙をぬぐう小芝居をしている。


 サリサはもう完全無視だ。


「ま、でも錬金術師なエルフの娘っ子の話は、そう真面目に考えなくていいと思うぜ。本当に、動機が美味しい料理だのお菓子だのなら、打算が過ぎて、ゼンは相手にもしないだろうさ」


 ラルクは、主人の為に怒る二人が哀れにでも思ったのか、そう従魔ズなミンシャとリャンカに告げる。とても正論で、納得出来る話だ。


「……確かに、主様は、理のない愚か者の相手などしません」


「いい事言うですの!さすがはご主人様のお仲間ですの」


「はいはい、そりゃどうも」


 多少落ち着いたらしい二人の様子で、ホっと一息。ここで暴れるような真似はさすがにしないだろうが、余り変に刺激しないで欲しい。


 ゼンは、自分の持つ力を、強い意志や理性で完全に制御化に置くタイプだが、この二人は女性であるが故に、感情に振り回されて、なにかしでかしそうな雰囲気が凄くするのだ。


 それでも“従魔”という縛りがあるので、ゼンの迷惑になる様な事はしないだろうし、してはならない、と前もって命令で制限されているかもしれないが、無駄に煽る必要はないだろう。


 アリシアの方を見ると、明後日の方を見て、吹けもしない口笛を吹いている。


 あの天然は、導火線のついた爆弾を見つけると、それに迷わず火をつけて、どこまで爆弾近くで消せるか、なんて危険な遊びを平気でしそうだ。恋人と親友とで、もっとしっかり管理して欲しいものなのだが……。


「……ともかく、見学と、後、仮でいいから部屋割り考えようや」


「そうだな」


 言ってリュウがラルクの肩を叩くのは、「すまない」的な意味合いだろうが、謝るよりも止めて欲しかった。話をふったのは自分なんだが……。


「2階の正面の区画の、正門から向かって、左右どちらにするか、だな。右なら風呂に近く、左は食堂に近くなりはするが、真面目な話、大した距離じゃない。どちらでもいいんだが……」


「うん。俺もどちらでも構わん感じだ、女性陣の方は?」


「お風呂に近い方?でも、それは中央よりの部屋にすれば、それ程の距離でもないし……」


「景色も変わる訳じゃ、ないものね~」


 決め手が欠ける不毛な議論に、なんとなくまだその場にいたリャンカが言う。


「お二人は、冷え症ではないのですか?」


「あ、二人ともそうだよ~」


「だから朝は両方苦手……」


「でしたら、城壁から離れた方の、左側の区画の方が良いのでは?わずかですが、日照時間が長い筈です。冬は、影になる部分の雪も解けにくいですし」


「あー、それ大事だね~」


「確かに。魔術や魔具で部屋の中暖められても、お日様が作れる訳じゃないものね」


 区画が決まったので、4人は2階に上がってどの部屋にするのかを考える事にする。


「ありがとね、リャンカちゃん。そっちはどうするの~?」


「いえ、お礼等はいりません。主様のお仲間なのですから、この屋敷に移り住んだら、私達は冒険者の全員にお仕えする事になりますので」


「ですの!」


 確かに、建前上はそうなるだろうが、彼女達がゼンの従魔で従者登録されるのはもう決定事項だ。ギルマスの方で手続きを進めているだろう。


 だから、ミンシャとリャンカは、メイドな使用人の中でも別格扱いとなる筈だ。


「私達は、厨房の図面を引いて、必要な物の書き出し等が終わったら、今日はお義父さまのお屋敷に戻ります。その時は、ひと声、おかけしますから」


「しますですの!」


 そう言って、二人も厨房の方に向かって行った。


「あの二人って、仲が悪いようでいて、実はちゃんと仲良しな、いいコンビだよね~」


「……そう思うけど、二人には言わないようにしなさい。絶対二人とも否定するだろうから」


「は~~い」


 アリシアは返事だけはいい。



 ※



 従魔研に行ったゼンは、昨日の提案通りに、迷宮(ダンジョン)の、なるべく最下層で、被験者である4名の求める魔物を狩る為に、高速の馬車で飛ばして移動した。


 最下層の、と条件があるので、ある程度の妥協はしてもらった。奥まで探索などしてはいられないのだ。


 従魔研には、一応昨日の様にボンガを残していったが、被験者の従魔育成が始まれば、そちらが研究、観察のメインとなるので、今日だけの辛抱だと、ボンガには伝えてある。


 目標の迷宮は、上級が2、中級が1の、それぞれなるべく近い距離にある迷宮だ。


 なるべく今日一日、早い内に終わらせたいので、研究員達と迷宮の最下層に出る魔物の一覧を出してもらい、なるべく彼等の目的に近い魔物を、と限定して決めたのだ。


 それはいい。


 問題は、迷宮(ダンジョン)に入ってからの戦闘で判明した。


 フェルズの上級冒険者は、特に特権意識の凝り固まった、自尊心(プライド)ばかりが肥大して、他のパーティーとの協力を望まない、排他的な者が多い。


 そう聞いていたし、だからこそ、ゼンのクラン構想は、中級の冒険者から厳選するものだったのだが、昨日の従魔の講義や、フォルゲンとの口論の時の様子などを見て、被験者の冒険者達は意外と普通だと、ゼンは思っていた。


 実際にギルマスは、多くいるB級の中から厳選して、なるべくまともな人選をしたのだった。


 確かに、ゼンに対して何やら暗い、余りいいものではない感情を抱いてはいる様であったが、それを表に出さずに、普通の態度で講義を受けるぐらいには大人なのだ、と思えた。


 だがそれは、迷宮(ダンジョン)での戦闘で一変した。


 彼等は全員、違うパーティーから選ばれた被験者だ。だから、“まるで”協力し合おうとしなかった。


 彼等は全員が言う。「手を出すな」「一人で充分」「余計な真似をするな」「自分の獲物を横取りするな」「指示も助言もいらん」


 実際、最下層ではあったし、協力する必要はない、と言えなくもなかったが、混成の群れで、その1体のみが目的なら、他は手の空いている者に任せるのが当然の筋だろう。


 なのに彼等はそれすら断って来た。


「自分はB級冒険者だ」「格下の手伝い等邪魔なだけ」


 それ以外にも、口にしたくないような事まで言われた。どうも、迷宮(ダンジョン)の戦闘で本性がつい出てしまった、とでも言ったらいいのだろうか。


 一番気性が荒くて乱暴者に見えたフォルゲンが、実は一番普通でまともな冒険者だった。


 彼は獣王国で、普通にクラン等にも参加している、正統派の冒険者だったのだ。


「……なんでこいつら、こんなに仲が悪いんですか?師匠」


 フェルズの外から来たフォルゲンには不思議で仕方がないのだろう。


「師匠言うなって言っただろ。……フェルズの冒険者は、これが普通らしいよ……」


 そう。これがフェルズの実情なのだ。


 迷宮(ダンジョン)で魔石確保など、提案するべきじゃなかった……。いや、現状を正しく再認識出来たのだ。これを事実として、ちゃんと受け止めよう。


 C級の……中級の冒険者だって似たり寄ったりだ。それを矯正する。再教育しなければならない。もっと協力し合えるようにならなければ、上級迷宮なんて、探索どころか、立ち入るべき場所ではないのだ。


 改めて、その他のパーティーの勧誘や、クラン構想自体の、フェルズでやる難解さが分かって来た気がする。


 ゼンの師匠、ラザンも言っていた。


 フェルズの冒険者の異常性は、中にいると分からない、外側から、世界の実情を知るものでなければ、それを指摘する事は出来ないし、指摘されても失笑されて無視されるだろう、と。


 あるいは、自分やシリウスがソロで適当に探索するのを見て、自分達も、と妙な勘違いをして、影響されてしまったのかもしれん、とも言っていた。


 自意識、自尊心(プライド)が高い事は、悪い事ばかりではないが、それで他者との協力が出来ないのでは、それは害悪でしかない。


 少なくとも、自分達のパーティー内では協力していると思うのだが、まさか中でも競争状態だったりするのだろうか?


 ……まあ、それはもうどうでもいい。彼等は彼等の道を行けばいい。自分は、自分の出来る範囲内で、まともな常識を持ち込み、それがいかに有効かを実証していくのだ。


 協力は弱者のする事、なんて恰好だけで中味のない信念(?)が、どれほど意味のない空っぽな、空虚な考えかを思い知らせてみせる。


 ……まだ始まってもいないけれど。


 魔石回収が終わった帰り道の馬車の中で、ゼンは密かに決意を新たにするのであった。



 ※



「それでは、それぞれ回収した魔石を持って、魔術師は魔力を、戦士系は“気”を流し込んで下さい。これ以降、1月、戦闘行為をする事はありませんから、良い従魔を得たい、と思うなら、力を使い切るぐらいの感じでやって下さい。


 別に、魔石は、魔力や“気”を流し込み過ぎて爆発、なんて事は起こりませんから」


 従魔研に戻って来た5人は、早速従魔の再生作業にかかる。


 場所は、やっと色々な機材や書類、研究書などが運び込まれ、研究室っぽくなって来た部屋。


 そこからぶ厚いガラス越しに見える、被験者の為の簡素な椅子やテーブルしかない、隔離された狭い一室。


 別に爆発するわけでも何でもないのだが、観察は安全な場所から、冷静に見れるのが大事なのだそうだ。


 ゼンは被験者と一緒にその狭い部屋にいて指示を出している。


「教官、両方使える場合はどうしましょうか?」


 ダーク・エルフのオルガは弓でも細剣(レイピア)も使え、精霊魔術も一級品の、いわば魔法戦士だ。得意げな顔をしている。


「その場合は、どちらか得意な、力が強いと思える方か、従魔に合わせてもいいかもしれません。今回は鳥の魔物にしたんですよね?」


「はい。蒼鷲(ブルー・イーグル)です」


「なら、魔力の方がいいと思います」


「分かりました」


 迷宮(ダンジョン)での戦闘時は何だったのか、と思うぐらいの素直さだ。意味不明だな。猫被っているって事なのだろうか?


 ダーク・エルフのオルガは、蒼鷲(ブルー・イーグル)を。


 獣人族のフォルゲンは、青銅狼(ブロンズ・ウルフ)を。


 ハーフ・エルフの魔術師カーチャは、雪豹(スノー・パンサー)を。(カーチャは耳が普通なので、ゼンは最初、人間だと思っていた)


 人間族の剣士、マークは、グレイ・ハーピィ 灰色妖鳥だ。


 4人は、それぞれが自分なりの方法で、全力を込めて魔石に力を注ぎ込む。


 フォルゲンなどは、力を入れ過ぎていて魔石を握り潰さないかとハラハラした。


 そして、多少の時間のズレがあったが、それぞれの魔石がまぶしく光り、その光がおさまった後に、魔物の赤ん坊が、それぞれの手の内にあった。


 カーチャは片手で力を込めていたので、慌ててもう一方の手も添えて、豹の赤子を落とさないようにしていた。


 まだ赤子で、毛も生えそろっていないから、はっきりとした事は言えないが、4人とも成功したように、ゼンには思えた。


「これから2時間以上、その魔物の赤ん坊が死なないようであれば、それは従魔である、と言えます。適当に餌や乳を与えて、あやしていてもらえますか?」


 ゼンの言葉に、それぞれが上の空で頷く。


 恐らくもう感じ始めているのだ。自分と従魔との、“絆”の繋がりを。


 研究者や学者達も興奮して、何やら議論をしたり、ノートに観察記録をしたりもしている。


 時間は、あっという間に過ぎた。


 4人は熱心に、時間が過ぎた事にすら気付かず赤子の世話をしている。心無しか大きくもなっているようだ。


「……2時間過ぎました。試しに、“自分の中”に収納してみましょう。それくらい小さいと、実体化の時の力の消費も少ないので、試してみて下さい」


 ゼンの言葉に、我に返った4人は、赤子を真剣に見つめ続け、そして―――


 その狭い部屋にいるのは、ゼンと被験者の、5人のみになった。


「おめでとうございます。これで貴方達が、フェルズでの初めての従魔術の成功例となります」


 ゼンの言葉に、外の研究者、学者達、そして被験者全員が、喜色満面の笑みを浮かべ、歓声をあげた。


 4人は“自分の中”に従魔がいる不思議な感覚を感じながら、その狭い実験室を出た。


 より大きな拍手と歓声があがる。


 パラケスの『従魔再生契約技術』が、最初の大きな一歩を歩み出した瞬間だった。











*******

オマケ


ル「たっだいまー。おそと、楽しかったお!」

セ「おかえり。ボクも、男いなかったらなぁ…」

ゾ「楽しかったなら良かったな。セインのそれ、種族特性と言うよりも、趣味嗜好の問題なんじぇねーか?」

ガ「同種族にも雄がいるのは当り前。避けるのは不可思議。しかも処女限定とか意味不明……」

セ「いや、本当にそうなんだから、仕方ないじゃないかー!」

ボ「試してみたら、いいんじゃないかな?」

セ「前、主様の師匠でやった……。死ぬかと思った……」

ゾ「おいおい。それ単なる魔物の危機感知じゃんか…」

ガ「あれは特大の悪夢。死の具現化。過剰な危険値……」

(ガクブル)

ル「そっかなぁ~?るー、おっちゃんに、撫でてもらったこと、あるお?」

ソ「あ、そりゃ雌だからだ」

ガ(コクコク)

ボ「ちょっと、怖いよね、うん…。でも確かに、ミンシャやリャンカにも普通だ……」


ミ「いい加減でおもろいおっさんですの!」

リ「怖い?厳しい人では?主様はどう思われますか?」

ゼ「ノーコメントで……」

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