第180話 今・背中に言うべき?

11月1日。

夜、少し低周波強い気がする。昨日ほどではない。

2時から、20から30分の痛み。

4時から、同じく。

合間は眠れた。

6時ごろ、やはりエンジンのような音。眠ればするが圧迫感が常にある。



11月2日。

夜、いつもより低周波が強い。

1時半からエコキュート。変な低い音がする。響く。30分位。

3時から痛み。

合間は眠れた。

6時ごろやはりいつもの音。

朝、ひどくだるい。



11月3日。

1時半からエコキュート稼働。10分ぐらい圧迫感。

2時からひどい音。胸に鋭い痛み、気持ち悪い、頭痛。

3時半ごろ、20分ほど痛み。悪心。

5時半ごろ30分ほど痛み。

7時半に起床。体中に痛み残る。



11月4日。

1時半から10分ほど。

3時、5時過ぎ、15から20分位痛み。

合間は眠れた。

6時ごろ、ひどい頭痛で叫ぶ。

気が狂いそうな頭痛だった。

気持ち悪い、頭の中がひっくり返されるような感覚。



11月5日。

1時過ぎ、3時過ぎ、20分ほどの痛みめまい。

5時半からひどい頭痛と全身の痛み。30分ほど。








計測から1ヵ月が経つと言うのに、まだ結果の知らせがない。

進行状況すら分からない。

ケースワーカーさんが町役場の方に問い合わせて、町役場の方は県のほうに2度も問い合わせてくださったけれど、担当者の方が捕まらないらしい。

それにしたって伝言ぐらい残っているだろうし、まだ分析終わらないから、ばっくれてるんじゃなかろうなぁ・・・と思う。




何もできないと言うのは不安なもので、もういっそのこと計測結果が出る前に、直接、毎日本当につらいんですけど、追い出したいんですか、それとも殺したいんですか、とか何とか言ってやろうかと思ったりすることもある。


そんなふうに、感情的になりがちだから、当事者だけで話すなとみんな言うのだろうけれど。



でもこんなに長々と、連絡一つしないのでは、もうすっかり私があきらめたと先方は思っているだろうし。

そういうわけではないと言うことを言ったほうが良いのではないかと言う気もしてきた。





相変わらず、K田さんは私の姿を見ると隠れる。

男性陣は家の中まで駆け込む事は無いけれど、物陰に隠れようとする。

女性2人は、私が家の鍵をかけている間に、家の中に引っ込む。


この間は、珍しく引っ込まなかったので、通りすぎながら挨拶するかと思ったら、私が歩く先を結局、てくてく家のほうに逃げていく。




背中に向かってこんにちはとか声かけてやろうかなと思ったけれど、逃げていく人にそんなことしても、むしろ嫌味くさいからやめた。





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