第7話 初めての魔法3

「お、おい。やりすぎ。」

 だろうな~。父さんがそう言ってるけどここは子供っぽくするか。

「? 直した方がいいんじゃないの?」

「確かにそうだが、こんな魔法見たことないぞ。」

 そうなんすかね? アンジェリーノさん。

<…気付きましたか。えぇ、私も初めて見ました。>

 …そっかぁ。

「んとね、想像したらできたよ。」

「…もう啞然あぜんとするしかないですね、リンデンさん。」

「あぁ、じゃあ次は無属性魔法だ。」

「あれ? 光と闇は? 無属性魔法はなんも書いてなかったよね?」

「よく見ているな。そうだ、だが光は浄化、闇は目くらましや行動の妨害、まぁその他❘諸々もろもろだ。でだ、無属性魔法は火、水、風、木属性の平均だ。」

成程なるほど

 なぁアンジェリーノさん。これよくあるラノベの無属性魔法と変わらないよね?

<そうだと思います。>

 よし、ワールド○リガーの空○遊真のブラッ○トリガーの真似しますかね。

バウンドダブル!」

 地面と垂直方向に跳んだか。よし、予想通り。

「まだ説明もしてないぞ!?」

「えへ、できちゃった。w」

「「<はぁ~>」」

 えっ? なんか悪いことしたっけ? ってかアンジェリーノさんまで…

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