緊急！勉強合宿

第1話 期末テストという名の敵

ー2学期終業式の日の放課後。2年B組。

⭐️「花笑ー！」

💙「おっ、澄花。どうしたの？」

⭐️「期末テスト、どうだった？」

💙「もちろん…ボロボロで冬休み補習だよ。」

⭐️「良かったぁ。私もだよぉ。」

💙「でも、補習って、課題が終わるまで毎日でしょ。大変だよね。」

⭐️「そんな！聞いてないよ。すぐ終わると思ってた！」

💙「登校拒否する？」

⭐️「そうしよっか！いや、できないね。」

💙「そう？」

❤️「2人とも何話してるの？」

⭐️「実は、ね？」

💚「鈴、澄花、花笑！帰ろ！」

⭐️「うん…。」

💜「どうした？深刻そうに。」

⭐️「テストの結果悪くて補習でさ…。」

💜「そんなことだろうと思ったよ。」

💙「課題が終わらないと冬休みできないから困ってるんだって。」

💚「ひとごとみたいに言ってるけど、花笑もなんでしょ。」

💙「さすが綾音、お見通し。」

💚「やっぱり…。」

❤️「でも、新曲作りとかたまってるよね。大丈夫？」

💜「やばいな。それじゃ間に合わないよ？」

❤️「次のライブ、先延ばしにしようか？」

💚「それが、いいだろうね。」

⭐️「いや、なるべく早く補習終わらせるから！3人は曲作りと練習してて！」

💙「うん、がんばろう！後は頼んだよ。」

💜「本当に大丈夫？」

⭐️「何とかする！クリスマスまでにがんばる！」

💚「信じてみよっか！2人を。」

❤️「じゃあ、亜莉愛ちゃんと綾音ちゃんは、うちに泊まって歌詞考えよう！」

💚「ありがと。鈴。」

💜「忙しいな。がんばれよ。そっちも。」

⭐️💙「「うん！」」