1 理
この場所は
「
「そうりー、イケメン以外全員死刑で良いんじゃね?ってかイケメン以外必要ないでしょ。
「賛成ー、賛成ー」
「
「はーい、すいませーん。でも、
「
「はい、総理」
「
「罪を侵す想定の人物を、罪を侵す前に隔離するのがよろしいかと。もしくは死刑する前に見せしめとして、徹底的に拷問を行い、法を侵す恐怖を男達に植え付けるのが効果的だと思います」
「良い案だと思いますが、それだと男性の不満が募り暴動が起こる種となるかもしれません。しかし、罪人となる可能性がある男性予備軍をまとめて一掃出来る。試してみても良いかも知れません。ですが今は実行するのは危険だと思います。何故なら、まだ一部の男性が高い権利を持っています」
「まずは男性の力を弱めることが重要ということですね。男なんて暴力しか取り柄がありませんからね。下手に暴動を起こされたら、困りますし」
「そうです、
「抑止力になるかはわかりませんが。人質を取るのはどうでしょう?元総理大臣の子供の
「
「人質を作ることで憎しみは生まれるとは思いますが、女性側に手を出しにくくなるのではないかと」
「なるほど名案です。男性が人質に気を取られている間に準備を整えるわけですね。しばらくはそれでいきましょう。それでは次の議題は…」
議会が終了し、煌羅は一人ごちる。
「あー、疲れた。どいつもこいつも灰汁が強すぎ。つーかーれーるーー。ああ、
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