第9話 清められた大杭Level Max

 この教会が山の奥に建っているのには理由があった。

 おいそれと人に話すことの出来ない程の罪を抱えた者を担当者が教会内に聖遺物として安置されている大杭で穿つのだ。

 だがまさかこの杭が最初に穿つことになるものが、人ではなかったことを今これを所持している者は知る由もない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る