番外編 スピンオフ「魔王の鉄槌~オーバーハンドライト 最強女子ボクサー・周佐勝子の軌跡」宣伝
勝子
「はぁ~」
武
「どうしたの勝子? いきなり溜息なんかついて?」
勝子
「いや~ふと麗衣ちゃんに履かれているパンツって良いなぁ……って思ってね。麗衣ちゃんのパンツになるにはどうしたら良いのかなぁ~って思ってさぁ……下僕君はどうすれば良いか知ってる?」
武
「(のっけから何頭湧いてるんだ? 異世界転生でもする気か? この変態レ●女は?)」
勝子
「心の声が聞こえてるよぉ? 次回の特訓シーンはセーフガード無しでオーバーハンドライトを顔面ブロックする回になるからね♪」
武
「あはははっ。冗談ッスよ冗談……」
勝子
「もーっ。私は真剣に悩んでいるんだよぉ? なのに
武
「(んな事で真剣に悩むなよ)W.A.S.PのKill Fuck Dieとかじゃないだけマシじゃない? てか、ブラックサバス聞きながら、よくラノベ風小説なんか書く気分になれるよね……」
勝子
「姫野先輩の父親がアースシェイカーのMoreが好きだって設定は読者の方は何方も覚えていないと思うけれどね。まぁそれはとにかく、今日は
武(やる気なし)
「えっとハイ。今日はとある最強の変態女の念願が叶い、麗衣のパンツに転生するスピンオフの宣伝です」
―只今御見苦しい場面の為、少々お待ちください―
ミイラ男(武)
「ハイ。今日は世紀の超絶美少女・周佐勝子お嬢様が主人公のスピンオフ作品『魔王の鉄槌~オーバーハンドライト 最強女子ボクサー・周佐勝子の軌跡』の宣伝をさせて頂きます」
勝子
「よろしい。取り合えず下の歯は残して置いてやった事を感謝しなさい♪」
ミイラ男(武)(以下めんどいので武)
「ありがたき幸せでございます。ところで何でこのタイミングで宣伝に至ったのですか?」
勝子
「私が主人公なのにPVがすくないのが気にいら……げほごほ。あっちの方はそろそろストーリーが大詰めになって来たので、もうちょびっとだけ多くの人に読んで欲しいなぁって思って、こちらでも一話潰す労力をかけてでも本格的に宣伝する事にしましたw」
武
「でもさぁ、勝子のキャラクターとしての売りっていうか魅力は最強キャラって事よりか、その戦闘力並みにぶっ飛んだ変態っぷりが売りなわけじゃん? 何かこっちに比べて性格もまともだし、あんなの勝子じゃないじゃん? だから人気ないんじゃない?」
勝子
「どうやら下の歯も要らないみたいだね♪」
武
「あはははっ。ジョークっすよ。勝子さんもジョークきついっすね?」
勝子
「まぁ尺の問題でヤキは後に回すね♪」
武
「いや……勘弁してください。飯が食えなくなるんで」
勝子
「まぁ汚物武の今後の食事事情はどうでも良くて、紹介を続けるよ」
武
「ハイ。じゃあ命が惜しいので勝子が書いた台本どおりにご紹介します。『このスピンオフは主に私が中学生時代の過去、麗衣ちゃんとの出会いと二人の蜜月。そして口づけと愛を交わし盛大なウェディングを挙げて幕を閉じるハッピーエンドなストーリーです』……って何じゃこれ? この盛大な捏造っぷりは?」
勝子
「私の頭では麗衣ちゃんとの想い出は全てハッピーエンドに脳内変換されているんだ♪」
武
「……いよいよ史実を捏造するまでに変態が進行したか……」
―只今御見苦しい場面の為、少々お待ちください―
麗衣
「幾ら何でも捏造は駄目だろぉ?」
勝子(怒られて落ち込んでいる)
「しゅん……ゴメンねぇ麗衣ちゃん……物凄く辛い話だから、せめて妄想ぐらいはハッピーエンドにしたかったの……」
麗衣
「気持ちも分かるけれどよぉ……でも、その過去を乗り越えて今の勝子が居るんだからな。目を背けるのは良くねーぜ」
勝子
「うん。そのとおりだよね……。ありがとう麗衣ちゃん」
麗衣
「まぁ、『ヤンキー女子高生といじめられっ子の俺が心中。そして生まれ変わる?』本編には描かれていない、勝子の過去やあたしとの出会い。それに武との共通点とか意外なものが見えて来るかも知れねーぜ」
勝子
「私と麗衣ちゃんの過去について本編では触れない内容が出てくるから、スピンオフ読んでおくと、本編もますます面白くなるかも知れないよ?」
麗衣
「まぁ、見る人によってはかなり胸糞のストーリーかも知れねーし、スピンオフと言いつつ、本編とは作風が大分違うから、暗い話が駄目って人は読まねー方が良いかもな」
勝子
「そうだね。無理にとは言わないけれど、
麗衣
「ところで、
勝子
「(そうか! タイツに転生して麗衣ちゃんに履いてもらうのも良いかも!)」
麗衣
「ぶるっ! 今何か悪寒が……」
勝子
「なっ……何でもないよ。あはははっ。まぁ折角だし一緒に帰ろーね♪」
―勝子は麗衣の腕に幸せそうな表情で寄り添った。そんな勝子を姉の様な慈愛に満ちた表情で見つめながら勝子の頭を撫でた―
麗衣
「まったく……勝子は甘えん坊でしょうがねーなー……良いぜ。一緒に帰ろうか。……ところで何か忘れているような気がするけど、気のせいか?」
勝子
「さぁ? きっと気のせいだよ」
こうして事件など何事も無かったかのように、あたかも本当の姉妹のように仲睦まじい二人は幸せそうな笑顔を振りまきながら去った。
因みに失神しゴミ箱に無造作に打ち捨てられ、数匹のカラスに突かれていた主人公が発見されたのは翌朝の事であった。
*本編とは多分関係ありません
◇
武よ……最狂の変態に立ち向かいしその雄々しき勇士を読者の方々は決して忘れないだろう(マテ)
冗談はとにかく、万人にお勧めできる内容じゃないですが、本編を理解する為にも是非ともオーバーハンドライトの方もご覧いただくことをお勧めします。
ほぼ毎日本編とオーバーハンドライトのどちらかを更新していますので、宜しくお願い致します。
宜しければヤン女と心中ともども宜しくお願い致します。タイツの方は心底どうでも良いです(マテ)
「魔王の鉄槌~オーバーハンドライト 最強女子ボクサー・周佐勝子の軌跡」
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